ジギング オフショアフィッシングの代表格 ジギングをイチから始める方へ | カンパリプラス | ページ 4

掲載日: 2017/04/28

ジギング オフショアフィッシングの代表格 ジギングをイチから始める方へ

ターゲット別ジギング攻略法

青物のハイピッチジギング

ジギングといえば昔からコレが大本命でした。ブリ、ヒラマサ、カンパチ。俗に言う青物狙い

遊泳力の高いこれらの魚を狙う方法としてハイスピードで動くジグで釣るジギングがあります。
この釣りを始めるにあたってまず道具を揃えるのならスピニングタックルが理想でしょう。
理由は巻き取りの速さとドラグの性能。
ジグを早いスピードで動かすのですからリールはハンドル一回転で巻取りが多いほうが楽に釣りができます
またヒット後は強烈な引きに耐えるためには、ドラグを調整して糸を出しながら釣りをしないとキャッチできません。
慣れてくればベイトタックルでも上手に取り込めるようになりますが、初めは小細工無用のパワーファイトをしましょう!

糸の号数、ジグのウエイトに関してはポイントや狙う魚のサイズにもよるので一概には言えませんが、一般的には100g前後というところでしょう。
強めのタックルで豪快なファイトを楽しみましょう。

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お手軽!近海ライトジギング

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青物の豪快なファイトは魅力ですが、時期や場所を選ぶのも事実です。
そこで近年ブームになっているのが近場の水深の浅いエリアで軽いジグを使い狙うライトジギングです。
道具立てもPE1号前後にバスロッドの延長の程度のロッドで十分楽しめます。
ターゲットは小さめの青物はもちろん、タチウオやマダイ、根魚そしてシーバスなど様々です。

こちらの釣りのタックルは初めてはベイトがオススメです。
理由は狙う魚の多くにフォールで反応する魚が多いということです。スピニングのような巻取り、落下のスピードはありませんが、タナのコントロール、フォールでの感度はベイトリールが勝ります。高速で泳ぐジグにアタックする青物に対し、タチウオやシーバスなどは上から落下してくるジグに対して非常によく反応します。そのときのアタリをより捉えやすくするためにベイトタックルという選択肢がいいでしょう。

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新スタンダード スロージギング

今までジギングというのはジャカジャカ動かして釣るモノとされていましたが、実はフォールだけで釣れるということが近年わかり、その釣り方で遥かにターゲットが増えました。
俗に言うスロージギングというスタイルです。
通常のジギングと異なる点は巻上げではなくフォールで食わせるということ。
ということでタックルはベイト一択です。ラインは通常のジギングと比べ、かなり細いものになります。
具体的には1号~1.5号程度でしょう。

そして通常のジギングと全く異なるのはロッド。ジグを早く大きく飛ばす通常のジギングロッドと違い、フワフワと操作するスロージギングのロッドは細身でスローテーパーのものになります。
ライトジギングに関しては正直しっかりとしたバスロッドでも代用できますが、スローに関しては専用ロッドでの操作性は他のそれでは補えないものがあります。

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本来、スロージギングは根魚や底物を狙うものでしたが、近年青物も非常によく反応することがわかっています。
さらには、アカムツに代表される中深海ジギングも近年非常に人気です。
100mを超えるような、ときには300m近い水深の魚をジギングで狙えるようになったのも、このスロージギングという釣り方が発明された恩恵といえるでしょう。

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このように、ジギングという釣りは全てにおいて竿、リールそしてメタルジグという同じ道具を使っているにも関わらず、狙う魚や釣り方、様々な楽しみ方があり非常に奥が深くのめり込める釣りです。
釣れる魚はいずれも美味しく、やればやるほど魅力的です!

さぁ!皆様も是非、挑戦してみてはいかがでしょうか。

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