徳島県・秋はライトショアジギングの楽しい季節【ハル氏連載 vol.4】
ライトショアジギングの楽しい季節がやってきました
例年、徳島県では秋になりますとライトショアジギングの楽しい季節がやって来ます。
タチウオはもちろんのこと、ツバス、サゴシ、シオ、シーバス、アジ、メッキアジ、カマス等が朝夕のマヅメ時に回遊してきます。
またマヅメ時間以外でも日中に回遊してくることもありますので潮のタイミングやベイトの有無で日中でもチャンスはあると思います。
今年も9月の中頃からタチウオ、ツバス、サゴシ、シオが鳴門周辺から釣れ始めました。
9月の終わり頃には阿南市の辰巳周辺でも釣れだしたんですが、タイミング悪く台風24号による那賀川の濁りが流れだして周辺の海もかなり濁っていますので、この濁りが取れるまでは青物は厳しいのではないかと思います。
ただタチウオは多少濁っていても釣れます。
いや、濁っている方が釣れることが多いので是非タチウオ狙いで通ってみて下さい。
私もこの時期になると毎日のように釣行に出ておりますが、今年は諸事情により釣行回数が減って満足な釣果が出ていませんので、昨年までのこの時期のライトショアジギングでの状況や釣果を報告したいと思います。
暗いうちはタチウオ、明るくなってからはサゴシやシーバスを狙うのもアリ
私の釣行のタイミングは朝マヅメが多いのですが、暗い時間からエントリーしてまずはタチウオを狙います。
私の場合はタチウオはテンヤで狙うことが多いので、この時期はボウズになることは、ほとんどないと言っていいくらいタチウオは確実に釣れます。
多い時は2、3時間で60匹から70匹、少ない時は2、3匹ということもありますが、タチウオだけは毎日のように裏切らずに釣れてくれるんで、ありがたい魚です。


阿南市の場合は辰巳周辺の突堤がメインですが、タチウオは段々と湾奥の方へも入っていきますので、秋が深まるにつれて突堤まで行かなくても身近な所で釣れるようになります。
サゴシに関しては大潟町の新波止や答島港で数匹釣ったこともありますので全く回遊が無い訳ではなく、暗いうちはタチウオを釣って明るくなってからはサゴシの回遊やシーバスを狙うのも有りだと思います。


ただしタチウオやサゴシ以外の魚はあまり湾奥の浅い所には入っていかないので、ショアジギングがメインの場合はやはり辰巳の突堤へ行った方が釣れる確率は高いと思います。


この時期はまだサイズが小さいですが40cmほどのツバスがメインで、中には50cmくらいのハマチ、中には60cmオーバーのメジロも釣れていますのでライトタックルでは太刀打ち出来ない場面もあります。
私の場合は場所によってタックルを替えていますが、突堤やテトラ帯ではライトショアジギタックル、サーフの場合はシーバスタックルで強烈な引きを楽しんでいます。
阿南市周辺ショアジギングにおすすめのポイント
阿南市周辺での私がよく行く場所は
* 辰巳の北突堤
* 辰巳の南突堤(赤灯台)
* 淡島突堤
* 大野突堤
* 大野突堤の手前の那賀川河口サーフ
* 東新開のT字波止
タチウオ狙いでは
* 大潟新波止
* 椿泊
この辺りですが、辰巳の南突堤(赤灯台)は以前から石積みの突堤が崩れている場所があって歩きにくかったのですが、今年の台風21号の後、元々崩れていた場所が波で流されていて満潮時には膝から太腿くらいまで浸かりますので注意が必要です。
淡島突堤も満潮時には膝から太腿くらいまで浸かります。
こちらも注意して行くようにしてほしいです。
今年は本当に台風が多くて、しばらく濁りが取れなかったり木やゴミが大量に流れて引っ掛かることもあるので皆さん苦労してます。
また底の地形が変わったり浅くなっている所もありますので注意が必要です。
朝夕のマヅメ時間は青物の回遊があるのでマメに通ってみよう
今年は15cmくらいのイワシがベイトのようで、ジグだけでなく大きめのミノーでも釣果は出ているようなので、色々なルアーで試してみて下さい。
ベイトが入っている場所にタイミング良く入ることができたら連チャン爆釣なんてこともあるようですが、ベイトが入っていなくても朝夕のマヅメ時間には青物が回遊してくる場所もたくさんあるのでマメに通ってみることをオススメします。


昨年は10月の末頃から那賀川河口サーフでツバスとシーバスが連日朝マヅメに釣れていました。


ベイトが入れば面白いように釣れますんで、そろそろ私も通ってみようと思っています。
今がライトショアジギングのベストシーズンですので、皆さんも是非通ってみて下さい。
タイミング良くナブラに当たれば爆釣間違いなしですよ。