男の夜な夜な海辺パトロール【吉田聡氏連載記事No.02】 | カンパリプラス

掲載日: 2012/12/10

男の夜な夜な海辺パトロール【吉田聡氏連載記事No.02】

11月になりました!皆様の釣りはいかがでしょうか?朝晩はめっきり気温が下がるようになり、肌寒くなりましたよね? 私は5時から男の夜な夜な海辺パトロールを行うのですが、日によって気温がまちまち。 この季節、北寄りの風が吹く日は寒く、南寄りであれば暖かくという風に、風向きによって気温が左右されます。 最近でしたら、携帯やスマホで風向き状況を調べることができるようになりましたが、今でしたらその時の体感気温で風向きを考えて釣り場を選ぶなんてこともできるかもしれませんね! 今日は寒いから北風、なので南向きの釣り場はどう?って感じです。

さて、パトロールということで、私が頻繁に利用するのが有料駐車場。

車で街中のポイントをランガンすることが多いのですが、迷惑駐車を避けてできるだけ駐車場を利用するようにしています。 釣りに行って、駐禁を切られる・・・なんてことは避けたいのですが、何よりも歩行者や周辺に住んでおられる方に迷惑をかけたり、危険な状態の原因を作ったりすることは避けたいものです。 駐車場の探し方ですが、釣友や釣具店からの口コミ情報、そして自力で探すといった方法があります。 自力で探す場合、GoogleMapが役に立ちます。Mapで釣り場周辺をクローズアップしてから、検索欄に駐車場と入力してみてください・・・でてきますよね!それでも近くに見当たらない場合は、一番近くの駐車場に行って駐車してから徒歩で探してみるのもアリです。 登録されていない駐車場が結構見つかりますよ!ということで、街中での釣り、なかなか苦労する面も多いのですが、今の季節、ベイトの回遊が湾奥まで差してくるので、美味しい思いをすることも度々です。

それでは美味しい思いの話からいきましょうか(笑)

大阪から阪神間にかけては運河や河川が多く、網の目のようにそれらがはりめぐらされています。 今の季節になると、水温の安定を求めて、フィッシュイーターの餌となるベイト、ボラやカタクチイワシが大量に入ってくることが度々あります。 春から初夏にかけて海で生まれたそれらの稚魚が成長し、餌と居心地の良さを求めて回遊してくるのです。 特にカタクチイワシは意外かもしれませんが、岸辺に牡蠣の付かないかなり上流のエリアまで遡ってきたりします。 それに対し、フィッシュイーター達にとっては、海に比べ隠れ場所が多く、また狭い水域のため狩りがしやすいのか、ルアーに対するリアクションもはっきりし、非常に釣りやすい状況が続きます。

どうです?この原稿を書いている5日ほど前ですが、車の往来が激しいこんな街中でも、堂々としたサイズをキャッチすることができますよ! ポイントはまず、ベイト、ベイト、ベイトです。 わかりやすいのは橋脚まわり、そして常夜灯や街灯のある場所、そして河川や運河のベンド部です。 それらのエリアの水面をよく観察すると、ボラがいればすいすいと航跡が水面に現れたり、カタクチですと、ピチャっと小さく水音を立てる姿が見られたりします。 ヒントはよく目と耳をこらして集めてください!ベイトが居るのが確認できれば、あとはタイミングです。 彼らは流れの変化のタイミング、ベイトの泳ぎが不安定になる時を狙って捕食を開始します。 止まっていた水の動きが急に流れだしたりしたらチャンスです。 しかしこういったストラクチャー周り、狭い水域に居る魚はスレ安いもの、狙ったトレースコースは外さずに一回か二回で決め、反応がなければ必ず時間をおいてからまた攻めるなんて手順は必要になってきます。 うまくハマれば数釣りも期待でき、スキルアップもできますので、普段遠くまで行かれる方も、ちょっと竿出ししてみてはいかがでしょう?   さて、タイミングが合わずにシーバスにあぶれたときは、チヌゲームなんていかがでしょう? ターゲットはチヌとキビレになりますが、湾奥でも両方狙えます。 キビレに関しては、9月ごろから産卵のため海に落ちるのですが、今の時期になるとちらほら湾奥や河川に帰ってくる姿が見られます。

これは2日前にキャッチしたキビレですが、ほら、もう釣れるでしょ(笑) これらの魚、潮の動きには敏感ですが、ベイトの有無はあまり影響せず、いつもそこに定着している甲殻類などを捕食していると推測されます。 なので、明確な時合はわかりずらく、逆にいうと、私にとってはある程度の時間が確保できるならばいつ行っても釣れる魚ということになります。 基本は専用のラバージグ類やジグヘッドワームで狙えますが、よいポイントは、根がかりが少ないが、魚も多いという場所。 そんな場所ですが、何箇所かありますので、みなさんも足を使って探してみてください。 ルアーに対して非常に反応のいい魚なんで、アタリの多い、楽しい釣りが出来ると思います。 そして、根がかりの多い場所を攻略できて、うまく当たると・・・

こちらは3日前ですが、このようにマチヌも出ることがあります。 マチヌの方は、比較的外海に近い、根の荒い場所で出るのですが、うまく攻略できればキビレよりも一回り大きいサイズが狙えます。 湾奥のマチヌの狙い方は只今開拓中ですが、もう少しすれば公開できると思いますので、どうぞご期待を♪

ということで11月の釣り、気温の変化が激しくなりますので、みなさんも服装などの装備をしっかりと準備して、楽しんでください! 次回は冬のサイズアップ・エギングと、できればアジングの紹介もしてみたいと思います!

フィッシングショー2021