ラトルスティック装着で好反応のサゴシ・アジ・サバ、ケミホタル装着でタチウオはガンガンアタック LUMICAメタルジャッカー新色インプレッション
LUMICA Xtradaメタルジャッカー新色 わー様よりモニターレポート
10月の半ばに早朝3回、夕方2回での釣行でLUMICA Xtrada『METAL JACKER』を使用してきましたのでレポート致します。
釣行場所は大阪府南部の深日港周辺の防波堤及びテトラ帯になります。
タックル
・ロッド:ダイワ LATEO 90ML
・リール:ダイワ フリームス LT3000
・ライン:PE 0.8号 G-soul X8
・リーダー:フロロカーボン(60lb)+ワイヤー or カーボナイロン(25lb)
METAL JACKERのスイミング姿勢を足元で確認してみたところ、早巻きのリトリーブでは控えめなウォブリングに加えてミノーの様な滑る泳ぎ方をしていたので初めてみた時には魚が泳いでいるのかと思うくらいでした。
フォールに関してはヒラヒラ落ちたり、スライドしながら落ちたりと普通のスリム系のメタルジグと同様の感じですが、ラトルスティックの影響もあるのかフォールでのヒットがいつもよりも多く感じました。
朝マヅメ前のタチウオ狙いはケミホタル25赤を入れて使用
まずは、朝マヅメ前のまだ暗い時間帯に「METAL JACKER20g キビナゴ」で太刀魚狙いです。
アシストフックは外してサーベルアイに#6のトレブルフックを装着し、ラトルスリットにはケミホタル25赤を入れて使用しました。
幸先良く、一投目から着水後すぐに太刀魚がヒットです。
その後は、表層付近に浮いているようなので着水直後からスローリトリーブで巻いているとガンガンアタックしてきます。
針がかりするのはサーベルアイのトレブルフックが多く、ケミホタルがバイトマーカーになって良い感じです。
ワームと違い、割れたりちぎれたりすることが無いので、短い時合いに手返し良く釣るには最適です。
アピール部分はケミホタル25の部分しかないのですが、活性が高い時には十分なようです。
太刀魚の反応がなくなってからはそのままライトショアジギングへシフトできるので良いのですが、サーベルアイにトレブルフックを付けたまましゃくると本体に引っかかり易いので、しゃくって使う場合はアシストフックの方がよさそうです。
ラトルスティック装着ライトショアジギングでサゴシ・アジ・サバ・エソなど良く釣れます
ショアジギングではオールグローにラトルスティックと光と音のダブルアピールで爆釣の予感がしましたが、開始数投で根がかりしてしまい魚を釣る前に無念のロストでショック大です。
レッドヘッド30gとキビナゴ30gにラトルスティック装着で使用しましたところ、サゴシにエソ、サバ、アジと良く釣れます。
私の普段使っているメタルジグとの違いを大きく感じたのは、特にサバ、アジがリトリーブでかかることが多いことです。
いつもはフォールでかかることは多いですが、リトリーブでかかることがあまりないのでこれもスイミング姿勢とラトルスティックの効果がかなり影響していそうです。
夕マヅメ前後ケミホタル25赤を装着してタチウオを待ちながらの青物狙い
次は夕マヅメ前後での釣行での使用です。
午後5時暗いからレッドヘッドにケミホタル25赤を装着して太刀魚を待ちながらのショアジギングです。
青物を意識してサーベルアイにトレブルフックではなくアシストフック装着で早めのピッチでしゃくって誘いました。
夕方でもやはり、いつもは後ろを付いてくるだけのサバが良く釣れます。
日が落ち始めてゴールデンタイムに突入しますが、引き続き青物狙いでしゃくっていると、ガツンと大きなあたり!
来たコレ!と思うも次の瞬間にふわっとなるあたりはF3.5ちょいの太刀魚さんです。
太刀魚が釣れ始めてもしつこく青物狙いを続けますが、太刀魚が連続ヒットしてきます。
早めのワンピッチで誘いますが太刀魚とは思えないほどバレることなくしっかりとフッキングします。
あたりが遠のいたタイミングでアシストフックを外し、サーベルアイにトレブルフックを付けてフォールを意識しながら誘っていると再びヒットしました。
シャローな場所での使い勝手はあまり良くないですが、ある程度水深のあるところだと暗くなってもケミチューンできるおかげで反応はよいですし、遠投が効くので深場のボトム付近の大型狙いにも最適です。
朝夕共に使用しましたが大阪南部での大型青物の回遊が非常に少なく、今回はサゴシ1匹だけの釣果だったのでラトルスティックの真価を体感することはできませんでしたが、サバの反応が異常によかったというのが好印象でした。
太刀魚狙いに関してはケミチューンできるメタルジグでサーベルアイにトレブルフックを装備できることもあり、十分な釣果を上げることができました。
今後、晩秋から初冬の大型狙いでの釣行で利用していきたいと思います。
ラトルスリットについて
ラトルスリットにラトルスティックやケミホタルを装着できるのが特徴の1つですが、そのままではセットしたラトルスティックやケミホタルが非常に取れやすいです。
最初、パッケージ標準で装備されているラトルスティックをそのままで使用していると10投ほどキャストした際に取れて無くなりました。
激しくしゃくりすぎたのかと思い、その後はゆったりとしたワンピッチでアクションしていましたが、やはり数投すると抜け落ちてしまいました。
ラトルスティックのハマりが緩い感じではないのですが落ちてしまうので、試しにケミホタルに付属しているチューブにラトルスティックを差し込んでからメタルジャッカーへ装着しました。
かなり窮屈なのでペンチの先で無理やり押し込む感じです。
ただ、ラトルスティックが圧迫されると肝心のラトルが引っかかって動かない場合があるので意味をなさなくなってしまう場合がありました。
結果的には抜け落ちにくくなったものの1時間ほど使っていると最終的に抜け落ちてしまいました。
私が利用した時に感じたラトルスティックが抜ける要因としては以下のようになります。
・キャスト後の着水時の衝撃。
・激しいジャークでの水圧や魚のバイト時の衝撃。
・アシストフックがラトルスリットに突き刺さる。
標準装備のアシストフックが絶妙にラトルスリットにあたるサイズになっているようです。
回収時に何度かラトルスリットに刺さったり、刺さったためにラトルスティックが押し出されるという状態が確認できました。
試しに自作のアシストフックを装備してキャストをしてみましたが特にラトルスリット部分に干渉している症状はでなかったです。
また、ラトルスティックやケミホタルが無くなってしまった時にラトルスリットを空にしたままで使用してみました。
すると、アシストフックがラトルスリットに引っかかったり入りこんでしまったりするので、ラトルスリットが空の状態では利用は厳しそうです。
ケミホタルについては付属のチューブを刺したのちに装備すれば抜け落ちることは無かったです。
それにケミホタルの場合は無理やり押し込めるので気遣いはなしです。
ラトルスティックのアピール効果は非常に良いものだと思うので付け替えではなく埋め込みで取り外しができない状態で販売してもらいたいという感想です。