今年のシーバスはやはり変。しかし、とんでもないものが・・【ずん氏連載 vol.12】 | カンパリプラス

掲載日: 2019/07/30

今年のシーバスはやはり変。しかし、とんでもないものが・・【ずん氏連載 vol.12】

今年の佐保湾はシーバスだけでなく、マダイも!

6月。今年は史上最も遅い梅雨入りとなった
九州地方。雨は降らずとも、佐世保湾のシーバスは例年通り好調だった。
 

今年のシーバスはやはり変。しかし、とんでもないものが・・【ずん氏連載 vol.12】

佐世保湾の早巻きパターンに関しては前回の記事で書いたので、次は何を書くか思いつかないまま6月は中旬を過ぎようとしていた。

しかし今年はやはり変。例年では起こり得ないことが起きてしまった。

シーバス不在。代わりにいたのはなんとマダイ!

近日中に友人のパパさんとの釣行の約束があり、どうせなら佐世保湾のシーバス連発を味わってもらいたい一心で、直前に下見の釣行に出かけた。

しかし様子がおかしい。ベイトは豊富で、盛んに表層まで突き上げられているのに、ボイルは起こらずアタリがない。焦りを感じながらも日暮れ前にやっとあることに気づいた。

「早巻きしかやってない!!」

マヌケな話だが、毎年この時期のシーバスは早巻きばかりで釣れていたので、思考が止まり他の手段を何も試していなかった。なんたる失態…

フォール中に乗らないバイトが何度かあったことを思い出し、すぐさま狙うレンジを下げ、リフトアンドフォールを試してみた。

50cmクラスのマダイをキャッチ!

すると「ごんっっ!!」という、明らかにシーバスとは違うバイト!まさか..とは思ったが浮いてきたのは私の大好物の赤いやつだった。
 

今年のシーバスはやはり変。しかし、とんでもないものが・・【ずん氏連載 vol.12】

例年の佐世保湾では、この時期鯛めしサイズぐらいまでならショアスローで良く釣れるが、50cmクラスは初めてだ。そもそもこの時期のマダイのメインベイトは甲殻類や貝、ウニ等が多く、カタクチ等小魚を盛んに追うシーズンではない。

例年よりカタクチの量がはるかに多いことに起因してなのだろうが、まさかこの時期に良型のマダイに出会えるとは夢にも思っていなかった。

その後も一回り小さいのをキャッチ、そして2バラシ。偶然ではないことを確認し、日暮れを迎えたのでこの日は納竿した。

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いよいよ本番。出だしは不調、大変な見落としに気付く…。

天候に恵まれるも、反応は薄い・・・

天候に恵まれたものの、この日は大潮。日中は潮位が高い時間が多くを占め、メインのポイントには夕方近くにならないと入れない状況。それまでは下見の際にそこそこ反応があった2番手3番手のポイントにて時間潰し。

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しかし反応が薄い。ショートバイトはあるが全く乗らないし、反応は単発ばかりで全く続かない…。

重大な見落とし発覚・・・!!!

結局3カ所まわってノーヒット。期待してくれていたパパさんには申し訳ない…。自分なりに原因を考えてみたが、あることに気づいた。

ベイトはいるが、カタクチじゃない。いるのはキビナゴとトウゴロ。栄養価や食べやすさ?の点ではやはりカタクチに劣る。

下見で好調だったポイントは全て五島灘側から入ってくる潮流が絡むポイントだった。対してノーヒットに終わった3箇所のポイントは、針尾瀬戸(大村湾側)の地形が生み出す潮流が当たるポイント。こちらの潮流にはあまりカタクチが入っていないようだ。散々下見した割には大事なことを見落としていた。

今年のシーバスはやはり変。しかし、とんでもないものが・・【ずん氏連載 vol.12】

いざ本命ポイントへ。パパさんにとんでもないモノが!!

潮位も下がり、本命ポイントへ。水面の様子をうかがうと、数分おきにベイトが浮いてざわついている。おそらくカタクチだ。

問題は予想していた通り潮が通るか?広範囲をバイブレーションで探る。強い潮流を見つけた。これは期待できる。

釣ってもらいたい一心で半ばパパさんを置き去りにしつつ、潮が当たる場所、ヨレる場所、潮目と、次から次へとテンポよくバイブレーションを通す。もうマダイを狙うのを忘れ、セイゴでもいいから喰ってくれ!と必死だった。

そして待望のバイト!急いであげようと焦り過ぎて足元バラシ…。なんともみっともない。しかしやっと好ポイントを見つけた。

急いでパパさんを呼ぶ。とりあえず何でもいいので投げてもらおうと、そのまま付いているルアーを投入してもらった。(デュエル ヘビーショット105)

数秒沈めてからの早巻き。数投目でドラマが・・・!

パパさんに待望のヒット!!しかし様子がおかしい。大型青物に対応できるほどのショアジグロッドが根元から曲がっている…。ヤバいヤツがかかってしまった!

引きを見るからにおそらくマダイ。しかしそんな大型がかかるなんて想定していない。10m先は根が張り出したブレイク、これは獲れるのか?不安になりながらもなにも出来ないのでとりあえず精一杯の応援をした(笑)。

しかしそこはパパさん、ブランクはあるものの釣り歴はかなり長い。私の倍近い年齢でありながら、かなりのパワーファイトで魚をいなし、すんなり根をかわす。

現れたのは佐世保湾では掛けたこともない、超大型のマダイ。わずか2分程度でここまで寄せてきたことが驚きだ。足元まで来たところをすかさずランディング、無事確保した。

サイズは76cm。重さは8kgを超えるだろう。ブランクを感じさせない魚とのやりとりに感服した。

今年のシーバスはやはり変。しかし、とんでもないものが・・【ずん氏連載 vol.12】

しかしここで安心はできない。私はまだ何も釣っていないのだ。潮流が変わる前に急いで竿を振る。すぐにヒットするものの、かかるのは50cm程度のセイゴばかり。それもバラシの連発。なんとか1匹だけキャッチしたが、パパさんにとても恥ずかしいところを見せてしまった…。

このままでは終われない!

大型マダイを求め、調査は続く

佐世保湾、またその周辺には、想像していた以上の大物が潜んでいることがわかった以上、これは狙わずにはいられない。梅雨が明けてしまえばまたパターンも変わってしまうだろう。その前にもう一度、超大型マダイと出会うべく、佐世保湾エリアの調査を続けようと思う。

オマケ 〜ベイトリールの水洗い、新発見?〜

相変わらず飽きもせず、ベイトタックルを振り続けているが、やはり気を付けているのは使用後の水洗いと、定期的なメンテ。

私の場合はスプール周りのベアリングは毎回注油、5回ほどの釣行後にはグリスアップするようにはしているが、このグリスアップが正直めんどくさい。それに外からシャワーをかけただけでは、どうしても内部に塩分が残ってしまう。

なにかサボれるいい方法はないか?と最近思いついたのが、「水抜き穴から真水をぶち込む」イかれた洗浄方法。

実験台になっているのは前回紹介した海外リール、シーナイトのスナイパー。ボディの下部に水抜き穴が空いているが、そこから水道水を直接ぶち込む。そしてハンドルは回さず静かに水を穴から落とす。その後にスプール周りのベアリングに注油。

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この洗い方で10回ほど釣行したが、巻きの滑らかさはかなり維持できている。安価な海外リールでこれだけ性能が維持できているわけだから意外といい手段かもしれない。責任はとれないが。

しかし難点もあり、ワンウェイクラッチ部に水が大量に入るとハンドルが逆転してしまう。水の入れ過ぎに気を付け、洗浄後の保管は水抜き穴が下になるように徹底する必要がある。

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更にこの水抜き穴だが、釣行後だけでなく車での移動時にも、穴が下向きになるよう徹底しておいた方がいい。ベイトリールは予想している以上に海水をじゃぶじゃぶ飲み込んでいるので、こういった細かな配慮がリールを長持ちさせる。

海でのベイトタックルの使用で、塩ガミでダメにしてしまい、諦めた人も多いとは思うが、こういったひと工夫で物持ちはかなり良くなるので、改めてチャレンジしてほしい。