メガバスTACO-Leモニター、kunikuni様からのレポート
この度はモニター選出頂きありがとうございました。
周りを含めた今シーズンのタコ釣りの釣果を考えると少し悩みましたが、「まっ、何とかなるか」と考え、お受けさせて頂きました。
少々長くなりますが、最後までお付き合いください。
メガバスTACO-Le商品インプレ
見た目はエビをモチーフにデフォルメされていますが、流石メガバス、造形の中にたくさんのこだわりと根がかりを防ぐためのありがたい機能が凝縮されています。
サイズについて『TACO-LE 99』は99mm/70g、『TACO-LE 80』は80mm/40gでどちらも『塊』の印象です。振ると『カラカラ』の高音と『ゴトゴト』の低音のラトルが内蔵され、また、胸の位置に若干のラバーがセットされこちらもタコへのアピールが期待されます。
カラーは『TACO-LE 99』は『PINK GLOW』と『SILVER GLOW』、『TACO-LE 80』は『AKAZONAE』と『BLUPIN』の計4色を預かりました。
釣り場ポイント
播磨、二見周辺には播磨灘に面した2つの広大な人工島があり、ここ本荘人工島は西側に位置しています。
南西部にある防波堤は先端に赤い灯台があることから通称『赤灯』と呼ばれ、足場の良い釣り場で休みの日にはファミリーでにぎわっています。
防波堤の南側は外海で明石海峡の潮流の影響を受け、北側は内海で流れも安定しています。
釣り方
某メーカーの舟型ジグ(60g)をキャストし、海底をズル引き。
周りの名人は4m程度の投げ竿とサーフ用の遠投リールで舟型ジグやキャンディ付き自家製テンヤを100~120mも大遠投しています。この距離は沖に点在するタコ壺漁の仕掛けの目印である旗をも超えます。名人曰く「遠くに飛ばさないと釣れない」との事。
7.6ftのルアーロッドで必死に投げても私の腕では80m程度の飛距離ですので、沖の乗合船→名人の仕掛け→タコ壺をかいくぐって接岸する優秀なタコを狙っています。
メガバスTACO-Leでオクトパッシング実釣
釣行1回目は大潮の下げ5分から上げ満潮までの明け方の釣行です。
使用感を確認するためにキャストするもなんせ塊なので飛ばない。(そもそもロングキャストするものではない?)
大潮の潮流でも底取りができた『TACO-LE 99』のPINK GLOWを選択。ボディにUVライトで照射するとこれまたアピール大です。
しかし、全然釣れない。周りも釣れていないのでちょっと安心。
そういえばケミチューン用の穴があったので、37mmケミカルライトをセットするもエイに猛アピールしたようでロスト。
これ以上のロストを恐れ、ここからは舟型ジグのみを使用。(この日のTACO-LE使用率:20%)
釣行2回目は夕マズメの釣行。
保険のためにまずは舟型ジグをキャストしますが、やっぱり釣れない。
しかし、この日に釣れた1匹目に大きなヒントが。
舟型ジグで内海の掛け上がりを狙うとエッジが明確に把握でき1匹釣れましたが、後が続かない。
そろそろ潮止まりの時間なので、沖側に『TACO-LE』と舟型ジグを交互に投げますが、掛かったのは舟型ジグのみ。やはり沖側は『飛距離命』のようです。(TACO-LE使用率:40%)
その日の夜に考えました。
新子が大エビを抱くか? 答えがNOだとするとサイズは『80』に決定。
『TACO-LE80』の重さでは掛け上がりが把握しにくかったので付属のナス型オモリを5g→15gに変更。
釣行3回目は朝マズメ。
掛け上がりを狙うので近投で十分です。着底後はズル引き、エッジにかかるとシェイク。
今日はエッジが明確にわかります。掛け上がりのゴロタを感じながら時々シェイク。
ここで違和感が。そう、濡れ雑巾を被されたようなあの違和感です。
タコのアタリか根掛かりか。緊張の一瞬です。ラインスラッグをとり、一気に鬼合わせ。
やっと釣れました。170gでしたが貴重な1匹。(TACO-LE使用率:60%)
メガバスTACO-Le使用感のまとめ
この形状から遠投には不向きですが、ここはうまい具合に使い分けます。
テールバンパーのおかげでゴロタでもスタックしにくくガンガン攻めることができます。傷だらけですが無事に生還しています。
別売で多種多様なカスタムパーツが用意されていますので色々カスタマイズしてみます。
また、最近は昼間の釣果がいいようなので熱中症に気をつけてチャレンジしようと考え中です。