真冬にデカアオリを狙うメソッド【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第28弾】 | カンパリプラス

掲載日: 2019/02/26

真冬にデカアオリを狙うメソッド【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第28弾】

前回釣行を活かして

 浮きアオリイカ釣りのツノダです。今回は第28回目の釣行記。前回の第27弾で、初冬のデカアオリ釣りについて紹介させていただきました。そして、今回は、前回の①~③を活かしての真冬のデカアオリ狙いについて紹介させていただきます。
 前回は、初冬にデカアオリを狙うときに、
①風裏→波が穏やかである。
②海水温が高い潮が当たっている。→付近からアオリイカが接岸。
③月明かりのある干潮の時間帯→アオリイカの冬の補食のタイミング。
この、①~③の条件を満たせばという話をしていましたが、季節は、真冬に突入。西高東低の冬型の気圧配置が強まり、北西風が吹き荒れ、海水温も低下する。そこで、真冬にデカアオリを狙う場合、①~③に加えて、
④アオリの餌となる小魚が豊富であり、アオリの回遊ルートとなっている。
⑤深場で海水温が安心している。

条件に当てはまるエリアとは

これらの条件を真冬にクリアするエリアが、和歌山県白浜から串本さらに三重県熊野までの紀伊半島南部である。当日の風向きが北向きであったため、釣行場所を風裏となる串本に選定。
串本町にある活きアジ販売店「しま」℡090-8143-8849で活きアジを購入。

真冬にデカアオリを狙うメソッド【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第28弾】

近年、現地で餌を販売してくれる店舗の閉店が続くなか、釣り人のために、頑張ってくださっている店である。
ここの活きアジは元気良さが抜群。各自15匹購入し、地磯に向かった。

串本に来ると不思議な衝動に駆られる。釣り人が行きにくい場所(誰もいない場所)で、道路や電柱など人工的なものが見えない、大自然の中で竿を出したいと。
このとき、歯車が崩れてしまう。串本に来るまでは、釣り場所選びにおいて、①~⑤を意識していたはずが、ロケーション重視に。すっかり、飛んでしまった。
山道を歩き、崖を下り、丸太で離れ磯に渡る。

真冬にデカアオリを狙うメソッド【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第28弾】

さらに、離れ磯を歩き続けて、釣り場に到着。抜群のロケーションを目にして、気持ちは満たされる。釣り人の姿はなし。目に映るのは、山と海。道路などは見えない。
釣り座を準備する。
真冬にデカアオリを狙うメソッド【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第28弾】

浮きタナを設定する際、不安がよぎる。やってしまったかも。

釣り座を構えたものの…。

 この釣り場は、過去に釣果を上げている実績場ではあるが、水深7,8メートルと比較的浅い。真冬の釣りのため、水深15メートル~20メートルある深場のポイントに行こうと思っていたことを思い出す。ここまで準備して、ポイント移動は辛すぎる。この場所を信じて、元気な活きアジを仕掛けに取り付け、ファーストキャスト。時間は17時。夕マズメの地合いだ。
 同行者が、ファーストキャストで、浮きが沈み、乗ったかもっと言いながら、大きく合わせる。乗りましたっと笑顔を見せる。

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 時期的には小さいサイズのアオリであったが、夕マズメに釣れたことで、さきほどの不安が少し薄れる。
 同行者の写真をとっていると、自分の電気ウキが海中1メートルほど沈み、居食いの当たりを示す。居食いする当たりほど、デカアオリのシグナルだ。糸ふけをとると、どっしりとした重みを感じる。重さからしてデカイカかと期待を持つ。渾身の力で大きく合わせる。竿が曲がり、重量を感じる。乗った~。デカアオリなら、乗った~。からの、ジェット噴射、ドラッグがジージージと出され、スプールが逆回転。今回は、そこそこの重量と、たまに尻尾を振り潜る抵抗を感じる。明らかにアオリではない。あちゃ・・・・・・
真冬にデカアオリを狙うメソッド【角田裕介氏連載記事浮きアオリイカ釣り 第28弾】

 ウツボ。
気を取り直して仕掛けを投入するも、ウツボの登場から、アオリらしい反応はなし。時間は19時。当日、21時すぎが干潮潮止まりのため、19時から21時が、当日の狙いどきだ。

低く感じる海水温だが。

 何度か仕掛けを入れなおして感じる活きアジの冷たさ。事前の海水温データでは17度あるはずだが、異常にアジが冷え、海水温が低く感じる。
 そんなことを思っていると、自分の浮きが上下左右不規則な動きを示し、浮きがペコペコと頭を下げるも沈みこまない。チビイカの登場シグナルだ。糸ふけをとり、大きく合わせる。

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 海水温が急に下がったときに、大きな個体が深場へと移動するが、チビイカは、その場に残ると言われている。本来、大きな個体から活きアジに当たりを示すが、大きな個体がいないため、こんなチビッ子が当たりを示せたのである。
 思わず、やっぱり、深場か~っとぼやいてしまう。
 その後も、まったく当たりがない。時間は、21時。干潮潮止まりの最後の地合いだ。ダメなモードが漂うなか、またまた同行者の甲高い乗りましたという声で、ダメモードが吹っ飛ぶ。
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 同行者の2杯目。干潮潮止まり前の最高のタイミングで、なんとか、釣り上げた貴重な1杯である。
 干潮潮止まりの最もデカアオリが出やすいタイミングでさえも、時期的に、小さいサイズのアオリしか出現しなかった厳しい状況であった。
 この状況で、2杯を手にした同行者に参りましたと頭を下げ、納竿とした。
 ⑤の深場の条件をクリアしておきたかった悔いも残るが、抜群のロケーションへ行くために、同行者と、山道を歩き、崖を下り、丸太で離れ磯に渡り、磯場を長距離歩く過程で十分に満足でき、休日の過ごし方としては最高であった。楽しめたうえでも課題といえば、人が近づけない場所、誰も活きアジを泳がせていない場所で、浮きアオリイカ釣りをすれば、釣果につながると、勝手に思ってしまいがちな点だ。歩く距離より、①から⑤の条件クリアのほうが、真冬のデカアオリ攻略に大切だと痛感した釣行となった。
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