徳島県より7月のヒラスズキレポート&2018年タチウオシーズンの動向は?【ハル氏連載 vol.2】
7月の釣りは徳島県南部の地磯でのヒラスズキゲームがメイン
私自身の今年7月の釣果ですが、台風や大雨の影響なのか例年になく調子が悪く、ホームグラウンドでもある徳島県阿南市の辰巳突堤へは何度も通いましたが、釣りに行っても何も釣れず全くバイトも無いことが多かったです。
ですので6月の中頃から7月の初めまでは徳島県南部の地磯でのヒラスズキゲームがメインでした。
この時期のヒラスズキゲームなんですがサイズの小さい魚が多いけど数が釣れると言われていますので海が荒れるタイミングを狙って釣行を重ねました。
行く度に小型ですがヒラスズキをキャッチすることができましたし、バイトの数も多くて楽しむことができました。
春のベストシーズンとは違ってフローティングミノーには反応が薄く、10g前後のジグヘッドに3インチ前後のワームを付けたルアーへの反応がとても良かったように感じました。
それから足元の磯際でのバイトが多かったので、足元ギリギリまで気を抜かずにきっちりとリトリーブすることを心掛けていました。
春の大型シーズンだとヒラスズキが着いていないような足元のシモリ際やすごく浅い場所でのバイトも多かったので、今後に生かせるとても貴重な体験が出来た時期でもありましたね。
梅雨明け後は辰巳周辺で青物・フラットフィッシュ・シーバス狙い
梅雨が明けてからは凪の日が多くヒラスズキを狙うような荒れた日がほとんどありませんので、ホームグラウンドの辰巳周辺へタチウオやツバス、シオといった小型の青物、マゴチやヒラメのフラットフィッシュ、シーバスを狙っての釣行になりました。ただ今年7月の辰巳周辺は非常に厳しくてタチウオもツバスもほとんど回遊が無く、釣れても1匹2匹が精一杯の状況が続いているのが現状で私自身も釣行には行っていますがなかなか釣果には恵まれていません。タチウオに関しては今だに釣果ゼロですが、ツバス、マゴチ、シーバス等は何とかキャッチできている状況の現在です。
2017年2016年のタチウオ釣況〜2018年のタチウオは?
私はタチウオの時期になると毎朝のように早起きをして仕事に行く前の2時間ほど釣りをします。
普段はほとんどルアーしかしませんがタチウオ釣りではキビナゴを付けたテンヤでの釣りをします。テンヤでの釣りはエサ付けが面倒ですが、ルアーよりも確実にバイトの数も増えますし大きいサイズのタチウオが釣れます。
ほとんどの方はテンヤを投げてタダ巻きのようですが、私の場合はルアーのように積極的にアクションをさせる釣りが好きです。
昨年2017年は6月の後半からタチウオがポツポツと釣れだして7月に入ってからは多い日で10匹から15匹。
ツバス、シオは毎朝のように回遊して来て3匹から5匹、多い時は10匹ほど釣れていました。
2016年は7月の中頃からタチウオが釣れ始めツバス、シオ、サゴシも回遊して来て各3匹から多い時は15匹ほど釣れていました。
ただ今年に限ってはほとんどタチウオは釣れていない状況が続いています。
色々な理由があるのかもしれませんが今年の海は例年よりも少し遅れているという声はよく聞きますんで、本格的なタチウオシーズンは8月からになるのではないかと思っています。
タチウオのアベレージサイズは指2本から3本サイズなんですが、毎年タチウオの釣れ始めの頃は指2、3本サイズの中にかなりの大型サイズ指4本5本サイズが多く混じってきます。
毎年このシーズンは数はたくさんは釣れないんですが、大きいサイズが釣れるので私を含めタチウオ好きの釣り人はタチウオが入って来るのを今か今かと待ち望んでいます。
また本格的なタチウオの数釣りは8月の後半から9月10月頃になりますが、その頃になると2時間ほどで20匹30匹は当たり前で、多い時は60匹70匹と釣れることもあります。
これからは本格的なタチウオシーズンが始まります。今年の夏は非常に暑い日が続いていますが夕方から朝にかけての涼しい時間に釣れるタチウオを狙ってみてはいかがでしょうか。