カズ・ハシモト氏より山口県周防大島の佐連漁港でのアジングレポート
お疲れ様です!カズ・ハシモトです!
ライトリガ―の皆さん、釣り行ってますか~!
少し前になりますが、7月中旬に先輩アジンガーS氏に連れられ山口県は周防大島の佐連漁港にアジングに行ってきたのでその釣果報告です。
周防大島といえば中国地方のアジンガーなら皆知っているであろう一級ポイント。今回はせっかくなので潮の読み方から解説してみたいと思います。
というのも、今回はS氏と事前に入釣するタイミングの潮流を考えポイントに入ったことが見事釣果に結びついたからです。
ライトゲーム的、潮の読み方解説〜潮の流れで釣り場を決める
皆さんは潮流をどれくらい意識して釣り場を選択していますか?
僕は地元の兵庫に居た頃、明石市~姫路市の全ての漁港を片っ端から順に攻めていました。年間100回以上の釣行を行い感じたこと。それは「魚の居場所は潮当たりで決まる」ということです。
身近なポイントであっても必ず潮流の法則は釣果に結びつきます。見た感じは雰囲気良さげなテトラ帯でも、潮通しが悪ければ魚影が薄かったり、何の変哲も無い波止でもちょっとした潮のヨレに魚が溜まっていたりします。
潮流の複雑な広島・山口に引っ越してからはポイントに入る時は大きな潮の流れを専門サイトで確認するようにしています。よく使っているのはMIRC釣果予測というサイト。
周防大島の場所分かりますか?上げ潮では豊後水道の方から潮が上がってきています。この潮がどう当たっているのかで釣り場を選びます。
釣り場の中でも更に潮流を分析、アミやプランクトンの溜まり場所を解析して爆釣を目指す
佐連漁港は中央の大きなYの字の波止を中心とした比較的小規模な釣り場です。ここに上げ潮ではドカッと潮が当たるので、アジングに限って言うと比較的どの場所でもアジが釣れているようです。
爆釣しようとなると、この小さな釣り場の中でも更に潮流を分析して、アミやプランクトンの溜まり場所を解析していく必要があります。
今回は日没前から入釣することが出来たので、波止の先端に釣り座を構え、移動をほぼせずにアジングを行いました。
上げ潮では波止の先端から中にどんどん潮が入ってきます。この日は豪雨の名残なのか流木や海藻のゴミが非常に多く潮と一緒にゴミも入ってきていました。
ただ、このゴミが幸いして潮の流れが手に取るように分かります。やはり、波止の先端はゴミがぐるぐる周回していて、潮がヨレてよどんでいる感じ。アミやプランクトンなどのアジの餌もその辺りに溜まっていると予測できました。
波止の先端から1gのジグヘッドに1.5インチのストレートワームをセット。カウントは5~15位の間でヒットが連発。表層でのヒットはかなり少なかったです。
潮流を見て狙いのポイントで狙い通り釣れればあとは棚を探っていくだけですね!
この日は狙いのポイントに入れたこともあり、回遊性のアジを狙うパターン。釣れる時間帯とつれない時間帯が30分位の周期で交互にやってくる感じで釣れる棚もコロコロ変わる展開でした。
あと、周防大島まで行くとメバルの魚影も濃く、テトラに近付けすぎるとメバルやガシラがヒットすることが多く、ルアーのトレースコースさえ気を付ければアジを選んで釣ることが出来そうでした。
実はこの周防大島の釣行の後、お盆前に愛媛の佐多岬に行ってきましたので、次回はその報告をしたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!