奥深い食べ物のひとつ『ラーメン』【大伴渓児氏連載記事No.11】 | カンパリプラス

掲載日: 2013/02/27

奥深い食べ物のひとつ『ラーメン』【大伴渓児氏連載記事No.11】

今年は偏西風が例年と違うのか日本海但馬の雪は少なめ。 その分なのかはわからないが、東北以北の雪は史上稀な豪雪と言う。 これも異常気象のひとつなのであろうか?
我々が遊ぶフィールドである海もまた、水温が高くなり死滅回遊魚が増えたり、スポーニング時期がズレ、釣期に変化が出たりしている現実がある。「海が変?」とはこの10年程よく耳にする様になった言葉。
先週くらいだろうか? 真冬のこのエリアには居ないと言われている魚種が釣れる事の確証を得た。

異常気象からなのか?はたまた例年の事なのかは未だデータを集めたいところではあるが、狙う事もせずに居ないと【思い込み】【決め付け】をしていたのかも知れない。

何事も【探求】若しくは【探究】する心を怠ってはいけないですね。

【探求】と言えば探ってみたい奥深い食べ物のひとつ『ラーメン』がある。

食べ物の話は各人の趣味嗜好があるので決め付けられないが、あくまでもボクの好みである事を前提にボク自身の考えとしてお読み頂ければ助かります(笑)   ボクが子供の頃はラーメンと呼ぶより中華そばと言った方が多く、醤油味の今で言う「昔ながらの中華そば」的なモノであった。

中華そばもラーメンも同じモノであるが、それぞれに語源の歴史的違いがあるらしい。

私的には中国などの麺料理を日本風にアレンジしたノスタルジックなモノが中華そば、更にガラケーよろしく、新進気鋭の料理人によってオリジナルに開発また進化させられてきたモノがラーメンと思いたい気持ちでなんです 。 全国にも美味しいご当地ラーメンや名店は多いですね! ラーメン好きなボクとしては激戦区など羨ましい限りの話なんですが、日本海エリアにも美味しい中華そば屋さんはいっぱいあるんですよ。

豊岡市日高町十戸の「かどや食堂」さん、豊岡市元町の「丹後屋」さん、豊岡市桜町の「はとや食堂」さんなどがボクの好きな中華そば屋さん。 醤油味なれど各店それぞれに個性があり美味い! 飽きのこない味でいつでも食べたいと思わせてくれるが、生まれついての食いしん坊、近年のラーメンブームに全国の超個性的なラーメン情報がどんどんと入ってくるのにはもうたまらない!

個性的なラーメン屋さんも近年はチェーン店を含め、但馬丹後エリアに増えてきています。

まだ全ては回り尽くせていないですが、新しいところが出来ると直ぐに飛んで行きます(笑) その中でもボクがブログなどでも紹介させて頂いてるお薦めのお店を少し。

まずは京丹後市網野町木津にある、パッと目をひくハイカラな建物の【麺屋 ここらじ亭】さん。

中に入ると和とエスニックが調和した、なんとも居心地の良いスペースでカウンター席の他に座敷もあり、腰を据えてラーメンを楽しめるのが嬉しい。

余談だが、厨房の中がピリッとした雰囲気はラーメンに対しての真剣味があって良いのだが、味が良くても接客やラーメンに向き合う態度がおざなりだったり、ずさんであれば最低ランクに位置付け、二度と行かないワガママなボクである。 ここらじ亭さんは厳(イカ)面のマスターにイケメンの店員さんの笑顔も良く、アットホームな心持ちになれ、ラーメンの味を更に美味しく感じさせてくれる数少ない名店と言っても過言ではないと思います。

こちらでは定番の醤油、塩、豚、味噌、豚骨などのラーメンの他に爆弾ラーメン、すぅたま冷麺、また盛岡冷麺の麺を使った味噌ラーメン、味噌チゲラーメンなどの独創的で個性豊かなラーメンがあり、お子さんから大人まで楽しめるバリエーションもある。 研究熱心なマスターは新しいラーメンを開発したいともおっしゃられていました。

毎回訪れる度に何を食べようかと迷う程、何を頂いても美味しく、正直疲れる位に頭を悩ますので、私的に春夏にはさっぱりした塩ラーメンを、秋冬にはホッコリ旨辛の味噌チゲラーメンを注文する事にしています。

リピート率No.1?の塩ラーメンはゴマの風味と相性も良く、トロットロの叉焼が入り、ややコッテリした風味もあるが、シャキシャキのモヤシにてんこ盛りの刻みネギと合わせ、中太ストレートのツルツルッとした卵玉子麺を飲み込んだ後はコクだけを残したさっぱり感。 絶え間なく直ぐに次の麺を口に入れたくなる感覚。 気がつけば替え玉3杯とか普通に入って、ついつい食べ過ぎてしまうほど。(ボクだけ?w)

またここらじ名物とも言える味噌チゲラーメンは見た目の激辛風とは裏腹に一口食べて「あら?」、二口食べて「あら?あら?あら!!」とスルスル入る旨辛さ! 京都風の味噌ベースは重さや雑味がなく、スッキリしながらも深いコクを感じさせてくれ、キムチや香辛料の風味のある辛味が味噌と見事に調和させてくれている。 麺はトロミのあるスープが良く絡むストレートの中太麺。 腰があり噛み応えも抜群で、「食った~!」っと実感出来る。 お好みで激辛にも出来る様ですが、辛さだけを前面に出すよりノーマルのまま楽しんで欲しい一品です。

海に近い場所に位置するので、寒い時期に釣りをしている時などは、味噌チゲラーメンを食べると身体がいつまでもホコホコと温かいのはありがたいです。

もう一件は最近行き始めた京都府与謝郡与謝野町にある【麺家 チャクリキ】さん。

魚介豚骨が基本のお店で、つけ麺とラーメンがある。 醤油、味噌、塩などの他につけ麺、味噌つけ麺、組立式くろそば、鶏塩ラーメン、丹後ブラック、漢のブラックなどバラエティーにとんだラーメンの楽しめるお店であり、ランチタイムなどは行列が出来るのも頷ける。

ボク自身、まだ全種制覇出来ておらず、ウリのつけ麺も頂いてはいないのですが、こちらのエリアではつけ麺以上に珍しいブラック系ラーメンがあり、一度行ってみたのである。

失礼ながらボクが初めてのお店で試すのは、一度食べてみて数日後に舌がまた欲しているかどうかなのだ。

食べたくて食べたくてたまんない! 正直な感想です。

チャクリキさんでブラック系ラーメンは2種類。 「丹後ブラック」と「漢(おとこ)のブラック」。 丹後地方は醤油造りも盛んであり、丹後ブラックは香ばしく、甘味と旨味の凝縮された深いコクのある地元の丹後醤油に鶏ガラスープを使用した文字通り真っ黒なラーメンである。 豚脂が入り濃く黒いスープは見た目によらず良い塩梅。 心地好いコクのある塩辛さと言った方が良いかも知れない。 歯応えの良い中太のストレート麺がスープに程好く絡みのど越しも良い。 ついズルズルと一気に平らげそうな勢いで食べてしまう(笑) ブキブキとした太いメンマにシャキシャキとした食感も楽しい生の刻み玉葱は甘く、これほどまでに合うのかとビックリ。 更に驚きは思わず「デカッ!」と言ってしまう程のトロトロ叉焼。 一切れで口いっぱいっすわ(笑)

もう一品は漢のブラックだが、漢(おとこ)と銘打つほどのインパクトは十分である。 まずは見た目のワイルドさ! うず高く盛られたモヤシの量と溢れんばかりのスープに圧倒されそうです。 丹後ブラックを更に濃厚にし、和風ダシを効かせた味は本当にワイルド&マイルド。 このスープに増量されたブラックペッパーと生玉ねぎが合うんよね! 麺は中太の倍はありそうなツルプリの超極太麺。 大盛りにしたボクが「普通盛にしとけば良かった」と思うくらいのボリュームです(笑)

厨房では無駄なく店員さんがテキパキと動き、満員行列の忙しさの中でも笑顔で接客されている姿は好感度アップ♪ こちらのマスターもまた厳(イカ)面で真剣にラーメンを作っていらっしゃいましたが、接客となると一変、物腰柔らかく穏やかな声と笑顔を見せておられました。

「ラーメン街道」と言うご当地ラーメンの再現をやっていらっしゃり、新たなラーメンの開発に余念がないのも今後が期待出来ます。

どちらのお店も休日や中休みを設けておられますので、HPをチェックしてから足を運んでみて下さいね(^-^)v

例に洩れずこれから徐々に日本海エリアも暖かくなり楽しめるシーズンとなります。

以前にコラムで書かせて頂いた釣りのプラスワンの楽しみとして、温泉と同様に日本海のラーメンも入れて頂ければ幸いです。

また他にも「こんな美味しい店を見つけたぞ!」とか教えて頂ければ更に嬉しいっす!

始めは各店主さんにこだわりとか聞いて見ようかとも思いましたが、読者の皆さんと同じ客の立場として自分の想いを書かせて頂いた方が伝わるかな?と思い客観的に書かせて頂いております。

掲載の御許可を頂きました「麺屋ここらじ亭」さん、「麺家チャクリキ」さん、ありがとう御座いました。

あ~!ラーメン食いてぇ~!!( ̄▽ ̄;)