投げ釣り講座:釣期【中本嗣通氏連載記事No.01】 | カンパリプラス

掲載日: 2012/04/23

投げ釣り講座:釣期【中本嗣通氏連載記事No.01】

関西発の「陸っぱり釣り情報」サイトである『カンパリ』が発進しました。
関西圏における釣り場情報がメインのこのサイトですが、そのなかに各釣種のアングラーによる釣りコラムのコーナーが用意されており“投げ釣り”からはこのヘタレなオッサンが代表として参戦させてもらいます。
例によって薄い内容になる可能性がバンバンですが、まっ、ドゾよろしく♪

さて、その初回のお題ですが、とりあえず“投げ釣り”で最大の人気ターゲットである「キス」を題材にした『投げ釣り講座』を開講させてもらうことにしまひょかな。

ただし、大物派(…ホンマにィ~?)であるオッサンとしてはサーフからの数釣りで釣れるピンギスではなく、狙うはブッとい缶コーヒーのような胴体をもつ28㎝UP、イヤさ、あこがれの尺ギスを見据えた話とさせてもらいまっせ。

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ささっ、まずは「釣期」からいきまひょか!!

キスの釣期といえば「八十八夜を過ぎてから…」という昔からのセオリー通り、水温が上昇するGW過ぎから本番を迎えるのが通例でおます。
以前はこの晩春/初夏から中秋までがキスの釣期とされてきましたが、現在では厳寒期を除いた周年が釣期という認識のキャスターが大半だと思いますわ。
(深みへ落ちて越冬するキスを狙うパターンも有りになってまっからネ)

でっ、僕らキャスターを限りなく熱くさせてくれる超28㎝の大型にマトを絞って釣期を考えれば、数多くの実績が残っている「5~7月の産卵初期」が一番の狙い目に間違いおまへんな。
なんでもモノの本によればキスは初夏~秋に何回にも分けて産卵を行うとのことで、その中でもGW過ぎ~梅雨明けまでの産卵初期に接岸する個体には大型が多い傾向があるようでっせ。

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その他に大型狙いで適しているのは晩秋の「落ち」シーズン。
しかし、短期決戦的な要素を持つ釣期なので、どうしても釣果に当たりハズレが多くなってしまうのがネックやといえまっかな…。

お次は『釣り場の条件』でっせ

シロギスの釣り場となる海底は砂地底が基本。だから、キスの釣り場といえば「=美しい砂浜」が思い浮かぶのは全国共通やと思いまっせ。
でも、ただ砂地底や砂浜というだけならば、超28㎝の大型を狙う条件にはペケでんな。だって、大型ということは何度も修羅場をくぐって“長生き”をしている証拠に他なりまへんからネ。

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まっ、そういった老練な大型キスが経験から持ち備える警戒心はハンパとは違います。だから、明るい日中や我が身に危険が差し迫ったときに、周辺に体を隠せるシモリ(根)やテトラ、海藻帯といった「障害物」の存在が釣り場の条件としては欠かせまへん。とくに初夏の産卵初期に関しては、周辺に産卵場所となる海藻帯があるファクターが釣果を押し上げてくれまっせ。

いずれにせよ臆病な大型キスを狙うならば、緊急時には潜り込んで身を隠せる砂底にプラスして、避難ができる障害物を組み合わせた海底がベストでっかな。
(こんな海底にはエサとなる小生物の生息条件にも適してまっからネ)

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また「潮当たり」という条件から釣り場を考えてみれば、カレイのように潮流がガンガンと走る場所のド真ん中というパターンは少なおます。どちらかといえば本流から潮流が分岐して緩やかによどむような場所の方が、キスのポイントとしては適していると思いまっせ。

さらにシロギスの盛期である夏~秋は水温が高いことから「水深」の深い、浅いはさほど影響しませんが、時期によってはこの水深というファクターも考えて釣り場を決定せなあきまへんで。

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たとえば4~5月という早期には低水温が影響して、通常キスの活性は低くおます。こんな時期には直射日光などの要素でイチ早く水温が上がる水深の浅いポイントがGood!! でっせ。

また初冬期の越冬ギスは、逆に15m以上の水深をもつ深場(=越冬場)が狙い目になりまっせ。これは水深が深いことによって「低いなりに水温が安定する」おかげで、急激な水温の変動で著しく魚の活性を下げない釣り場条件が生まれるからでんねんわ。

・・・ってなことでェ~、『カンパリ』初回発進のオッサンによる『投げ釣り講座』はコレにて終了です♪
お次のメニューは「ポイント条件」と「時合い」についての講習という予定を組んでまんのんで、この続きをオッ楽しみにィ~!!