ヒラマサ102cm8.1kgで自己記録更新★長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く!【ずん氏連載 vol.6】 | カンパリプラス

掲載日: 2018/12/28

ヒラマサ102cm8.1kgで自己記録更新★長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く!【ずん氏連載 vol.6】

長崎県北の例年の青物スポットは軒並み好調

前回の釣行で自己記録更新サイズのヒラス(ヒラマサ)が獲れた崎戸大島エリア。実はその後も青物の好調はしばらく続いていた。さらに、長崎県北の例年の青物スポットは軒並み好調ときた。これほどのチャンスの年はもう来ないかもしれない。今シーズンは徹底的に青物狙い一本で、地磯を釣り歩く覚悟だ。

ポッピングでのこだわり。

長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く

スプラッシュ、ダイビングなどアクションそのものは日によって、ルアーによって反応が違うので色々試すしかない。私がそれ以上にこだわるのはテンポだ。一投の中でテンポを変えない、例えば2回ポッピング→3秒ポーズでスタートしたら、回収までずっとそのテンポで操作する。こうする理由には私なりの仮説があるが、説明する上でわかりやすい例が意外なところにあった。

長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く

わが家の愛猫、つくねさんだ。
世界一かわいいと言っても過言ではないビジュアルで嫁を誘惑し、おやつは毎日ちゅーるという悪魔的契約を結ぶ狡猾なフィッシュイーター(?)だ。このつくねさん、猫じゃらしで遊ぶととても興味深い動きを見せる。

不規則な動きには見向きもしないのに、左右に規則的に動かすと突然興味を示すのだ。更に動かし続けると、意識的に動きの変化を加えずとも、一瞬の隙を突いて猫じゃらしを捕らえる。

ここで浮かぶ仮説だが、猫と魚、全く違う生物ではあるが、生きた動物を捕らえるという点では共通している。ということは捕らえる際の習性も必然的に共通する部分はあるはず。青物も猫と同様、ベイトを捕らえる際にまず、動きの規則性を見極め、その後に僅かな変化を見つけて捕らえているのではないか。

そう考えると、アクションのテンポには変化を加えないほうがいい。まず規則性を見極めさせるだけの時間を与える必要があるからだ。

その後食うに至る変化は、魚が認識できるギリギリの小さな変化があれば十分だろう。それなら風や潮の変化や、一瞬のよそ見など、意識せずともルアーの動きに僅かな変化は発生するのだから意識的な変化を加える必要がないというのが私のだ。

釣り人なら何度か経験があるであろう、飽きてアクションが一辺倒になったときや、ケータイの音に一瞬わずかに気をとられた瞬間に魚がヒットするあの現象も、コレが原因ではないかと思う。

崎戸大島釣行3日目、前回と同じポイントに入ってみる。

長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く

青物好調の情報が次々耳に入るなか、タイミング悪く仕事も忙しくなった。無理矢理時間を作って行けたのは一数日後の昼過ぎから。
釣りができるのはせいぜい3時間程度、釣果を得るのは厳しいと思っていたが、ヒラスはこちらの事情を察してくれていたようだ。
ポイント到着時点ですでに足元でボイルしている。明らかな大チャンス。

すでにスイッチが入っていることを考慮し、ダイビングペンシルや大型ミノーを投げてみるが食わない。やはりベイトが小さいのか。
前回釣れたパンプキンも通してみるが、それでも反応がない。
しぶきや音が大きすぎるのではないかと思い、もう少し地味なポッパーに変えてみると、なんと一撃でヒット!3kg弱のヒラスだ。

長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く

その後はボイルが止んだが、それでも岸際で乗るに至らないバイトが3回あった。いくつかアクションの違うポッパーを通したものの、バイトがあったのは全て今回ヒットしたポッパーだった。おそらくポッパーのアピール力が、水深やベイトのサイズにマッチしていたのだろう。やはり同じポッパーでも、青物目線では全く違うものに見えているのだろう。

友人の誘いで平戸へ。荒れる海に大苦戦。

長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く

崎戸大島エリアと同様に中~大型青物が好調な平戸。他のエリアと比べると水深があり、ちょっとした風で荒れるポイントが多いエリアだ。この日も案の定北西の風でうねりが出るほどに荒れていた。

こういう状況でポッパーは不適。ダイビングペンシルやミノーの出番だ。しかし荒れた状況での不慣れな釣りはやはり釣果を生まない。友人のミノーに何度かチェイスがある中で私は一切の手ごたえを得られなかった。

そうこうしている間に友人のミノーにヒット。4kg程度のヤズ(ブリ)だ。普段からヒラスズキをメインに荒れた状況での釣りに慣れているからこその釣果だろう。強烈なうねりの中であっさりランディングまで持ち込んだ冷静なコントロールには感服した。

長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く

友人の気遣いで風裏をランガン。そこで思わぬ大物に出会う。

その後は友人の気遣いで風裏のポイントをまわることに。潮の時間帯と過去の実績から入れるポイントをいくつも提案してくれた。

しかしなかなか反応が得られずたどり着いた5ヶ所目のポイント。水深が10mもなさそうなシャローエリアだが、ベイトの密度が濃く潮流もしっかりある。ボイルこそないが生命感に満ち溢れていた。

長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く

ここで出なければ諦める決意で、パンプキンを投げ続ける。30分投げたがまるで反応がない。先日の崎戸大島での釣行を思い出し、もう少しおとなしいポッパーにチェンジ。2投目で水面が割れた。明らかにでかい!朝から全く魚の反応がなかったせいでアドレナリンどばどばの私は、むちゃくちゃなゴリ巻きで足元まで寄せる。でかいヤズだと思っていたが、姿を見た途端血の気が引いた。ヒラスだ。それもメータークラス…。

もちろん直後に足元の瀬で大暴れ!リーダーを擦られまくる。竿が軋む。パニックになるが友人に助けを求めようにも声は届かない。自力解決を決意。目の前のエグレに何回も突っ込むヒラスとヤケクソになりながらも5分ほど格闘し、なんとか浅瀬にずり上げた。

長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く
長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く

102cm、8.1kg。また自己記録更新だ。リーダーはおそらく切れる寸前だろうと思っていたが、キズだらけではあるものの、かなり強度を保っていた。

長崎県北エリア青物狙い一本で地磯を釣り歩く

デュエルのパワーリーダーCN恐るべし。使用感はほぼナイロンのくせに傷の入り方は深くささくれにくく、フロロに近い。前回の97cmのヒラスのときもこの耐摩耗性に助けられたが、今回はその倍は瀬に突っ込まれている。その上ドラグはほぼフルロック状態だった。それでも切れないのだから、魚とのやりとりがガサツな私にぴったりのリーダーだ。

その後、強かった上げ始めの潮流は緩み、ベイトも薄くなり反応はなくなった。やはり大型青物には条件の揃うタイミングが明確にあるのだろう。

これからまだまだ釣れる青物。タックルだけでなく、体づくりも相応の準備を。

実は今回の釣行をきっかけに腰を悪くしてしまった。運動不足の日常から突然、ハードな釣行の連続で体に限界がきてしまった。こうなるとまだまだヒラスもヤズも絶好調ではあるが諦めるしかない。

どの釣りもタックルや装備は重要だが、ショアの青物となると加えて体力も必要になる。
今シーズンは筋トレをサボった報いがきてしまった。また春先の大型ヤズシーズンに向けて身体づくりに努めたい。

今回のタックル

ロッド:ゼニス ストームライダー烈火103MH
リール:ダイワ キャタリナ5000H
ライン:PE4号 300m
リーダー:デュエル パワーリーダーCN 60ポンド

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