ななしさん
夕方2時間ほど、キス釣りの釣行。釣具屋は大にぎわいで、場所は空いてるのかなと不安になりましたが、奇跡的に空いていて、思っていたポイントに入れました。気温は高く、日が傾く前は少々風がありました。
仕掛けを手早く作り、釣り開始。今回は藻のようなものが多いようで、さびいてくるとしょっちゅう引っ掛かってきます。これは大変だなあと思いつつも探ってくると、当たりがありました。合わせてみると、手応えはあるものの小さそう？上がってきたのは小さなアナハゼでした。更に当たりは続きます。
全誘導仕掛けで糸を送り込み、しっかり飲ますことを心掛けて、合わせ。ヒットしました。上がってきたのは小さなキス。その後も小型のキスが多く釣れてきます。今回は良型は居ないのかなあと思いつつ釣り続けます。
沖の方で、仕掛けを引いた途端ぎゅっとしぼりこむような当たりがあり、合わせると強烈な手応え。抜き上げが出来るレベルの魚ではないと確信し、フルロックしていたドラグを緩め、慎重に引き寄せることに。ガンガン首を振るのでチヌ系の魚と確信。チヌかキビレか、もしくはヘダイか…。掛かった魚を引きで推測しながら丁寧にやり取りをします。少し走られながらも浮いてきたのは大きな魚体。ゆっくりではあるものの寄せれたため、30センチくらいかと思っていたら、予想以上の大きさでした。最後まで手を抜くな、落ち着けと自分に言い聞かせ、何とかランディング。上がったのは40.5センチのキビレでした。自己記録を大幅に更新しました。「まじかよ…」上がった魚を見つめ、足を震わしながら、そう呟いていました。写真を撮った後、手早く締めて血抜きをし、氷水の入ったクーラーボックスへ。
その後、キスに混じってまたしても首を降る当たり。またかと思いましたが、次に上がってきたのは小型のヘダイでした。立て続けに計2匹。こいつもいるのですね。夕暮れ時、仕掛けをキャストし、着水した直後に力強い引き込みがありました。ドラグを緩め何とか対応しますが、糸を出され続け、切れてしまいました。
ヒット直後はボラかと思いましたが、ずっしりと重く、主導権を譲らせることが出来る気がしない引きは、恐らくはエイでしょう。時々水面直下をナルトビエイが泳いでいたので、恐らくそれでしょう。
夕方、日が沈んだ直後は少しキスのサイズアップが図ることができ、20センチ近い魚も釣れました。しかし薄暗くなった頃、ぱたりと当たりが止まったので、ここで釣り終了。
キビレ、ハリス1号でしたが、それほど糸を出されることなく、このサイズにしてはあっけなく上がってきたように感じます。このポイントでは過去に何度かチヌ系の当たりで、走られ糸を出され、対応できずに切られた経験が何度かありますが、それとは比べ物にならないほどあっけなかった。あれはチヌだったのか？キビレとチヌではここまでも引きが違うのか？過去逃した魚の引きを思い出すきっかけともなりました。
