純粋にメバルが居ません!【高田玲欧氏連載記事No.13】 | カンパリプラス

掲載日: 2013/04/16

純粋にメバルが居ません!【高田玲欧氏連載記事No.13】

4月です!

完全に春が来ました♪

春と言えば、新生活!

社会人になった方、高校・大学に入学した方など、皆それぞれの新生活が始まります。

僕の場合は高校を出て港湾会社に就職し、社会の厳しさを知ったことを思い出します。

ホンマに毎日が嫌でしたよ!

仕事を辞めたくて仕方なかったです!(笑)

平日は朝から夜まで仕事で、週末の釣りだけを楽しみに生きてました。

友達は魚だけでしたね!(笑)

釣りをしていて本当に良かったです。

今でも釣りという遊びに感謝しています。   そんな嫌な思い出がよみがえって来ました。   新生活を迎える方、色々とあるでしょうが頑張ってくださいね!

そんな皆様を応援しています!

あっ!完全に釣りのことを無視した記事でした!

すみません!

まず、釣りのことでお詫びがあります。

前回の記事でメバルのことを書きましたが…

残念ながら今年のメバルは最悪です!

神明エリアの海を10年以上毎日のように見ていますが、今年は史上最悪!

純粋にメバルが居ません!

ベイトの量や海藻の有無とか不調の理由は数々ありましたが、もともとの数が少ないと思われます。

友人の敏腕船長に聞いたのですが、沖のメバルの釣果も今年は最悪みたいです。

沖もダメ!

岸もダメ!

ほなどこがエエねん!

どこもアカンねん!

みたいな感じですね!(笑)

まあまだメバルのシーズンは終わりませんから、いつ良くなるか分かりません。

毎年、梅雨ぐらいまでは行けますのでこれからに期待です!

しかしながら…   先日の爆弾低気圧後…

メバル♪

神明エリアでは、少し釣れだしています。

大荒れ後に状況が変わることは良くあります。

例えば…   荒れた後にベイトが入ってきた。

濁りが少し出た。

底の様子が変わった。

などなど、様々な状況変化によって釣果が変わってきます。

ということで、今回は荒れた後の変化について少し書きます。

まず、春の嵐は雨よりも風が強いのが特徴です。

風が及ぼす変化とは…

風と言いましても、強さより風の方向が重要です!風向です!

東南西北です!

あっ違う!東西南北ですね!

東南西北は麻雀の時の言い方でした!(笑)

風による一番期待される変化はベイトの入りです。

効果的な風とは、岸にベイトを寄せる風!

神明エリアの場合、岸が北にありますよね。

ということは神明エリアだと南風がカギとなります。

正直なところ荒れた時の北風や東西の風は、あまりプラスになりません。

荒れた時は「南風」が吹くのを期待してください!(笑)

そして、東西の風より南風の方が大荒れになりウネリを伴います。

それは東西に建造物があって南には何もなく、直接入る風である南風が大荒れになるということです。

このウネリを伴う南風が吹くと、底までかき混ぜられる時があります。

実は今の時期のウネリはカレイ釣りにも影響してくるんです。

底からかき混ぜられると、カレイの大好物であるイソメ系の生き物たちが砂の中から出てきます。

これが激アツ!

砂の中から出てきた大好物にカレイもテンション上げ上げな訳です。

この春の大荒れは、春を代表する魚「メバル」「カレイ」の活性に大きく影響します。

そして、先日の爆弾低気圧が通過した後、予定通り?に「メバル」「カレイ」の活性が上がっています。

少しは良い方向に向かっているようです!

後は釣り場に行って自分の目で確かめましょう!

フィッシングショー2021