徳島・鳴門堂浦の細川渡船で筏ダンゴ釣り
徳島の波止場や磯で秋チヌが釣れだしたこの頃、鳴門ウチノ海の筏でもダンゴ釣りでチヌがクライマックスです。
わたしが通わせてもらっている細川渡船は、鳴門堂浦から出船します。
Facebookを営業日には毎日更新するので、最新の釣果をいち早く知ることができます。
今回は前日にチヌが好調だったので期待に胸を膨らませながら釣行に向かいました。
5:30には皆さん船に乗られていました。
タックルはまだ揃えられていないので今回はレンタルしました(2000円)。
レンタルタックルは、オリムピック 名匠 筏 掛技 130にシマノ 鱗夕彩 ヘチ の組み合わせ。
筏ダンゴ釣りで使用するエサとダンゴの投入
餌はオキアミで刺し餌のサイズが好みによって分かれるのでそれは各自用意し、土とオカラ、サナギの粉末は用意してくれます。
今回はオキアミを2Lサイズの生イキくんにしました。
常連の方々は、自前で餌を用意していました。
釣り場ではまずオカラ、土、サナギを混ぜ合わせるのですが、手でします!
これが意外と楽しい。
大きな桶にブレンド、土、オカラといったように三色弁当のように区分けするなど、一度に混ぜてしまって水分調節を間違えてしまった時のための工夫が必要かもしれません。
割れにくく、施工性の高いブレンドの質感は泥団子の初期段階のような感じです。
これに付餌を忍ばせ丸めれば完成!
わたしの場合、そこから右手でシャクを持ち左手でダンゴをシャクに乗せ、左手を洗い竿を持ちシャクを水面に近づけて投入、この手順で回してます。
投入する際は竿を縦に傾け、ダンゴが極力竿やラインの抵抗を受けないようにして着底させます。
着底後は竿にダンゴの重みを乗せた状態で割れるまでキープ、割れると竿先が弾くように浮き上がるのでロッドワークで付餌を小さく上下してやったりナチュラルなフォールを演出するとアタリを誘発できます。
気付けば五目釣り達成! 本命チヌは・・・
今回は序盤から終盤までエサ取りパラダイスで残念ながら本命のチヌを拝むことは出来ませんでしたが、毎回同じタイミングでアタリがあるというのは案外嬉しいもので、気付けば五目釣り達成といった具合にアジ、イワシ、チャリコ、カサゴ、フグなど多魚種が遊んでくれました。
チャリコは掌よりまだ小さいサイズですが、タイ特有の叩く引きをしてくれて楽しませてくれました。
とはいえエサ取りさん達はダンゴのフォール中にも突いてきたり水中はアジが縦横無尽なようで、コーンやサナギなど、チヌが好む別の刺し餌を持ってくれば良かったと痛烈に後悔しました。
今回の9/27の潮は午前中は北泊から入ってくる潮が効いており、流れが速く少し釣りづらい時間もありました。
ウチノ海しかり鳴門の潮汐は複雑で近場でも満潮時刻が全く違ったりするので事前に知っておくことが大切です。
エサ取りが少なくなればチヌ釣りやすく! カワハギ・ハマチ・ヒラメなどもにも期待
もう少し時期が先になるとエサ取りが少なくなりチヌが釣りやすくなるのと同様に、カワハギがよく釣れるようになり、嬉しい外道としてキープできるようになります。
またアジやサヨリの泳がせ釣りでハマチやヒラメが釣れる時期が昨年はありました。
今年は分かりませんが、これもホームページ等をチェックです。
置き竿とダンゴは並行して出来るので、タックルを忍ばせておいて損はないと思います。
また筏の周辺ではセイゴのボイルやハマチのナブラが発生する可能性がありますので、大きなお土産確保の為にルアータックルもご一緒に…。
今回は朝方、セイゴやスズキのボイルがちらほらありましたが届く距離ではなかったり他の所に投げてたりで物にはできませんでした。
しかしウチノ海の入口近辺ではツバスのナブラが発生している様子は確認できました、爆発しているようでした。
今回は本命には巡り会えませんでしたが、またリベンジします。
秋のウチノ海、まだまだこれからです!!