アオリイカ浮き釣り釣行記、第12弾!
アオリイカ浮き釣り釣行記、今回は第12回目。
浮きアオリイカ釣りのツノダです。
前回の第11弾【連載記事 No.11】で、足場の良い防波堤での、家族で楽しめる浮きアオリイカ釣りについて紹介させていただきました。
今回も、前回同様、子どもとサビキでアオリイカの活き餌となる小魚を釣ってからの浮きアオリイカ釣りを紹介させていただきますが、そのまえに、ボートで初めて体験したことをお伝えいたします。
アオリイカ狙いのボート釣りでイワシの大群を追うアオリイカの群れに遭遇!
アオリイカのボート釣りの魅力の一つが防波堤や磯では体験しにくい現象と遭遇することです。
今回は、イワシの大きな群れ(10メートル×5メートル)を追っかけるアオリの大群との遭遇です。
ボート釣りでイワシなどの小魚の群れと遭遇することは良くあることで、その群れにアタックする大型魚(青物など)の影響でナブラが発生し、ナブラのなかに、浮きアオリイカ釣りの仕掛けを投入すると、青物が釣れることがあります。
ナブラ=大型魚から、大型魚を怖がるアオリイカは、そのとき釣れることはあまりありません。
今回の体験は、イワシの群れが、自分のボートを逃げ場として、ボートの周りに大量のイワシの群れが数時間居続け、しかも、イワシを追っかける青物の姿がなく、フィッシュイーターはアオリイカ。
アオリイカの大群が群れからはぐれたイワシを捕食する姿を目撃。そこで、表層から水深2メートルぐらいの間に居るイワシの群れの下(深く)に、ウキアオリイカ釣り仕掛けを投入すると、面白いほどアオリイカが連続ヒット。
群れの中に仕掛けを投入しても、ヒットせず、群れからはぐれた小魚を演出することで、仕掛け投入後、即ヒットが連続。
すぐに二桁を超える釣果という、ボート釣りのスケールの大きさを体験。
イワシが居続けるため、初めに居たアオリイカの大群を釣ってしまっても、次々に、新たな群れが押し寄せてくる、まさに夢のような体験でした。
このときの「群れからはぐれた小魚」というキーワードが今回のテーマになるとは・・・
それでは、本題。
アオリイカの浮き釣りは家族で楽しめる! in 京都府伊根町の防波堤
アオリイカの浮き釣りとサビキで、前回釣りの楽しさを体験された御近所さんと一緒に再度ファミリーフィッシングに。
今回は、10月20日(金)放送の、四季の釣りのリハーサルを兼ねて、京都府伊根町の防波堤に15時到着。
まず、次女 あやみに、飛ばしサビキのレクチャー。
飛びしサビキのキャストのコツ(後方安全確認、手の持ち方、指の抑え方、竿の振り方、竿の角度と指の離すタイミング、当たりの取り方、巻き方)を教える。
長女 ななみは、慣れた感じで、飛ばしサビキで豆アジを鈴なりに釣りあげる。
御近所さんの三兄弟 ツキちゃん、ココちゃん、アっくんも、飛ばしサビキを足元に落とし、豆アジ釣りを楽しむ。飛ばしサビキセットで、サビキ釣りをすると、遠投、足元ともに、浮きでタナを設定できるため、根掛かりのリスクが大幅に減少、ストレスなくサビキ釣りを楽しめる。
浮きアオリイカ釣りの活き餌となる豆アジを準備できたところで、浮きアオリイカ釣りを開始。
アッくんのお父さんは、前回アオリイカを初めて釣ったときの、「ウキ沈む→ドキドキして合わす→ヒットする→ググーっと抵抗するアオリイカの引きを感じる→手に残るアオリイカの引き」これに、はまってしまったようだ。
子どもが釣った活き餌で大人が浮きアオリイカ釣りを開始する。
この日は、夕方に1杯アオリイカが釣れただけで、日が暮れてからも当たりがない。午後8時、そろそろ撤収しようかとアッくんのお父さんに話かけようとするも、アオリイカを釣る気満々のお父さんの表情に言い出せない。
その思いがアオリイカに伝わったのか!!しばらくすると、アッくんのお父さんの浮きが海中に消し込む。次の瞬間、お父さんは自分の判断で、糸ふけをとり、大きく合わせる。糸ふけの取り方、合わせ方は、抜群だ。
竿が大きく曲がり、お父さんの表情は、笑顔だ。お父さんを囲むように、子どもたちが集まり、「頑張って~」と励ます。
1杯のアオリイカが、これだけの笑顔を生むとは・・・
三兄弟にとって、最高の思い出となったはず。
アオリイカ釣りたい! 家族で挑んだ四季の釣りの撮影で子どもが奮闘!
アオリイカを釣りたい!
ご近所さんとファミリーフィッシングからの帰路、ななみから、そう言われる。
ななみにとっても、印象深い1杯であったとは。
今日の、飛ばしサビキのキャストの感じなら、浮きアオリイカ釣りも出来ると判断。
そして、四季の釣り撮影に家族で挑む。
ファミリー竿に、アオリイカ堤防ウキセットを取り付け、ななみの初めてのアオリイカ浮き釣りがスタート。
撮影時が、初めてと、ぶっつけ本番。
竿も短く、子どもの力では5メートルから10メートルしかキャストできない。私と妻も、ななみの横で、アオリイカ浮き釣りをスタート。飛距離は、私40メートル、妻30メートル、ななみ5メートル。
まだ、放送されていないため、詳しくは紹介できないが、「群れからはぐれた小魚」がキーワードとなる。
アオリイカ浮き釣りに加え、飛ばしサビキで奮闘する、ななみとあやみ。足元で、あやみ流のカマス釣りが見事にはまる。
勝負所で弱い、私以外の奮闘。釣りの面白さ、家族釣りの楽しさはお伝えできたとやり遂げた釣行となりました。
四季の釣りをご覧いただければ幸いです。
アオリイカ浮き釣りの先生役で釣りビジョン『関西発海釣り派』に出演
アオリイカの浮き釣りと家族での釣りの面白さをお伝えできた四季の釣り。
また、それと同時期に、釣りビジョン 関西発海釣り派という番組に浮きアオリイカ釣りの先生役として出させてもらう予定があったため、釣りビジョン用のリハーサルに釣り仲間4人と京都府伊根町の防波堤に向かいました。
まず、浮きアオリイカ釣りの活き餌確保のため、飛ばしサビキで、活き餌確保。
活き餌として使用可能な、豆アジ、スズメダイ、チャリコ、コッパグレ等を釣る。ここで、美味しいゲスト、イシガキダイ登場。
活き餌が一人20匹分準備できたところで、浮きアオリイカ釣りをスタート。
1投目、いきなり浮きが沈む、渾身の合わせを入れるもヒットせず。
当たりのあったポイントに仕掛けを再投入。
すぐに浮きが海中に消える。先ほど、当たりのあったところに、ピンポイントで、再投入できることは、浮きアオリイカ釣りの強みの一つだ。
隣で、竿を出していたコザ君もヒット。
同時に、先ほどの当たりのあったポイントに仕掛けを再投入した私の浮きも海中に消し込む。
日が暮れだし、当たりのラッシュとなる、ゴールデンタイム突入。
浮きが海中に消える。
すぐに仕掛けを再投入すると、投入後即ヒットが3連発。
隣のコザ君も気づけば釣っている。
再び、浮きが沈み、2連発。
同行者の布さんもヒット。
同行者の岡さんもヒット。
その後も当たりが止まらない。
コザ君、布さん、岡さんも当たりが連発し釣果を上げていたが、同行者の釣果写真を撮る時間がないほど、自分の浮きが沈み、当たりが連発する。
当日の私は、遠投で当たりが多かった。逆に、同行者のコザ君、岡さんは、ちょい投げで釣果を上げていた。足元でサビキ釣りをして小魚を集めて、その小魚の群れから少し離れたところに、仕掛けを投入、「群れからはぐれた小魚」を演出することで、当たりが連発。リハーサルを気持ち良く終えた。
そして、釣りビジョン 関西発海釣り派の撮影に挑む。
リハーサルとは、まったく違う厳しい展開、まさかの太刀魚回遊で大苦戦。
自然相手の難しさを感じるも、困ったときの、「群れからはぐれた小魚」パターンで、好転する
そして、この防波堤で釣れる最大サイズ〇〇〇まで登場し、釣りの面白さ、釣りの楽しさを十分に伝えることができたとやり遂げた感ある釣行であった。
ぜひ、10月19日(木)から放送の釣りビジョン 関西発海釣り派をご覧ください。