毎度でおます あっ、暑い ‼ 暑いといえば暑さが増すことが分かりながらも、つい口から出る言葉は「暑い‼」になってしまいまんねんな… でもまっ、真夏だから暑いのはアタリ前田のクラッカー。美味しいミルク金時なんぞの“かき氷”をシャクシャクとかき込んで、頭の芯がキィ~ンと痛くなる快感を味わいながら乗り切ることにしまひょか❤ …ってなことを言っているうちに、早くも『カンパリ投げ釣り講座:キス編』は最終回の(その5)を迎えることになりました。 じゃっ、有終の美を飾る最終回のスタートでっせ。
さぁ~てと、大型キスと相対するタックルを絞り込めば、投げロッドはできるだけ軟らかい穂先を持つDAIWA『トーナメントサーフT 2』の23~25号といったアイテムの選択が無難。 この号数ならば近~遠投までの範囲に存在するポイント群をオールマイティに攻めることも可能です。
ただ、離島などの遠征釣り場に多い超浅場を超近投で攻める大型キス狙いのスポットでは、着水音の小さい8~10号の軽量オモリが飛ばせる柔軟性のある穂先を持つDAIWA『キャスティズムT』の18~20号アイテムや、さらに小さなオモリが使える3~4mほどのシーバスロッドが重宝するケースも…。 リールにはドラグフリー釣法が実践できるDAIWA『パワーサーフQD』や『ウインドキャストQD』といったドラグ付きの投げ専用モデル№4000といったモデルがベストやと思いまっせ
そのスプールに巻くラインは、伸びのあることでキスの食い込みがよいナイロンが最適。たとえループ&ドラグフリーを駆使しても、PEでは伸びがない分だけナイロンと比べて穂先の抵抗がモロに伝わりやすく、どうしても食い込みが悪くなりまっからネ。 また、蛍光色のナイロンは昼夜ともに視認性が良好なことから糸裁きがしやすいのもメリット。ダイワの投げ専用ラインDAIWA『シールズ1』イエローの3~5号が視認性と強さの面からお奨めでんな。 オモリは前に説明した遊動式テンビン。15~30号の重さを釣り場の条件に合わせてケースbyケースで使い分けてやりまひょか。
お次は対大型キス用の仕掛けのスペックでっせ。 まず、遊動オモリのリングをストレスなく通り抜けられるようにスイベルは「極小のサイズ+シモリ玉」のコンビをチョイス。これは臆病なキスの食い込みを少しでも向上させるための小ワザですが、その効果は思いのほか良好です。とくにキスの活性の低い状況下でのハリ掛かり率で差が出てくれまっせ。 仕掛けの形態は主に2本バリで、全長は海底を釣るカレイ仕掛けよりも長めの150~200㎝。これによって潮流で海底から少し浮き漂い、キスの遊泳層にマッチすると思い込んでまんねんわ♪ だからモトス(ささめ針のモトス専用:投魂ライン8号)、ハリス(DAIWAスペクトロン4~5号)ともにフロロよりも比重が軽いことで海底を漂いやすいナイロンを選択。 ハリはハリ先と主軸が同一線上にあることで吸い込みが良好なフォルムのささめ針『中本SP大キス』で決まり!!
このハリは太軸に作られていますから、マダイやクロダイといった他魚からのアタックにも耐える心強いアイテムでっせ(ちなみに仕掛け作りが面倒という御仁には、市販仕掛けのささめ針『夜釣り・大キス』もおますので…)。
でっ、夜釣りや潮が濁った場合にはエサをアピールするために光り物を装着します。とくにキスには金色に光るビーズや夜光玉、それに自然の輝きが惹きつけるのか天然パール類も高い効果を発揮してくれまっせ♪
…てなことで『カンパリ投げ釣り講座:キス編』は終了です。 ご清聴、ドモありがとうございました。 そんでもって、次回からの『カンパリ投げ釣り講座』でネタとなるのが、真冬の厳寒期で定番の根魚ターゲットとなるアイナメの攻略がお題です。 なんや鬼も笑い出しそうなメッチャ気の早いお題ですが、きたる根魚シーズンに間に合わせるにはGoodなタイミングなのかも?? まっ、乞うご期待でっせ❤