![始めよう、メバルプラッキング!③ メバルプラッキングの釣れる3大要素 始めよう、メバルプラッキング!③ メバルプラッキングの釣れる3大要素](https://fishing.ne.jp/wp-content/uploads/2017/04/01_DSC_0174-1.jpg)
釣れる3大要素とは? 始めよう、メバルプラッキング!
前回2回に分けてメバルプラッキングのおすすめタックルをご紹介しました。
今回はその続き。「始めよう、メバルプラッキング! メバルプラッキングの釣れる3大要素」を解説します!
その1:マッチ・ザ・ベイト
魚を釣るために良く言われるが「今、何を食べているのか?」
いわゆる「 マッチ・ザ・ベイト」なのですが、メバルは 春から主に接岸する小さなベイトフィッシュを捕食することが多いので小魚に良く似た形状・泳ぎをするプラグ(ミノーやシャッド、シンキングペンシル)で釣るには最適!
関西ではシーバスゲームで有名なバチ抜け(ゴカイの産卵)時にはメバルも水面を泳ぐバチ(ゴカイ)に激しく反応します。
バチ抜け時には10cm前後のシーバス用のバチ抜けルアーで爆釣することもよくあります。
また、アミエビやコイカを捕食している場合には 「水中を漂わせて使うプラグ」が圧倒的に強く、「釣り場で今、メバルが狙っているエサ」に近い動きや形のプラグを選ぶことが重要なのです。
その2: 捕食レンジ
メバルをルアーで釣る上で必ず考えなければいけないのが、捕食レンジと呼ばれる「メバルがエサを食べている水深」。
これはワームでメバルを釣る時と考え方は同じです。
メバルプラッキングの一番の醍醐味はジグヘッドでは狙えない捕食レンジでメバルが捕食している時(水面直下~完全表層)そして、後述する「3大要素その3:潮流」にも深く関わってくるのですが、「水中を漂っている物にしか反応しない時」です。
ジグヘッドでリトリーブの釣り(巻きの釣り)をしても反応しない。
フォールの釣り(縦の動きの釣り)ダートの釣り(横の動きの釣り)でも釣れない・・・。
そんな時はジグヘッドワームでは釣れないのに、
プラグで「超ゆっくりリールを巻いている (ドリフトの釣り )と入れ食い」
また、スローフローティングのプラグで「リールを3回転ぐらい巻いて10秒ぐらい止めていたらコンッ!」
と言うこともよくあります。
面白いことにスローフローティングのプラグでゆっくり浮く動きに反応する日もあれば、スローシンキングのプラグでゆっくり沈ませなければ反応しない日もあります。
同じプラグだけ投げ続けても釣れないことが多いのですが、プラグの泳ぐレンジが変わると突然連発することが良くあります。
そのため手持ちのプラグの特性を良く理解し、臨機応変に、その日の状況に合うプラグを使う必要があります。
その3:潮流
ソルトウォーターゲームフィッシングで一番大切な要素、「潮の流れ」。
有名なディズニーアニメ「ファインディング・ニモ」をご覧になられた方はちょっと思い出してみて下さい。
映画の中で、まるで高速道路のように海の中に道ができており、そこを沢山の魚達が利用しているシーンがありましたよね?
メバルはその高速道路の出口でエサが来るのを待っているのです。
「その2: 捕食レンジ 」で少し触れた「水中を漂っている物にしか反応しない時」は、潮の流れに乗せてメバルの待っている場所までプラグを漂わせてやると面白いように釣れます。
これは「メバルは潮の流れの変化がある場所でしか釣れない」と断言してもいいぐらい重要な要素です。
メバルに限らず ソルトウォーターゲームフィッシングでは、まず、この「潮流」をみつけることがとても大切。
プラッキングはこの潮流をみつける作業が非常に効率がいいのです。
流れを全く感じない日は潔く諦めてください。間違いなく釣れません(笑)
以上、大きく3つの釣れる要素を説明しましたが、メバルが隠れやすい光の明暗部、海藻やテトラ、岩礁等の障害物等がある場所が大・大・大前提!
カンパリの釣果情報とグーグルマップの航空写真を駆使してメバルの釣れるポイントは調査してくださいね♪
釣れるポイント探しは釣りの楽しみの中でも最もコアとなる部分、人に教えてもらった場所で釣っても楽しみは半減ですよね。