牟岐大島寒グレリベンジ【きしょう氏連載 vol.7】 | カンパリプラス

掲載日: 2019/02/02

牟岐大島寒グレリベンジ【きしょう氏連載 vol.7】

牟岐大島寒グレリベンジ

牟岐大島寒グレリベンジ【きしょう氏連載 vol.7】
牟岐大島寒グレリベンジ【きしょう氏連載 vol.7】
年が明けて徳島県南牟岐大島で連日好調の寒グレを狙いに3回行ってきました。
渡船は全て海漁丸さんにお世話になりました。

寒グレリベンジ1回目 カギはハリスにあり!?

1月12日、小雨の予報でしたが雨の多少は磯釣りでは特に気になりません、個人的には曇天なので偏光グラスで水中が見えにくいくらい。
地元いはら釣具の年始セールで買いだめしたダイワの真空コマセを2つ使い撒き餌を作ります。
このタイプのコマセはコンパクトかつ安く配合後の量が多くなるので好きです。
同調などの撒き餌ワークがまだ上手に出来ないので量が少しでも多いのは助かります。

牟岐大島寒グレリベンジ【きしょう氏連載 vol.7】

小松島のいはら釣具から60km/hを下らずのドライブ丁度1時間で牟岐に到着。
船内クジは7、磯クジは3でした。
3番廻りはピストルやセンコウテイが有名。
隣の磯クジに便もらいをして上がったのは4番廻りのヒジカケ。
これがまた足場が高く濡れて岩がツルツルときてる、足をすくませながら渡磯します。
磯上での移動も一苦労で落ちそうになった事多々。
バッカンも油断すれば滑り落ちて行きます。
牟岐大島寒グレリベンジ【きしょう氏連載 vol.7】

釣りを開始してすぐに同行の人が1枚あげたものの、そこからは音沙汰なく。
見えている湧きグレがいるのに深くしても餌は返ってきます。
結局ウキを沈ませる事なく終了、どうやら他の磯でも同じ結果だったようでハリスを1.5号から0.8号まで落としてやっとアタリが出だしたそう。
そこまでは持ち合わせてなかったので残念でなりませんでした。

寒グレリベンジ2回目 いい感じに流せた結果…

1月14日、船内クジは11、磯クジは17。
モモノキやモモノキオチが有名な磯です。
11番だったので17番廻りは一杯になり空いてるところへ、15番廻りの巨人へ降ろしてもらいました。

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陰になるので少し寒かったですが、右から左へ緩く潮が流れておりいい感じ。
仕掛けの流れるスピード、タナを考えて撒き餌同調を意識します。
アタリが出るならこの辺と決めたところで撒き餌の落ちる傾き、仕掛けの傾きがいい感じになってるので構えてるとウキがゆっくり沈む。
合わせましたが、軽いので浮力計算間違えたかと思いましたがそうでもない。
気を取り直してもう一度流す、風も無くいい感じなので思い通りに流せました、また同じポイントでウキが沈みます。
今度はラインの動きを見てゆっくり合わせ。
が、フックオンと同時に強烈な締め付けで瞬く間にハリス切れ。
0.8号なので仕方ないと思い針を結んでトライ。
狙いのポイントからは少し流れたところでウキが沈むのでとりあえず早めのゆっくり合わせ。
いい感じの引き、浮かせられるけど突然の締め付け、グレだと思いあげると38cmある綺麗なブルー。
牟岐大島寒グレリベンジ【きしょう氏連載 vol.7】

数釣りをされる方々は締めてクーラーへ放り込んでるので手返しが早いですが、私はしっかり血抜きをしてから締めます。
なので時合を逃しました。
潮の流れが変わり沖へ払い出すようになり風も正面から強く吹き付けるようになりました。
しばらく風に耐えながら釣り座左の流れが穏やかなポイントを狙っているとウキが消し込む。
しっかり合わせ、少し重いけどあまり引かない、チヌかなと思ったけどタカノハダイ45cmでした。
牟岐大島寒グレリベンジ【きしょう氏連載 vol.7】

冬が旬で美味しいそうなので処理をしてクーラーへ(煮付けかなり美味でした)。
ただ、タカノハダイが釣れれば潮が悪いらしく案の定それからは風に逆らって遠投出来ず追加はできませんでした。

寒グレリベンジ3回目 1投目からアタリ!

1月23日、船内クジ2、磯クジ3でした。
2番なので1番を引いた人がピストルに降り、隣の沖ソエに上げてもらいました。
センコウテイはこの日大潮なので上がれません。
1投目からウキが消し込む、フックオンしませんでしたが、いい感じだと思いもう1投、ウキ下1ヒロで食ってきました。
重量感はないものの、右へ左へ張り出した根に向かってよく走るので焦りながらも楽しいやり取りが出来ました、35cmのグレです。

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しっかり処理してるとやはり時合を逃しました、また釣れなくなり….。
開始早々釣ってしまうと後が続かないジンクスが発動。
磯の上で釣り座をウロウロし、キツに無慈悲にのされたりしながらもグレの気配はなく、置き竿でイサキをゲットしました。
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終了2時間前から湧きグレが出てきたので3.5ヒロ程にタナを合わせても食ってこず。
0.8号に変えてから1度だけウキが消しこんだものの根で擦られハリス切れ。
後ろ髪引かれる思いで沖ソエを去りました。
ピストルではツ抜けしており、いつ見ても竿を曲げてました。
大きな潮目が出ていたので潮目を狙っていたようです。

未熟者でなかなか釣果に恵まれませんが、磯釣りは楽しすぎます。
次は2桁目指します。

牟岐大島寒グレリベンジ【きしょう氏連載 vol.7】

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