ワンピッチジャーク後のロングフォールにヒット☆メガバススラッシュビートインプレッション | カンパリプラス

掲載日: 2018/10/17

ワンピッチジャーク後のロングフォールにヒット☆メガバススラッシュビートインプレッション

Megabass SLASH BEAT のりくす様より船タチウオジグモニターレポート

Megabass社さんのオフショア・タチウオ専用メタルジグのモニターに選んでいただき、シーズン真っ盛りの神戸沖タチウオジギングに行ってきました。

オフショア・タチウオ専用メタルジグ、スラッシュビート

大阪湾にも大きな被害をもたらした台風21号の影響もほぼなくなったかと思われる10月4日(木)に釣行日を設定。次に迫っている台風25号の影響もあって天気は曇り時々にわか雨。

できるだけ良い潮の状況下でモニター製品を試したいということでオフショア・タチウオジギングでは不利と言われることが多い大潮の日は避けてあえて選んだこの日は長潮で干潮が午前9時17分。

今回選んだ船宿は大阪湾で人気もあり自身も通い慣れている西宮今津港にある「釣人屋」午前5:00集合で午前5:27分に出船。

西宮今津港「釣人屋」で出船

総勢24名の満船状態で出船、ジギンガーは当方を入れて2名、残り22名がテンヤでの乗合いでした。

Megabass『SLASH BEAT』『SLASH BEAT BACK SLIDER』で神戸沖タチウオジギング

午前6:28に神戸沖ポイントに到着、当方釣座は左舷ミヨシ、もう一名のジギンガーは後方右舷ミヨシで釣り開始。

『SLASH BEAT』と『SLASH BEAT BACK SLIDER』でタチウオジギング

今回モニターさせていただいた製品はMegabass社さんの『SLASH BEAT』と『SLASH BEAT BACK SLIDER』の2種類。

水深は68mから開始ということで、まずはタチウオの棚と反応を探るべく定番のセンターバランス設定『SLASH BEAT』、カラーは“GLOW ZEBRA”150gをチョイスし、基本のワンピッチジャークで底から40m付近までを探ります。

当初の予想では「一投目から良い反応が出るのでは?」と期待していましたが、この日はなかなかの渋い状況。テンヤ勢にも「当たりはあるがフッキングしない」というショートバイトが多発する状況からの開始となり早々に空の色同様の雲行きの怪しい雰囲気に・・・。

雲行きの怪しい雰囲気

結局20分ほど流すも反応が得られず、ジギング、テンヤともに不発でポイント移動。

次に入ったふた流し目のポイントで午前6:57にようやく一本目をゲット。

SLASH BEAT GLOW ZEBRA 150gでタチウオをゲット

ミドルテンポのワンピッチジャークを底から5回入れてからラインスラッグを多めに出すフリー・ロングフォールを入れるパターンの3セット目のフォールでヒットしました。

SLASH BEATのスライドフォール性能がうまく効いた一本でした。

「さぁこの調子で数を増やしていこう」と思った矢先、風がどんどん強くなり雨も降り出し、白波も立ち始め船の縦揺れが激しくなりロングフォールでのヒットを掴みにくくなる始末。当然テンヤ勢も苦戦を強いられておりました。

ここでロングフォールを一旦諦めてアタリが取りやすいテンションフォールが可能な『SLASH BEAT BACK SLIDER』にジグをチェンジ。カラーはタチウオジギングでは定番カラーである“VIOLET ZEBRA”150gを選択。

初めて使った感想としては、センターバランス型のノーマルSLASH BEATよりも引き抵抗が少しありましたが、逆にその抵抗感が潮をしっかり掴んでいる感覚になり細かく狙う棚を調整することができ、またこのジグ特有のバックスライドを利用することでフォールの際にレンジをキープできるので、より丁寧に一定の棚を探ることができると感じました。

残念ながらこのカラーでは反応を得ることができなかったのと二枚潮がきつくなってきたので同ジグ“BANANA”180gにカラーローテーション。

早速反応がありましたがうまくフッキングせずにショートバイト止まり。

なかなか良い反応が出せないまま時間だけがどんどん過ぎていく状況でモチベーションが落ちてきたので少しだけ気分転換でジグを他社製品にチェンジしてみるもまったく反応がなし。

「これはダメだ」とすぐに見切りをつけて今日最初にヒットしたノーマルの『SLASH BEAT』“GLOW ZEBLA”150gに戻したところその一投目でようやく本日二匹目をゲット。

SLASH BEAT GLOW ZEBRA 150gでタチウオをゲット

ヒットパターンは一本目と同じくワンピッチジャーク後のロングフォールでした。時刻は午前9:05でした。

もうこの二本目で本日の“当たり”ジグを確信(笑)他社製品に浮気せずモニターさせていただいたMegabass製品一択でいくことを決意。

その後は相変わらず天気が落ち着かず雨は降ったり止んだりで風は強く、潮がぶっ飛びの二枚潮とコンディションは最悪の中でしたがとにかく一心不乱に『SLASH BEAT』と『SLASH BEAT BACK SLIDER』を提供いただいた他のカラーもローテションさせながらシャクリ続けました。

「なんとかもう一本!」と頑張り続けてようやく三本目が上がったのがまもなく帰着時間が迫る午前11:38、ヒットジグはこれまた本日絶好調(?)のノーマル『SLASH BEAT』“GLOW ZEBLA”150gでした。この時は底からのミドルワンピッチジャーク最中のアタリでした。

納竿まで残り1時間を切っているということで最後に集中力を全力で注ぎます!

「最後に奇跡は起きるのか?!」とやり続けたまさに最後の一投、ファーストフォールの着底後3シャクリ目でガツンッ!!と強烈なバイト、その瞬間にフッ!っと軽くなる・・・

推測ですが、恐らくサワラのアタックでリーダーからスッパリと切られていました。

SLASH BEATでタチウオ狙いジギング

ロストしてしまったのはなんと本日の釣果のすべてを一本で叩き出してくれたノーマル『SLASH BEAT』“GLOW ZEBRA”150gでした。
最後に一緒に釣果写真を撮ろうと思っていただけにとても残念ではありますが、大変思い入れが強く、確信できるジグになりましたのでまた購入したいと思います。

爆釣を期待しての潮選び、船宿選びのわりに残念ながら好釣果とはなりませんでしたが、逆にこの劇的に渋い状況下(他のジギングのお客様は結果2本)で私が3本絞り出せたのはMegabass社の『SLASH BEAT』シリーズのポテンシャルの高さだったのではないかと思います。

これからも愛用の一本としていきたいと思います。

渋い状況下で絞り出したタチウオ3本

製品パッケージには「タチウオ専用ジグ」とうたわれておりますが、特にBACK SLIDERに関しては青物などにも効きそうな気がしますので、また青物狙いでも使用してみたいと思います。

【タックルメモ】

(メイン・ロッド) アブガルシア Salty STAGE KR-X Sabering 天羽々斬 SSBC-652-100KR

(リール)シマノ オシアコンクエストCT300HG

(ライン)メジャークラフト 弾丸ブレードx4 PE2号 300m マルチカラー DB4-300/2MC

(リーダー)シーガー フロロショックリーダー30lb 5ヒロ 結束FGノット

(フック・フロント)ジャッカル アンチョビ太刀魚フック Lサイズ

(フック・リア) デコイ Blade Quattro X-F55BQ サイズ1/0

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(サブ・ロッド) アブガルシア Salty STAGE KR-X Sabering 天厳雲剣 SSBC-612-150-KR

(リール)シマノ オシアコンクエスト300PG

(ライン)メジャークラフト 弾丸ブレードx4 PE2号 300m マルチカラー DB4-300/2MC

(リーダー)デュエル フロロ船ハリス H.D.CARBON MAX 8号30lb 5ヒロ 結束FGノット

メガバス(Megabass) ルアー SLASH BEAT(スラッシュビート)150g
メガバス(Megabass) ルアー SLASH BEAT(スラッシュビート)150g
スラッシュビートは、センターバランス設計のタチウオ専用メタルジグ。喰わせのスライドフォールとフラッシングするボディ形状により広範囲の魚にアピール。ターゲットの捕食本能を強烈に刺激します。カラーもタチウオに実績の高いカラーラインアップ!
Amazonで購入
フィッシングショー2021