秋の湾岸釣り物予測【吉田聡氏連載記事No.10】 | カンパリプラス

掲載日: 2013/09/05

秋の湾岸釣り物予測【吉田聡氏連載記事No.10】

9月になりました!雨の少なかった8月までとうって変わり、このところ連日台風接近や大雨の日が続いてますね。できれば和やかに季節が移って欲しいのですが、天候の変化が極端な日が多くなっているような気がします。各地で集中豪雨や竜巻、落雷の被害も聞かれ、被害に遭われた方々にはお見舞いの言葉を申し上げたいです。それもこれも地球の温暖化が原因とされていますが、この先本当に心配になりますよね。

さて、マンスリー湾岸釣り物予測ですが、今月のズバリオススメはハマチとシーバスとアオリイカです。

まずはハマチ。

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これは先日行った尼崎市立海づり公園での某誌での取材の一コマ。まだサイズは25cm程度と小さかったのですが、群れが大きく、ハズレの日でも釣果があがるほどでした。通常では、青物狙いでしたら、潮流が悪いなどのマイナス条件では、まるっきりボウズなんてこともあるのですが、連日釣果があがっていたことを考えると、今年は個体数が多いのでしょう。今年は本当に期待できそうです。海釣り公園さんのお話によれば、例年水温が下がる秋口になると、メジロサイズまで期待出来るとのこと。ルアーはジグ20~40gと重めの鉄板バイブがあれば、ボトムから表層までカバーできます。あと、大きめのネットがあればバッチリ。取り込みでバラすことも多いので、必ずネットでランディングを心がけるようお願いします。   そしてシーバス。

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これはこの原稿を書いている前日にキャッチしたもの。普段コイやボラしか見かけない都会部の河川ですが、雨が降り、強い濁りと水量が加わると一転、シーバスがやってきて、イナっ子などのベイトを荒食いしたりします。思いの外大胆に遡上するようで、思いがけない上流でキャッチ出来たりもします。また遡上するタイプのシーバスは、ほとんどが大型のサイズなので、釣果が粒ぞろいになるのが美味しいところ。皆さんのお近くの河川でもキャッチ出来るかも知れませんよ?機会があれば、チャレンジしてみてはいかがでしょう。   しかし、皆様にお願いが・・・あまりにも増水が激しいと河川は非常に危険な場所となります。上流のダムの放水や、都賀川の例もあるようにゲリラ豪雨による急激な増水も可能性としてありますので、いつも以上に、慎重に、無理をなさらないようにお願いします。事故の無いことが第一条件の楽しい釣りですからね!

そして最後にアオリイカ。

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皆さんご存知と思われますが、秋の新子シーズンです。カンパリの釣果情報でも、すでに沢山の投稿が見られますね。難しくもなく、簡単に数釣りが楽しめる時期、この時を楽しみにされていた方も多いのではないでしょうか?

さて、興味深い話をひとつ。アオリイカのオスメスの判別法。よく知られているのが、背中の青白い斑点の形。細長いとオス、丸いに近いとメスということですが、今の時期キャッチ出来る新子のイカですと、どちらか微妙な個体も多いと思いません?

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たとえばこのイカ。どちらにも見えるような気がしますね!

そこでもう一つの判別法をご紹介。アオリイカの腕に注目してください。よく観察するのは、触腕を除いて両側4対の腕のうち、一番腹側の腕。オスは左側の先端の吸盤がありません。左右で比べてみるとよくわかると思います。これは交接椀と呼ばれ、オスが交尾のときに精子カプセルをメスの体内に移すときに使われています。こんな判別法も知っておいて得をするかも知れません。

しかし、不思議ですね。何故左腕なんでしょう?アオリイカは全部左利き?地球の自転の影響?・・・こんなことを考えていると、秋の夜長、またまた眠れなくなりそうです(笑)