ジャックアイグロッキーは一軍入り決定!!【ハヤブサ(Hayabusa) ジャックアイグロッキー インプレッション】
神戸沖堤防でジャックアイグロッキーショアジギング!
絶妙なアクションで納得の釣果。
思わず出た言葉は「なるほど、こりゃ釣れるわ。」
青坊主様 ジャックアイグロッキーモニターレポート
今回機会がありレビューさせて頂くことになった、ハヤブサの新作メタルジグ『ジャックアイ ・グロッキー』。ジャックアイシリーズには様々なモデルが存在するが、今回使用する『グロッキー』はスロー系ジグとのこと。まずは開封前にパッケージに記載されているアピールポイントを読んでみることにしよう。
①ぶっ飛び「コンパクトボディ」
②低速ただ巻きで魅せる「妖艶ウォブリング」
③直下に揺れ落ち低活性に効く「ひらひらフォール」
④バイトを誘発「左右非対称ホログラム」
⑤本体カラーとマッチ「SABIKIアシスト」
⑥サビに強い「タフティンコートフック」
⑦強靭塗装「6層アルティメットコート」
フムフム、いかにも釣れそうな謳い文句だ。しかし、それよりも私がまず注目したのは、フロントフックをセットする方向まで図入りで丁寧に説明書きされていたことである。
そう、この手の左右非対称のスロー系ジグはフォール中、山形になっている方が下を向いて水を受けながらヒラヒラと落ちていく為、フロントフックを下向きにセットするとフックが余計な抵抗を受けてしまい、フォールの姿勢が乱れて本来の性能を発揮できない場合がある。また、上向きにフックをセットすることにより着底時に根掛かりのリスクも軽減できるのだ。このように初心者に優しい部分は非常に好感が持てる。
ジャックアイグロッキー 実釣
さて、前置きが長くなってしまったが、とにかく実釣してみなければルアーの本当の性能は分からない、というわけで実際に投げてみることにした。
釣行日:8月2日朝
場所:神戸沖堤防(通称ポーアイ沖)
天気:晴れ
潮:大潮
ロッド:TENRYU PML110MH
リール:ツインパワーXD4000XG
ライン:DUEL ハードコアX8 1.5号
リーダー:DUEL カーボナイロン 10号
ルアー:ハヤブサ ジャックアイ グロッキー40g
AM4:30頃、うっすらと明るくなってきた頃にキャスト開始。まず一投目でその飛距離に驚く。サイズがコンパクトなので飛ぶだろうとは思っていたが、飛行姿勢が非常に安定している。次にフォールスピード。着水から着底するまでの時間が思ったより早い。このフォールスピードで本当にしっかり魅せて喰わせることが出来るのだろうか?と少し疑問を感じた。
ただ巻きでもウォブリングしてよく釣れるようなことを書いていたが、まだ暗いし動きもよく分からないので、とりあえずワンピッチジャークでシャクってみる。軽い。40gとはいえ、このポッチャリボディなら引き抵抗も結構大きいだろうと思っていたが、これなら暑くなければ一日中でもシャクれそうだ、などと思いながらシャクっていると、早速「ゴン」っと一発目のアタリ。引きはさほど強くはないが、時折ブルルッと小刻みな振動を手元に伝えながら、左右に走る。魚が走る方向と反対に竿を傾けつつ、丁寧に足元へ寄せてからそのまま抜き上げた。サバだ。40cmには少し届かないが、大サバと言って良いサイズだろう。
それからキャスト再開して間も無く、ただ巻きで40cmのツバス、フォールで大サバと連続ヒット。
ここで大分、日も登って明るくなってきたので、一旦ジグを足元でフォールさせてジグの動きを目視でチェックしてみる。やはり沈下スピードは思っていたより早い。しかし、見事にヒラヒラとフラッシングしながら左右へ絶妙なスライドアクションをしている。
続いてスローただ巻きでのアクションもチェック。ゆっくり巻くと僅かにボディがロールしつつ、テールがユラユラとウォブリングしている。しかもこのメタルジグはフロントフック、リアフック共にサビキ針仕様になっており、フック自体がバイトを誘う武器になっている。
「なるほど、こりゃ釣れるわ。」思わず一人言をつぶやいてしまった。
ジャックアイグロッキーで納得の釣果
結局その後もジャーク、フォール、ただ巻き、どれでもアタリ連発のお祭り状態。もちろん、これら全て『ジャックアイ・グロッキー』での釣果である。今回は40gで2色のカラーローテのみだったが、ベイトのサイズや潮流によっては30gや60gなど使い分けてみるのもいいだろう。
『ジャックアイ ・グロッキー』。今日から私のタックルボックス一軍入り決定である。