アオリイカに燃えすぎ注意!?平常心でデカイカに臨もう【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第5弾】 | カンパリプラス

掲載日: 2017/03/01

アオリイカに燃えすぎ注意!?平常心でデカイカに臨もう【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第5弾】

アオリイカに燃えすぎ注意!?平常心でデカイカに臨もう【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第5弾】
アオリイカに燃えすぎ注意!?平常心でデカイカに臨もう【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第5弾】

アオリイカのウキ釣り第5弾は和歌山県紀伊半島南部の地磯へ

浮きアオリイカ釣りのツノダです。今回は、第5回目の釣行記。同行者は、釣り仲間のエノキ君と、前回の第4回目のリベンジに燃える布さん。

アオリイカの浮き釣りは初めてでも釣れる!【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第4弾】

当日の狙い目は、干潮と夕マズメが重なる17時前後と満潮潮止まり前の21時前後であるため、16時には竿を出し、万全の状態で17時を迎えたい。

潮見表
潮見表①

そのため、いつもより早めに自宅を出発し、和歌山県紀伊半島南部に向けて車を走らせる。13時すぎに周参見に到着。周参見から串本大島まで続く地磯は、どこからでもアオリイカが狙えそうな絶好のロケーションが続くため、いつも、どこで竿を出そうか悩まされる。

目当ての釣り場に着くと、まず、海の色、潮の流れ、風の向き、波の高さ等を観察し、当日、釣りやすいかどうかを判断する。ウキ釣りは、浮きが風で流されるため、追い風か、横風微風が望ましく、また、潮の流れが速すぎるとアジを狙いの釣りポイントで留めておくことが難しいため、釣りやすい条件かをじっくり観察。さらに、いままで釣ったときに、いつも感じる、釣れる雰囲気(これが一番大事!)がその釣り場から発しているか、神経を研ぎ積ませて観察。今回は、3か所移動し到着した和歌山県周参見町の地磯を釣り場に選定、ここは、波風ほどほどで海色良く、釣り場から釣れる雰囲気がかなり出ている。釣り道具を車から釣り場まで搬送、釣り場に道具を運び終えたところで、エノキ君を釣り場に残し、餌のアジを買いに走る。アジ屋に着いたとき、エノキ君から電話「波が出てきて、やばそうですが?」嘘やろ?さっきまで波そんなになかったやん!大丈夫やろ?エノキ君から「いや・・・」っと、心配そうな回答。アジを釣り場まで搬送したところ、・・・

ほんまや!あかん波やん!うそやろ・・・・この短時間で大きなウネリが入ってくるとは?これまであまり経験のないウネリの発生パターンである。エノキ君の電話から、アジを運ぶのを一旦止めて、釣り場を見に行けばと後悔。釣り場まで運んだ重たいアジバケツと釣り道具を再び車へと搬送。体力消耗・・・

余裕を持っていたはずの時間が、あっというまに16時を迎える。

アオリイカの浮き釣りが難しい程のウネリと波・・・周参見から風裏波裏となる串本のポイントへ移動

アオリイカ浮き釣りが可能なポイントを求めて紀伊半島をさらに南下する。周参見で波が出てきたということは、低気圧が予想以上に早く近づき、南西からウネリを伴う波が出てきたということか!?そこで、南西が波裏となるポイントを探す。和歌山県串本町の南西を背にしたポイントに到着。風裏波裏となり、釣りやすい釣り場を見つけることができた。急いで釣り場へ道具を搬送し、竿のセッティングをする。

17時ようやく1投目を投入することができた。夕マズメと干潮潮止まり前の潮の動きが重なるゴールデンタイムだ。釣れる雰囲気がバンバン出ている。ウキが着水後、左へ左へと流れていたのが、急に右へ傾き動きを変える。前当たりか?明らかにアジの動きが変わった。次の瞬間、ウキが右斜めに傾いたまま海中に消し込む。すぐに糸ふけをとる。すると、アオリイカ独特のズシリとした重みを感じる。重みを感じたと同時に力いっぱい大きく合わせる。乗った~。「ウキが沈むことで当たりを示し、当たりが分かったうえで合わせを入れる。」ウキ釣りの醍醐味で、最も興奮する瞬間である。竿がひん曲がり、イカが乗ったことがわかる。心地よいジェット噴射で姿を見せてくれたのは、1300グラムの良型のアオリイカであった。

1300グラムの良型のアオリイカ
1300グラムの良型のアオリイカ

やはりゴールデンタイムで乗ってきた!ただ、その当たり1回のみで、しばらく潮の動きが止まったこともあり当たりが遠のく。20時、隣で竿を出していたエノキ君が乗りました。とアタフタしている。エノキ君も1000グラムの良型を手にする。

エノキ君
エノキ君
1000グラムの良型
1000グラムの良型

今回、リベンジに燃える布さんは、当たりを待ち望む。釣りたい思いがイカに伝わりすぎたのか、布さんが投入したアジにはイカは反応を示さない。布さんの気配を警戒しているのか!?

1杯釣って余裕を持った私に不思議と次の当たりがあり、1400グラムの良型を追加、今回は納竿となった。

布さんには残念な結果となった。 

1400グラムの良型アオリイカ
1400グラムの良型アオリイカ
当日のタックル図
当日のタックル図

アオリイカが真冬でも最も釣りやすく大型が出やすい潮回りとは?

アオリイカのキロアップをキャッチできたが同行の布さんには残念な結果となった前回の釣行。
そして、翌々週、前回リベンジに燃えすぎ反省した平常心の布さんと、家族からの釣って来てほしい要望で釣る気満々の岡さんと、再び、和歌山県串本町の地磯へ向かった。

和歌山県串本町の地磯
和歌山県串本町の地磯

当日は、真冬に最も釣りやすい潮(大型も出やすい)である、若潮で、17時前後の潮の下がりと夕マズメが重なるときが1番目の狙い目で、19時30分から21時までの干潮潮止まりへ潮が下がるタイミングが2番目の狙い目となる。

しおみひょう2
潮見表②

17時、布さんの1投目、キャストし着水したウキが浮いてこないという。糸ふけをとると、根かかりのようで、重たいものが若干浮いてくる感覚があると布さんが言う。それイカやわ!力いっぱい合わして!布さんが合わせます!っと言いながら、力いっぱい合わせる。乗りました~、デカい!どうしたらいいですか?竿の角度は?これで大丈夫ですか?と腰が引けた状態で不安げに言葉を連発。竿は立てる、余裕があれば竿はまっすぐ90度立てるより、右斜め後方の60度ぐらい立てる。一定のスピードでリールを巻き、イカのジェット噴射時は巻かず耐える。イカを浮かせたら、イカが水面をユラユラ浮いた状態で足元まで寄せきる。等々、説明しながら、布さんの興奮の表情を見て楽しむ。

1投目でウキを沈めた布さん
1投目でウキを沈めた布さん
1500グラムの良型アオリイカ
1500グラムの良型アオリイカ

デカい、やりました、手と足が震えています。やばいです!っと興奮しまくりの布さん。 1500グラムの良型であり、興奮する気持ちもわかる。布さんとガッチリ握手し喜びあう。

1500グラム良型アオリイカ
「デカい、やりました!」
初めての方向けのタックル図
初めての方向けのタックル図

アオリイカに居食いされ頭のみ残るアジ・・・デカイカの捕食スピードは想像を絶する

アオリイカ1500gをキャッチした布さんの写真を撮影していると、自分のウキが海面から消えているのが分かる。急いで竿を手にして糸ふけをとると、イカ独特のズシリとした重みを感じたため、力いっぱい大きく合わせる。1100グラムのアオリイカの心地よいジェット噴射を楽しみながら釣り上げる。

1100グラムのアオリイカ
1100グラムのアオリイカ

17時すぎの潮の動きで連続ヒットしたようだ。その後、1時間潮が動かず当たりが遠のいたが、18時30分、これまで、ほぼ動かなかったウキが右へ右へと流れ出した。潮の動き出しは、イカが乗る確率が高いため、集中してウキを眺める。次の瞬間、ウキがスパッと海中に消し込む。一瞬で糸ふけがなくなり、竿受けに置いていた竿の竿先が海面に曲がり、竿が上下に大きく跳ねる。急いで竿を手にする。竿を持った手には、すでにイカの重みとイカの動きが伝わっている。大きく合わせる。乗った~。パワフルなイカのジェット噴射から耐え、慎重に足元まで寄せる。1900グラムの良型のアオリイカ。

1900グラムの良型のアオリイカ
1900グラムの良型のアオリイカ

19時、まだ当たりのない岡さんが気になり、岡さんのウキを確認すると、岡さんのウキが海中1メートルほど沈み海面をボワーンっと照らしているのを発見。デカイカ特有の居食いだ。岡さんはスマフォを見ていて当たりに気付いていない。岡さんに当たってるで!!っと大声で知らせる。「エノキからの励ましラインを見ている場合ちゃうかった。」と言いながら、岡さんは竿を手にして大きく合わせる。乗りました!でかい!巻けない!デカすぎるっと叫ぶ。岡さんの竿は、極端に曲がり、そのデカさを証明する。ジェット噴射のストロークが長く、リールが逆回転。あ・・・・外れた~ うなだれる岡さん。回収した仕掛けに残るアジは、頭しかない。

回収した仕掛けに残るアジ
回収した仕掛けに残るアジ
デカイカに居食いされ頭しかない状態
デカイカに居食いされ頭しかない状態

デカイカらしく、アジの頭元の神経を絞め、胴体を、大きな口でむさぼり食い、そして、胴体を食いちぎったことが分かる。岡さんの合わせで、イカ針がイカにヒットせず、イカはアジを捕食した状態でやり取りが継続し、アジの胴体を食いちぎったことで、仕掛けから離れたのであろう。デカイカは、その場で捕食する居食いの当たりが多いことで、相当な力で合わせを入れないと針掛かりしないことが多い。合わせで針掛かりしなくても、やり取り中に針掛かりすることもあるが、やり取り開始が遅れたことで、すでにデカイカがアジを胴体と頭を切断寸前であったことで短時間しかやり取りできなかったことも悔やまれる。デカイカの捕食スピードは想像を絶する。

アオリイカの大型がついにHIT!! 2600gを筆頭にキロアップの良型が続く

アオリイカにアジの胴体を居食いされ岡さんがバラした瞬間、自分のウキがジワーっと海面1メートル沈み、居食いの当たりを示す。デカイカの群れが入ってきたな~。糸ふけをとると、根かかりを思わすドシリとした重み。デカいな~っと思いながら、渾身の力で合わせを入れる。よし!乗った~竿がひん曲がり、デカイカを確信する。ジェット噴射のストロークの長さでスプールが逆回転。竿を保持した左手がジェット噴射のパワーに悲鳴を上げる。数度のジェット噴射を耐え、慎重に足元に寄せる。胴長41センチ 2600グラムの丸々と太ったナイスサイズのアオリイカ。

丸々と太ったナイスサイズのアオリイカ
丸々と太ったナイスサイズのアオリイカ
胴長41センチ 2600グラム
胴長41センチ 2600グラム

私がアオリイカとやり取りをしている隣で、布さんも、やり取りをしていた。お~ダブルヒットやな~っと布さんに声をかける。先ほど、釣った余裕から布さんのやり取りはスムーズだ。1300グラムを追加。

布さんとダブルヒットの写真撮影
布さんとダブルヒットの写真撮影
1300グラムのアオリイカを追加
1300グラムのアオリイカを追加

岡さんが最も沖で竿を出していたことで、岡さんから当たり、次に岡さんの隣の私が当たり、続いて、私の隣の最も湾奥の布さんに当たりを示した。最も大きな個体から捕食する傾向にあるため、私の2600グラムより、岡さんの個体はデカかっただろう。改めて岡さんの当たりが獲れなかったことが、非常にもったいない。

20時、干潮に向けて再び潮が動く
20時、干潮に向けて再び潮が動く

しばらく、潮が止まり、当たりが遠のく。20時、干潮に向けて再び潮が動き出した。潮が動きだして1000グラムを追加する。

1000グラムを追加
1000グラムを追加

続いて、布さんの浮きが手前に沈み、布さんの足元の地磯目指して走り出す。デカイカによくある捕食パターンの、手前食いである。これをヒットさせることは高度なテクニックを要する。イカが手前に走ることで糸ふけが出るため、それを回収しながら合わせる難しさ、イカが手前に走ることで、イカとイカ針が反対の向きに動くため、合わせてもヒットに至らない。布さんは、糸ふけをとり、合わせて、デカイカの重みで竿が曲がり、やり取りをしているが、水面近くまでイカが浮いたときイカがアジを離したことで、やり取りの終わりを告げられる。布さんから、「あの当たりをどうやってヒットに持ち込むのか?」と聞かれる。糸ふけを完全にとり、大きく合わせ、やり取りが始まっても、まだイカがイカ針にヒットしていないことが多いため、さらに、2度、3度の大きな合わせを入れて、ヒットに持ち込む。と答える。続いて、布さんが当たりのあった位置に仕掛けを投入する。そこで、連続3度の当たりを布さんは先ほど釣れなかった精神的な影響か?ヒットに持ち込めない。3杯目が遠い布さん。

21時、干潮潮止まりが過ぎ、地合いも終わりを告げる。また、釣っていない岡さんのために、岡さんが釣るまで帰らないことにする。21時30分、岡さんのウキが海中に消える。この当たりはなんとしても取ってほしい。岡さんは合わせを入れる。乗りました・・・・・巻けません。おかしい・・・・岡さんは完全にパニくっている。岡さんの竿先を見るとラインが竿先に絡んだ状態で合わせを入れたために、竿先が折れ、糸が絡まりリールが巻けない状態。そこで、ライン絡みを取り除き、竿先が折れた状態で、再び、岡さんのやり取り開始。なんとか、根性で1100グラムのアオリイカを釣り上げる。

根性でゲット! 1100グラムのアオリイカ
根性でゲット! 1100グラムのアオリイカ

岡さんが根性で釣ってくれたおかげで、最高のフィナーレとなった。これで納竿、自分のウキを探すと、なんと海中に消えている。慌てて糸ふけをとると、デカイカ独特の重みを感じる。力いっぱい合わせる。竿が曲がり、デカイカ独特のストロークの長いジェット噴射が繰り返される。慎重に足元まで寄せきる。1800グラムの良型であった。

1800グラムの良型
1800グラムの良型
当日のタックル図
当日のタックル図

良型ばかりの、私6杯、布さん2杯、岡さん1杯の最高の釣行となった。

良型アオリイカばかり、最高の釣行!
良型アオリイカばかり、最高の釣行!

リベンジすることを忘れ、平常心で挑んだ布さんは6回当たり2杯を釣ることができた。一方、釣る気満々の岡さんは当たり2回と少なく、3キロクラスが取り切れなかった悔しさが残る。次回、岡さんは燃える気持ちを抑え、平常心でイカに挑むことであろう。

 

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