神戸沖堤防ONETEN SWレポート【メガバス（Megabass）ONETEN SWシリーズ インプレッション】
メタルジグやメタルバイブが有利な条件の中、ONETEN SWの食わせ能力で結果を出した釣行となりました。
暁 カケル様よりメガバス ONETEN SWシリーズのモニターレポート
この度はモニターに選んで頂き、ありがとうございます。
しかしながら釣行日の海況には恵まれない時が多く、自分が思うような釣りは難しかったです。
ではまずルアーについて。
詳しくは省略させていただきますが、元々はブラックバス用であったワンテンというルアーをソルト用に改良し、更に新型の重心移動システムを搭載したものが今回レポートさせて頂くルアー
ONETEN LBO SW となり、サイズはオリジナルが115mmで ONETEN MAXが135mmです。
青物とタチウオをONETEN SWで狙う！
それでは実釣レポートです。
実は本日のレポート以前に、このルアーのメインターゲットであるシーバス狙いで何度か使ってはいたのですが残念ながら成果は出せず･･･。
レポート提出期限も迫る本日は何とか魚を釣りたいと考え、現在地元の神戸で好調の青物とタチウオを狙うべく、神戸沖堤防へ釣行しました。
夜中から渡船にて沖堤防に上がり、まずはタチウオ狙いです。
最も活性が高まる夜明けの直前のタイミングでナイト向けカラーのワンテンを投げ続けますが残念ながらヒットせず。
ここで青物狙いに切り替え、ONETEN MAXを使います。
青物が好調とはいえそこは気まぐれな回遊魚の事、活性は高いのか、ベイトは何なのか、そもそも数ある神戸沖堤防のなかで果たしてここに回遊はあるのか、先日の大雨の影響は無いのか？、等様々な不確定要素が懸念されます。
しかしここは自分が選んだ場所。
回遊してくると信じています。
そしてこの夜明けの朝マズメに来るとすれば、ある程度は高活性であり、水潮や濁りの影響がなければ表層近く、つまりは今からしばらくの間はミノーでのヒットも期待できるだろう。
そんな事を考えながらキャストを続けていたら少し離れたところでメタルジグをしゃくっていたアングラーがハマチを釣り上げました。
待望の時が来たようです。
1投1投集中してキャストして、アクションやスピードも色々試しているうちに辺りも明るくなり、海の様子も見えるようになってきた。
やっぱり濁りや浮遊ゴミもあるな･･･
とか思ってたら我がワンテンMAXをハマチが追いかけて来ているのが見えた！
しかしヒットには至らずバイトも無し。
これは見切られている、と思いルアーチェンジ。
ここでONETEN LBO SW 115mm のイワシカラーを出します。
さっきの135mmもそうですが、このルアー本当に良く飛びますね。
あーもちろんギリギリまでウェイトを仕込んで最大限に飛距離を追求したミノーには負けますけど。
115mmで14g（135mmで20g）のウェイトでこれだけ飛べば上等でしょう。
ただしスリムなボディ（上から見ると横幅が薄い）のせいか横風には煽られやすいかな？
つまりはそれだけ食わせの泳ぎというのを追求しているのだろう。
なのでここはこのワンテンを信じ、このルアーが1番魅力的に泳ぐ（ように見える）ミディアムスピードで巻いてくる事にします。
重心移動システムの動作精度も抜群で、毎回しっかり飛び、毎回しっかり泳いでくれるので毎キャストが無駄にならず、数少ないチャンスを勝ちとれる。
これも大事な事ですね。
ONETEN SWを巻き続けていると、ヒット！
適度に潜り、適度な巻き抵抗がありとても使いやすいミノーだと思います。
程よいプリプリ感のスピードでただ巻きし続けていると遂にヒット！
41cmのギリギリハマチですが嬉しい。
その後も全く同じパターンで45cmを追加！
ここで時合いは終了したようです。
更にこのルアー、塗装が強い！
たいていは青物1本上げれば暴れてフックが塗装を引っ掻いてキズだらけになりやすいんですが、美しい塗装がほとんどそのままでした。
結局この日は全体的に渋かったようです。
釣り上げたハマチの胃の中は空っぽで
目視で確認できたベイトは小さなカタクチイワシ。
これがわかっていれば初めからシルエットの小さなメタルジグ等のルアーをセレクトするのが有利でしょう。
そして青物を上げられた方の釣果はほとんどメタルジグかメタルバイブ。
先日の大雨で海況は良くはなかった。
といった所でした。
このような状況のなかで釣果を出せた、しかも不利とも言えるミノーで。
というのは立派と言えるでしょう。
やはりこのルアーは強力な食わせ能力を持っていますね。
これからも主役で使わせて頂きたいと思っております。
