延べ竿で堤防からのグレ釣り！
カンパリ運営事務所さまのお誘いに乗せられて、今回、初投稿いたします。飛利浦です。
いろいろな釣り方を見よう見真似で私が実践していく様子を、皆様にご紹介してまいります。今回は、グレ釣りを報告いたします。
6月下旬平日夕方。愛媛南西部での仕事が終わってから釣りを始めました。
事の発端は、大阪から出張して一緒に仕事をしたNさんが、愛媛のガシラを釣り尽くすという宣言とともに120cmの短竿を見せつけたこと。私の釣りスイッチがオンになりました。
当日、私は釣竿を持ち合わせておりませんでしたが、鮮魚や果物の買い出し用にクーラーボックスだけは車に積んでありましたので、ホームセンターでのべ竿1本と換えの針が3つ付属しているウキ釣り仕掛けセットを購入しました。のべ竿ならリールを買わなくても良いですし、仕掛けセットなら簡単に傷んだ針を交換できます。仕掛けの結び方は仕掛けセットのパッケージの裏面に詳細が記載されていたので、今回のべ竿を初めて使いましたが迷いませんでした。
どこにグレを釣りに行くか。
道具も手に入れ、あとは釣り場選びです。愛媛南西部はどこでも釣りができますが、今回は、大日提（おおびさげ）の堤防で釣りをしました。海面から防波堤までの高さが低いので、短めの竿でも防波堤から少し離れたところに仕掛けを投入できます。
釣り場から最寄の国道（車で10分前後）には、釣具店とコンビニが並んでいて、釣り場に行く前に釣り餌も飲食物も同時に入手できます。ただし、釣り場にトイレが無いので、必要の場合は国道まで戻ってトイレを貸してくださる商店を探さねばなりません。釣具店では私は半ボイルのオキアミ「生イキくん」を1パック。Nさんは活きたイソメ餌を所望されていましたが取り扱いが無く、代わりに桃の香りのするゴムでできた「パワーイソメ」を買いました。
釣り場についてから1人200円の協賛金をポストに入れて、すぐに釣りを始めました。私はウキ釣りセットの針にオキアミをつけて、Nさんはブラクリ仕掛けにパワーイソメをつけて海に投げ込みました。Nさんが秒でカサゴを1匹釣り上げ、続けてもう1匹。釣り尽くすと言う言葉は本当でした。私はというと、ただ仕掛けを投げ入れただけではお魚は掛かってくれませんでした。
撒き餌のチカラでグレを寄せる。
そんな時は撒き餌をするに限ります。オキアミを4,5匹つまんでウキの付近に投げこみました。すぐにわしゃわしゃっと魚が寄ってオキアミをくわえていきます。同時にウキがスーっと海中に沈んでいきました。キュッと竿を立てて針をかけると、小さなグレが姿を現しました。最後の抵抗でギューッと足元の堤防に逃げ込もうとしますが、それを抜きあげます。渓流竿でも小さなグレなら十分釣り上げられました。
その後、私が仕掛けと撒き餌を投げ込み、小さなグレが針に掛かって抵抗するものの釣られてしまうというサイクルがしばらく続きました。しかし、持ち帰りサイズを7.8匹釣ったところで、変化が。パッタリ釣れなくなったのです。いつの間にか海面の浮遊物の流れが釣り始めとは逆転していました。餌を撒いても浮いてくる魚はゼロ。Nさんのカサゴ釣りも鳴りを潜めてしまいました。
二人して仕掛けを投げ入れる位置を変えたり、私の場合はさらにウキ下の長さを変えたり…。すると、堤防間際でグレが再び釣れました。その後も釣れる間隔は長くなりましたが、日没までだんだんとサイズが上がり（時としてハリスを切られるまで）、最後に釣れたグレが一番大きなグレとなりました。Nさんも最後に今日イチのカサゴを釣り上げました。
私の釣果：グレ15~20cm 13尾。うち尾長グレ2尾。
竿：ルナヒサノ 渓流竿 綾羅木 360cm ハヤヤマベ小魚
仕掛け：マルシン漁具 かんたんハゼ仕掛けセット 玉ウキ付 替針3本付 8号
Nさんの釣果：カサゴ15~22cm 9尾。
竿：カサゴ釣用竿 120cm
仕掛け：ブラクリ パワーイソメ
妻曰く、グレはブルーの目と魚体が最高に美しく、そして食べて美味しいお魚。今回のグレはすべて開きにして一夜干しにしていただきます。Nさんから頂いたカサゴは、焼いてから味噌汁に入れるか、大きいのはお刺身にしていただきます。
