新潟アジング〜酷暑の7月に良型アジを探して【流離のアジンガー氏連載 vol.2】 | カンパリプラス

掲載日: 2018/08/09

新潟アジング〜酷暑の7月に良型アジを探して【流離のアジンガー氏連載 vol.2】

アジングと言えば、常夜灯!?

新潟アジング〜酷暑の7月に良型アジを探して

新潟よりアジング釣行レポート、今回は酷暑の7月に良型アジを探してみました。
一般的にアジングのポイントとて思い浮かぶのは「漁港の常夜灯」周辺で、時間帯としては夜を思い浮かべます。しかし、私が主にアジングのフィールドとしている新潟県では思うように釣果(数ではなくサイズ)を伸ばすことができないでいました。そこで、良型アジを釣るために、釣りをする場所と時間帯を今までと変えてチャレンジしてきましたので今回はその調査釣行の結果報告となります。

アジングのポイント選定と時間帯

 今回は調査釣行と言うことで、漁港と常夜灯はあえて避けました。そこで選定の要因としたのは「潮通し」、「潮のよれ」、「砂地」の3点でした。
「潮通し」・・・良型アジは沖から回遊してきますので潮通しの良い場所は絶対条件。
「潮のよれ」・・・リグを投げ入れる目印となります。
「砂地」・・・エントリーのしやすさを考えました。
 いくつか候補はありましたが3点に加え、河川流れ込みも関係するポイントに決め3回の調査釣行をしてきました。時間帯は「夕まずめ(18:30~20:00)」、「朝まずめ(3:30~5:00)」となります。

アジング実釣7月5日夕まずめ(小潮、17時56分満潮 日の入時刻19時10分)

ポイントの状況を確認するためまずめよりも早く入り釣り始めましたが、どこへ投げてもフグの猛攻でアジングあきらめ、まずめの時合いまでショアジギングをしていました。ショアジギングでは50㎝くらいのエソが釣れたのみでした。
下げ潮が動き始め、日も傾いてきたので再びアジングに切り替えました。手前の駆け上がり際で豆アジが釣れ始めたので、ジグヘッドを0.9gから1.5gに変更して沖のボトムを狙いました。表層から小さなアタリがありましたが無視してカウント20くらいで大きなアタリがあり20~25cmアジが連発しました。
日も完全に落ちたので足場の良いところに移動して、しばらく投げているとボトムステイでモアっとしたアタリ、手前でかなりドラグ出されましたが何とか寄せて抜き上げようとしましたが、かなり重量感、魚体は確認してアジでしたが、針が外れ帰っていきました。目測ですが尺越えだったと思います。その後は、アタリも減ったので納竿しました。

20~25cmアジが連発

アジング実釣7月21日朝まずめ(小潮、2時30分干潮 日の出4時38分)

 3時半ころよりポイントに入りました。前回と同様に1.5gで沖のボトムをゆっくりと攻めているとボトム付近で明確なアタリがありますが中々乗らず、試行錯誤してやっと釣れたのは20cmを超える良型のキスでした。

20cmを超える良型のキス

ボトムはキスのアタリが多いので、カウントを15~20に絞り攻めていると豆アジ釣れ、その次は20カウントでステイさせているとモゾっとしたアタリで強烈な引きをいなしながら寄せると泣き尺クラスの良型アジでした。キープに失敗したのが残念です。その後、良型アジは姿を見せず納竿しました。
アジング実釣

良型キス

アジング実釣7月22日夕まずめ(長潮、17時21分干潮 日の入時刻19時02分)

 アジングタックルに3gのマイクロジグとサビキを付けて時合いまで遊んでいると意外といろいろな魚が釣れました。カマス、サヨリはベイトになっているようでサバが追っているのが見えましたし、サビキに喰ってきました。アジも2尾釣れましたがいずれも豆アジで、やはりまずめにならないと数・サイズともにいまいちです。日も暮れてきたので、ジグ単に変更しましたが、アジは食って来ず、納竿しました。

アジングタックルのサビキでサバ

アジング実釣まとめ

 朝夕ともにまずめにアジの回遊はありました。良型サイズも確認することができましたが、釣れる時間はかなり限られている印象です。今回の釣行では良型の時合いは一瞬でした。釣り方としてはベイトを意識したものではなく、プランクトンパターンで釣れた印象です。次回はポイントを変えて、良型アジを釣りに行きます。

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