開進丸
3月27日楽しめた一日
南風が吹いてくる予報を、気にしながら港を出た。
沖合に出てみると、北西の風がやや強く吹いている。
潟からのウネリが、少し立っている。
魚探に映るベイト反応は、良い感じで出ている。
小牧さんも三木さんも「良いベイト反応だ」と、笑顔になる。
一流し目から、アタリが来た。
小牧さんに来た真鰺は、35センチの大きさ。
「これは、良い鰺が来ました」と、笑顔になる。
北西の風を少しでも避けたいと、移動したポイントでも小牧さんにアタリが来た。
良型のレンコダイ。
本命は真鯛だが、レンコダイも美味しい魚だ。
小牧(姉)さんにもアタリが来た。
上がってきたのは、カイワリ。
今日の初釣果に、チョットだけホッとする。
次のアタリも、直ぐに来た。
良型のウッカリカサゴに「嬉しいです」と、素敵な笑顔だ。
鯖の写真は撮っていないが、丸々と太った鯖がダブルでヒットしてくる。
二人同時にダブル掛けして「走る。走る!」と、一時は大賑わい。
移動しても、鯖は付いてきた。
この時期の鯖は、脂が乗って美味しい。
私は、味醂干しが大好きだ。
鯖の連発で賑わっている間に、海はべた凪になってきた。
「風が止まると、次に吹き出したときは、止まりませんよね」
何時南風に変わるか、気にしながら竿を出していく。
小牧さんに、アタリが来た。
三木さんにもアタリが来た。
アヤメカサゴが、ヒットしてきた。
小牧(姉)さんにも、アヤメカサゴがヒットしてきた。
アヤメカサゴが、集まっていたようだ。
三木さんに、真鯛と思われる強いアタリが来た。
慎重になりすぎたのか、途中で針が外れてしまった。
「あーっ、口惜しい。やってしまった…」
この口惜しさは、充分に伝わってくる。
しかし、ここで南東の風が吹き始めた。
風の勢いは、段々と強くなってきた。
南東の風を気にしながら、竿を出す。
小牧さんにアタリが来た。
ホウボウが上がってきた。
「高級魚が来た」と、笑顔だ。
激しくなってきた南東の風を避けて、大島の風裏に入る。
「ロックフィッシュを、やってみませんか」
「やります」と、嬉しい返事を頂いた。
浅い岩場を軽い仕掛けで探っていく。
三木さんに、良い感じのアタリが来た。
良型のオオモンハタが上がってきた。
「おお!良いね」と、みんなから祝福の声が挙がる。
小牧(姉)さんにもアタリが来た。
今度は、良型のアカハタ。
「初めてアカハタを釣りました」と、素敵な笑顔。
ロックフィッシュは、ポツポツとアタリが来る。
三木さんに、2匹目の良型オオモンハタが来た。
小型だが、真ハタもヒットしてきた。
今日の釣りは、三人の誰かがアタリを捉えていた。
その中には、エソもいたが中には丸々として太ったエソもいた。
「いくら太っていても、エソはいらない」と、直ぐに海に帰す。
帰りの船中は、沢山の魚種が釣れて話で、盛り上がった。