スローワインドはシャクる腕が楽で集中力が切れにくい! がまかつLUXXE(ラグゼ)ワインドマスターモニター投稿
がまかつLUXXE(ラグゼ)ワインドマスターラウンドDヘッド+スマートミノー かず様よりモニターレポート
まずはタックルの紹介から。
モニター商品として届いた10gのジグヘッド、90mmのワームのほかは次の通りです。
- ロッド:インフィートSF 83M(ダイワ)
- リール:17エクセラー2508H(ダイワ)
- ライン:PE0.8号
- リーダー:フロロ5号、ワイヤーリーダー
- アシストフック:ワインドトレーラーシングル最速(がまかつ)
- ケミカルライト:25mm(ダイソー)
ご存知の方も多いと思いますが、ダイソーは釣り道具もそれなりに揃っていて、ケミカルライトは25mmだと8個100円とかなりお買い得です(ダイソーからはモニター商品は受け取っていません・笑)。
ワームのセッティングは、ヘッドやケミカルライトを刺す穴に加え、フックをかける目安となるセンターラインにくぼみがあり、非常にスムースです(ワームカラーによってはケミカルライトの穴が透けて見えるのでフックをかける場所が更に分かりやすい)。
がまかつLUXXE(ラグゼ)ワインドマスターラウンドDヘッド+スマートミノー実釣①
商品が届いて最初の土曜日・9月1日。
まだタチウオには早いだろうとは思いながら、最初は慣れたポイントで試そうと西宮ケーソンへ。
ワインドを始めた時から1/2oz(14g)のヘッドばかり使っていた自分にとって、約3割軽量の10gのヘッドは飛距離が気になるところでしたが、取りあえずは第1投!飛距離も特徴に挙げているだけあり、感覚的にはいつもと同じぐらい飛んだようです。
全くアタらないのでひたすら投げていましたが、回転することが少なく飛行姿勢がよいのでラインがフックに絡まない。
フックにワイヤーリーダーが絡むのは腕が悪いからと諦めていましたが、このストレスからの開放は予想以上のものでした。
が・・・アタリすらない状況は予想以上のストレスでした(苦笑)。
日が暮れた後はタナの調査も兼ねて浮きを流していましたが、ワインドと浮きのどちらにもアタリは無く放置プレイの浮きジグサビキに掛かった小アジ8匹を持って帰りました(どれだけショボくてもお土産は重要!)。
がまかつLUXXE(ラグゼ)ワインドマスターラウンドDヘッド+スマートミノー実釣②
翌週の土曜日・8日。
台風の通り道となった各ポイントがあちこちで壊れたなどの情報に加え雨が断続的に降るとの予報。
西宮ケーソンも小型船が座礁して先端方面には行けないとの情報もあったので、1日にかなり釣れていたと言う神戸空港へ向かいました。
ここは転落防止の手すりがあり、足元近くは捨石で浅くしているので苦手意識があるのと、アクセスと足場のよさからファミリーが多いイメージがありタチウオ釣りには行ったことがなかったのですが、台風直後なのと雨の予報で人は少ないと踏み初釣行してみました。
予想通り人は少なく、断続的に雨が降る中2回目のチャレンジスタート。
ここで分かったのは、流れが速いと着水後のカウント中に結構流れてしまうことでした。
初めての場所なので普段との比較はできないのですが、浮きを投げるときのように流れの上手に向けて投げても戻ってくる時には下手のほうになっていました。
フォールの時間を長く取るスローワインドでは気にすべきポイントかもしれません(もちろんヘッドの重さも関係すると思います)。
16時ごろからスタートしたのですが、周囲もアタる様子がほとんどなく、日が暮れるまでに確認できたタチウオは隣の人の小型の1匹だけでした。
そして日が落ちた18時半ごろケミカルライトを装着し、今度こそと思い投げた1投目の10カウントの後に軽く1回シャクった2シャクり目にドン!
気持ちのいいアタリがあり、引きを楽しみながら慎重に抜き上げると指4本クラスの良型でした。
スマホやプライヤーなど雨よけに片付けていたこともあってバタバタしていると、いつの間にかフックからタチウオは外れ、ワームも行方不明になり(おそらく抜き上げる時には外れていた)、次に投げるまでに20~30分は過ぎていました。
その間に時合いが終わってしまったのか、その後はアタリも無く24時前に納竿としました。
なお、釣れたのはシルバーのヘッドと夜光ミックスラメ(+ケミカルライト)の組み合わせで、心配した足元の浅場にはジグヘッドを3個取られました。
がまかつLUXXE(ラグゼ)ワインドマスターラウンドDヘッド+スマートミノー実釣③
そして締め切り前の最後の土曜日・15日。
先週の1匹ではモニターレポートには寂しい釣果だと思い(マジメか!)、追加のタチウオを求めて再び神戸空港へ。
天気が少し回復したことと三連休の初日とあって、前週よりやや人は多めでしたが17時ごろからスタート。
スローワインドだと腕も疲れにくいなと思いながら、ひたすらシャクっていましたが、人が多いので隣の人がやや近いせいか潮に流される点はさらに気になりました。
この日は足元近くの小魚が時々逃げ惑う“気配がある”日でしたが、中々アタリにはつながりませんでした。
暗くなった18時ごろケミカルライト装着しても状況はあまり変わらず。
周囲では時々タチウオが上がるのが見え、焦りが生じ始めた18時半過ぎにようやくアタリが!
足元が近づきゆるゆると巻いている時に食いつきました(ワーム形状がいいのか、運がいいのか。おそらく両方でしょう)。
引きはあまり強くなかったものの、待望の1匹目は指2本半のタチウオでした。
後から思い返すと先週と大体同じ時刻に釣れて、今回はしっかりフックに掛かった写真が取れました(笑。
そこからあまり間をおかない45分頃に2匹目をヒット。こちらも指2本半でした。
その後は釣れない時間が開いたりもしましたが、夜が明け始めるまでに全て指2本半の合計6匹が釣れました。
なお、この日釣れたのは全てキビナゴレッド。
つれなくなるとワームをローテーションしていましたが、キビナゴレッド以外には上方からかじられた夜光ミックスラメの1回だけでした。
特に夜間はワームの色なんか大して関係ないだろ、ローテーションなんてメーカーを喜ばせるだけだろ?とこれまで甘く見ていたのですが、こうやって現実を突きつけられると考えを改めるしかなさそうです。
そしてこの日にロストしたジグは、慣れてきたのか長く釣った割りに少ない2個で済みました。
はい、モニター用にいただいた分では足りず自腹を切りました(汗。
カンパリスタッフの皆さん、ポイントか何かで還元してください(笑。
がまかつLUXXE(ラグゼ)ワインドマスターラウンドDヘッド+スマートミノーの良い点悪い点
今回がまかつのスローワインドを試して感じた良い点は、何と言ってもシャクる腕が楽なことです。
シャクる間隔が広く、軽量のヘッドを使っているからでしょう。
そのためか、集中力が切れにくく時間が経つのが早かったように思います。
また、フォールさせる時間を意図的に取るので、食いつきを待っている感覚があり、シャクるだけのワインドと比べてタチウオと頭脳戦をしているようにも感じます。
一方、悪い点は流されやすいことです。
普段タチウオ釣りに釣行する西宮ケーソンは秋の最盛期にはぎっしりと人が並びますので、正面に投げて正面に帰ってこないとお祭りになってしまいます(ケーソンは神戸空港ほど流れないですが)。
そして大切なのはアシストフックです。
今回合計7匹釣れましたが、ほとんどがアシストフックに掛かっています。
以上の良い点、悪い点、その他を加味すると、釣りなれない人や非力な方にも始めやすい、またベテランにとっても工夫のしがいがある釣りだと思いました。
ただ、特にワームの取扱店がまだ少ないように感じた(今回の3回の釣行で3ヶ所の釣具店に寄ってますが、ワームは見つけられませんでした)ので、簡単に入手できるようになれば従来型のワインドと併用したいと思いました。
以上長文となりましたが、ご参考になれば幸いです。
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