開進丸
5月11日 下りの菜っぱ潮
漸く時化が収まったと思ったら、下りの菜っぱ潮。
下潮の水温が下がったのか、主立ったアタリも出てこない。
しかし、魚探にはもの凄いベイトが出ている。
ベイトの正体は、カタクチイワシ。
仕掛けがベイトの中に入ったと思ったら、高確率でエソがヒットしてくる。
そのエソが吐き出しているのが、カタクチイワシ。
5センチくらいの大きさだろうか。
この大きさのカタクチイワシには、真鯛や青物が付いていても良いと思うのだが、なかなかアタリが出ない。
やや高いウネリは寄せてくるが、波自体は無くて凪ぎな海だ。
沖合からは、潮目が次々と入ってくるが、色は菜っぱ色。
下りの潮目ばかりだ。
ジギングも鯛ラバも、海底から10メートル付近に狙いを定めて攻めてみた。
エソの猛攻は変わらないが、何か違うアタリが欲しい。
久し振りのポイント確認の意味も有るので、釣果を出したいが…。
最初にヒットしたのは、カイワリ。
カイワリがヒットするときは、余り良い潮とは言えない気がする。
このカイワリのヒットまでに、5カ所のポイントを見て回ったが、ヒットしてきたのはエソばかりだった。
続いてヒットしてきたのは、塩焼きサイズの真鯛。
ドラッグをゆるゆるにしておくと、この大きさの真鯛でもラインを引き出していく。
ドラッグ音を聞きながら、暫く遊んでいた。
姿を見るとホッとするが、もっと大きいのが欲しいなと言う気持ちになる。
次に、ドラッグ音を聞かせてくれたのは、良型のイトヨリ。
最初のアタリは、良型の真鯛を想像したが、途中で竿に出るアタリが変わった。
底叩きに近い攻め方をすると、本命ではなかったがアタリは出た。
明日も、この潮が残るとチョット厳しい状況かもしれない。