アシストフックの作り方をご紹介します
最近一気に秋めいてきましたね。
こちら北三陸は早い所はもう散ってきておりますが、紅葉が見頃になっております。
さてさて、第5回目となる今回は磯ロックネタを!と思っておりましたが、水温がまだ高いらしくアイナメがパッとしないので、ショアジギ・海サクラなどで役立つシングルアシストフックの作り方を書こうと思います。
アシストフック自作 ~必要な道具~
人によって使ってる道具に差がありますが、自分が使っているものはこんな感じになります。
1、バイス
これが無くても大丈夫って方もいますが、あった方が断然楽だと思います。
2、ボビンホルダー
これはアシストフックを作るのには必須ですね。
3、ライン
対象魚に合わせて太さを選定して下さい。
それとメーカーによってコシやら何やらが違うので、自分に合った物を。
自分が使用しているのはよつあみのシーハンター。
海サクラ用には8号、ライトショアジギング等には10号を使っています。
4、セキ糸
自分が使ってるのはよつあみの物。
100均の縫い物用でも代用可能っぽいです(笑)
5、フック
対象魚に合わせて。
因みに自分が海サクラ用ジグに使用しているのは、大アジ針16号。
後はネットで徳用を購入すれば、かなり安く済みますよ。
6、フィニッシャー
最後にこれでセキ糸を巻いてフィニッシュ。
これが無くてもハーフヒッチで巻いてもオッケーですよ。
7、ハサミ
ラインカット用
8、瞬間接着剤
ほつれ防止に。
オススメはアロンアルファ 釣り名人。
物によって乾くと白くなって、見栄えが悪くなったりしますが、これだとキレイに乾きます。
これが自分がフックを使う時に使用している物です。
人によって作り方が違ったりするので、更にニードルを使う方もいれば、この中にある物で使わない物がある人もいます。
アシストフック自作 ~実践~
それでは画像を入れながら、手順を。
1、まずはバイスにフックを固定。
2、次にセキ糸をセットしたボビンホルダーを使いチモト側から針先側へ下糸を巻いていきます。
針先と平行になるかならないかくらいの辺りまで、ビッチリと巻きます。
これがラインの滑り止めの役目を果たします。
3、次にこのセキ糸の上にラインを乗せて、チモト側に向かってセキ糸を斜めに巻いていきます。
ここはビッチリ巻かなくても大丈夫なので、5、6回くらい巻けば大丈夫かと思います。
ちょっとセキ糸とラインが赤で解りにくいので、汚い絵で。
青い色で書いたような感じに。
4、針先側の余分なセキ糸をカット
5、さっき斜めにチモト側に巻いたラインを今度は針先側に向かって斜めに巻き返します。
ここも5、6回巻けば大丈夫です。
6、今度はまたチモト側へセキ糸を巻いていきます。
ここでビッチリとセキ糸を巻いてください。
7、最後にフィニッシャーを使って、セキ糸をくるっと4、5回巻いたら終了です。
ちょっと画像だと説明しにくいです。
ここはハーフヒッチでやっていただいても大丈夫です。
後は瞬間接着剤を塗ってほつれ止めしてしまえば完成です!
アシストフック自作に是非チャレンジしてみて下さい
慣れてしまえば、数分で1つ作れますよ。
難しい部分も無いので、一度作り方を覚えてしまえば2個目からは簡単な単純作業になると思います。
初めて作った時はすっぽ抜けないかなー?と不安になると思いますが、失敗は成功のもと。
沢山作って経験を積めば自信が出てくると思います。
自分は運良くすっぽ抜けた事は一回も無く、これでガンガンと色々な魚種を仕留めています。
これを応用すれば、更に色々なフックを作れますよ。
サケトレーラーまで作れちゃいます。
これでサケを掛けた事もありますが、すっぽ抜けた事がないので、そこそこなサイズの魚種に対しても強度は問題ないと思います。
ちょっと画像だと手順がわからないなーって方もいると思うので、ネットで検索すればアシストフックの作り方の動画をあげてる方も結構いると思いますので、そちらも参考にしていただければ、もっと解りやすいかなと思います。
今まで既製品を買っていた方はこれを機に是非自作でフックを作ってみてください。
バイスなどの道具を買うのに少し初期投資が必要ですが、それでも既製品のフックを買うよりかなり安く済むのでお得ですよ。
悪天候で釣りに行けない日や、シーズンオフの時の暇潰しにもなります(笑)
更に自分で細工も出来るし、それで釣果アップも!?
次回の記事で第6回目。
カンパリ様から半年間の掲載依頼をいただいておりましたので、次回が最後の掲載になると思います。
シーズンインで爆釣を祈って、次回こそは北三陸と言ったら!!の磯ロックについて書きたいと思います。