淡路島 沼島でショアジギング。
トップ、サブサーフェスで結果が出ない中、メタルジャッカー投入。
ボトムを攻めると竿先にグンッと重みが!
海峡亭様よりメタルジャッカー モニターレポート
2017年にルミカ Xtrada METAL JACKER(エクストラーダ メタルジャッカー)のモニターに応募・当選したものの、規約の1ヶ月以内に魚を釣ることができませんでした。
遅れに遅ればせながら2019年9月にようやくメタルジャッカーで魚を獲ることができたので、その釣行報告をさせていただきます。
メタルジャッカーのモニター商品内容
モニター当選で送られてきたのは、
メタルジャッカー 20g(ブルピン/ラメ)
メタルジャッカー 30g(ピンクバイオレット)
メタルジャッカー 40g(ブルピン/ラメ)
の2カラー・3サイズのジグと、赤のケミ25・1袋でした。
メタルジャッカーの売りであるラトルスリットには「寄ってこい ラトルスティック25」が標準装備されています。
またアシストフックとリアのトレブルフックも標準装備です。
封を切るとすぐに使える仕様ですね。
メタルジャッカーの使用感
さっそく海(明石 大蔵海岸)でメタルジャッカーの使用感を確かめてみました。
まず飛距離ですが、飛行姿勢が良いため気持ちよく飛んでくれます。
20g・30g・40gのジグとしては十二分な飛距離だと思います。
ただ巻きでのアクションはテールをブリブリと振る、アピールの高いウォブリングアクション。
足元でジャークしてみるとセンターバランスらしいクイックな動きでスッと横を向き、そのままヒラヒラと足の長いフォールを見せてくれます。
ただ巻き、ジャークでの姿勢の良い足の長いフォールともにアピール力は抜群です。
メタルジャッカーを使って感じた問題点
飛距離、アピール力ともにとても良い感じのメタルジャッカーですが、激しいジャークをしていると、いつの間にかラトルスリットに埋め込んであるラトルスティックが抜け落ちていることが多々ありました。
ジャークやフォール時にジグが横を向いた時にスリット部にかかる水圧でスティックが取れてしまうものだと思います。
個体差があるのかも分かりませんが、ぼくがモニター用にいただいた3つのジグではすべて同様の現象が起きました。
メタルジャッカーの売りであるラトルスリット+ラトルスティック(またはケミ25)が機能しないことになるので、この点は何らかの改良をお願いしたいところです。
(ぼくはラトルスリットの部分をセロハンテープで巻いて使用することで、ラトルスティックが抜け落ちないように対応しています)
沼島でメタルジャッカー実釣
最初に書いたように2017年秋にモニター用としてメタルジャッカーをいただいたのですが、その時はホームグラウンドである明石 大蔵海岸では釣果を得ることができず、結局メタルジャッカーでの釣果は2019年9月10日の沼島釣行でのことになってしまいました。
今年の沼島は港内にイワシがまったく入っておらず、そのおかげで本来ならこの時季に釣れ盛るタチウオや、青物をはじめとしたフィッシュイーターの姿もまばらという状態。
ただし何故か40cm前後のシオだけは結構な数が確認されています。
この日も朝一、シオ狙いでポイント入りしました。
4時半にポイントに到着し、夜明けまでの30分間はワインドでタチウオ狙い。
が、アタリがあったのは1回だけで、その1回も途中でバレてしまいました。
イワシが入っていれば投げるたびにアタリがあるのに、今年は寂しい限りです。
夜明けからは青物狙いにチェンジ。
まずトップで活性の高い魚を狙います。
ペンシルベイトをドッグウォークさせていると、ものすごい水柱とともにいきなり海面が爆発します。
手元にアタリが伝わるのを待ってからロッドを立てやり取りに入りますが、すぐにフッとラインテンションが抜けてしまいました。
水柱の大きさと、一瞬ですが感じた魚の重さからするとシーバスだったような気がします。
次はサブサーフェス系のミノーで水面直下狙い。
連続ジャークで水面に追い詰められた弱った小魚が逃げ惑う様を演出します。
フルキャストしたルアーを真ん中あたりまで引いてきたところで、ルアーの下から青白い魚が急上昇してきて、ルアーに襲いかかって反転するのが見えました。
アワセを入れてリールを巻くと簡単に寄ってきます。
足元まで来た魚を見るとツバス。
ハリが1本しかかかっていません。
ちょっとヤバいかな~と思いながら抜きあげようとすると、残念ながら空中でハリが外れてしまいました。
バラシの連続です。
いよいよメタルジャッカー投入
この後、トップ・サブサーフェスに反応が薄くなってきたので、一気にレンジを下げてジグでショアジギングをしてみることに。
イワシはいないものの豆アジの姿は見えるので、メタルジャッカーの中でも一番サイズが小さい20g(ブルピン/ラメ)で探ってみます。
青物狙いなのでリアのトレブルフックは外し、アシストフックのみの仕様です。
メタルジャッカーをフルキャストしボトムを取ります。
ホームの明石 大蔵海岸なら20gのジグでも10カウントもすればボトムですが、沼島の海は水深がありボトムまで30カウント近くかかります。
ボトムからジャカジャカ巻きを10回。
一度ロングジャークでジグを飛ばして食わせの間を入れます。
その後早めのワンピッチジャークに。
さっきバラしたツバスといい、よく見かけるシオといい、サイズが小さい青物が多いようなので、早めのアクションの方が効きそうに思います。
メタルジャッカーのアクションを変えてみると
中層までジャークした後ボトムを取り直し、再度ワンピッチでジグを巻きあげると、ボトム近くで竿先にグンッと重みが乗るアタリ。
軽くアワセを入れてリールを巻き始めます。
今度はバレるなよ~!
そんなことを思いながらリールを巻いていると、途中でフッとラインテンションが抜けてしまいました。
ダメな日はとことんダメなものです……。
クソ~!と思いながら、回収したジグを今アタリがあったところと同じ場所へキャストします
ボトムを取ってジャークしてくると、今度は中層近くでアタリ。
連続ヒットです。
大きく1回合わせを入れてやり取りに入ると、さほどの抵抗もなく魚は寄ってきます。
ツバスか?シオか?
足元まで寄せてくると魚は波止際で最後の抵抗を見せ、右へ左へ底へと突っ込みます。
それをいなしながら海面に浮かせた魚はツバス。
抜き上げられるサイズですが、これまでのバラシのことを考えて、ていねいにタモですくいました。
魚の回遊に当たったということもあると思いますが、豆アジに合わせた小さめのジグのシルエットと、メタルジャッカーの動き、音によるアピール等がこの時の魚のヒットパターンにマッチした結果として連続ヒットに結びついたのでしょう。
サイズを図ると35cm。
かわいいツバスですが、連続バラシの後にようやく釣れてくれた魚に満足し、この日の釣行を終えました。