極寒期のアオリを獲る為に!WINTERエギング指南【ジャイアン氏連載記事No.05】 | カンパリプラス

掲載日: 2017/01/07

極寒期のアオリを獲る為に!WINTERエギング指南【ジャイアン氏連載記事No.05】

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みなさん、新年あけましておめでとうございます。高知の梶原です♪

2017年もスタートしましたね!今年も、バンバン釣りに行き、どんどん釣果報告が出来るように、エギングを中心に各釣りを楽しんでいこうと思っておりますので、宜しくお願いしますね♪

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さて、真冬に入り北風のお蔭で冷たい海水が北から下ってきて、水温低下も加わり激渋な状況が続いております。がっ!水温も下がって安定してしまえば釣れます!そんな状況の四国西南部ですが、前回の投稿で狙うポイント選択をお伝えしましたが、今回は!この極寒期での狙い方!私流のWINTERエギングを少しだけ紹介したいと思います。

四国西南部をはじめ、この時期は北風および北西風が吹き荒れる状況なので、釣りにならないからフィールドに行かない・・・・・って方も、多いのではないでしょうか?しかし、ラインコントロール次第で十分に釣りになりますし、風も上手く利用することでエギを安定させることが出来ますよ!

先ずは着底ですが、ロッドティップをできるだけ海面近くまで下げてラインが風で吹かれないようにコントロールしたり、ロッドティップが水面に届くようであればティップを水面に突き刺してしまうのも一つの手です。必要以上のラインを出さいないのがポイント!ここで注意して欲しいのが、どうしてもPEラインは水面に浮いてしまいます。っという事は、浮いているラインは風で流されてしまうという欠点もあるので、大きくラインが吹けていると判断した場合は、ラインを巻いて一直線にし、更に落とすことで必要以上のライン放出を防げ、ボトムを取ることが可能となります。

その後、シャクリを入れエギを跳ね上げてフォールさせていきますよね。ここで皆さんどうでしょう?シャクった後にラインを一直線になるように巻き取っていませんか?このラインを一直線にする動作により、張っているラインが横風で煽られてエギに不自然な動きを与えてしまいます。強風時はラインスラックを全て巻き取らず、風でU字が出来るようにラインコントロールしてください。その時のテクニックとしたら、シャクった後にロッドティップを風上に向け、風で吹かれるライン速度と同じ速度でロッドティップを風下に向けて動かすことでエギを自然に落とすことが出来ます。簡単に言えば、U字の形を変えないことです!実は、こうすると強風時でもアタリを取ることが出来るんです♪是非試してみてください!

そこで先日の釣行時の様子を少しだけ紹介したいと思います。

12月の某日、この日も嬉しいほど風神様が暴れており、フィールドに到着するなり心が折れそうなくらいの爆風・・・・・。風を背に受けるポイントや、真正面に受けるポイントは何処も先行者がいるため、横風を受けるが冬の実績場であるポイントに入りキャスト開始。フルキャストし、ロッドティップを海面近くまで下げ、隣には人がいないため、歩きながら自分の立ち位置を変え、ラインがまっすぐになる位置に移動し着底を待ちました。着底した後、スラックジャークでエギを跳ね上げ、横風を利用しながらラインを張らず緩めずのフリーフォールで、エギをスローに落としていると、風とは逆方向にラインが引き込まれていくアタリが!ラインスラックを巻き取り、しっかりと合わせを入れフッキングも成功。アオリイカ特有のロングストロークのある引きを楽しみながら、無事にキャッチすることに成功しました♪

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爆風下でも、こうすることでしっかりとアタリを取り、アオリイカをキャッチすることが出来るので、皆さんも是非試してみてください! ちなみに、同行していた長男にもレクチャーしていると、サクッと釣っちゃいました(笑)。

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自然相手のエギングですが、風も上手く利用することで大きな力になってくれます。爆風時でもとりあえずフィールドで釣りをしてみてくださいね。その際に忘れてはいけないのが、ライフジャケットの着用です!安全第一で釣りをしてください!

それでは、デカイカの情報がぼちぼち入ってきているので、次はキロアップ報告ができるように、私も皆さんに負けないようフィールドへ行ってきますね♪

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フィッシングショー2021