8月21日綺麗な上り潮
早朝の海上を走りながら、潮の色が綺麗な青色に成っていた。

久し振りの、上り潮が入っている。

その一方で、天気予報で言っていた南よりの風が、気になっていた。

南よりの風が吹き始める前に、早めの勝負を掛けたい。

稲用さんと手嶋さんに、ポイントに入ると同時に竿出しを勧める。

魚探には、海底から延びているベイト柱が、出ている。

上り潮に、ベイト柱。

自然と高鳴る期待感に、胸が躍る。

船を流していく途中には、幅広いベイト反応も出てきた。

稲用さんに、本日最初のアタリが来た。

「どんな感じ」

「余り引きませんね」

上がってきたのは、良型の真鰺。

魚探に出ている反応は、真鰺の群れのようだ。

同型の真鰺が、ポツポツと当たってくる。

稲用さんに、アタリが出ている。

小型のウッカリカサゴがヒット。

満潮の潮止まりに、ベイト反応が一旦でなくなった。

ポイントを移動しながら、ベイト反応を探す。

やや深場に、ベイト反応が出て来た。

「潮止まりから、潮が変わるかも知れない」

そう思っていたが、上り潮が沖に払い出す潮のままで変わる様子はない。

手嶋さんに強いアタリが来た。

強い力で走り回る魚。

ハガツオの姿が、見えてきた。

1.4キロの良型のハガツオだ。

つい先日のブログで、ハガツオが不調と書いたばかりなので、この釣果が嬉しい。

しかし、好事魔多しとよく言ったもので、南東の風がやや強く吹き始めた。

近くにいる仲間に連絡すると「後一流しで、風が強く名前に帰る」と、言っている。

満潮から干潮に向かう潮に、良い感じのベイト反応が出始めているときなのに…。

「計ったように、南東の風が出てきましたね」

稲用さんも手嶋さんも、南東の風が気になっているようだ。

白波が立ち始める前に、ポイントを移動する。

「此処は浅いですけど、オオモンハタが狙えるポイントです」

仕掛けを軽くして、ハタ狙いに切り替える。

稲用さんは、シーラを狙ってキャスティング。

シーラの姿が見えているようで、アタリは有るけど針が外れる。

手嶋さんに、アタリが来た。

1キロ超の、良型のオオモンハタが、上がってきた。

この頃には、南東の風が一段と強くなっていた。

「今日は、ここで切り上げましょうか」

南東の風を避ける様に、帰港した。

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