日本海側のデカアジシーズンを終えて【流離のアジンガー氏連載 vol.1】 | カンパリプラス

掲載日: 2018/07/16

日本海側のデカアジシーズンを終えて【流離のアジンガー氏連載 vol.1】

流離のアジンガー氏連載スタート! 日本海側のデカアジシーズンを終えて

はじめまして、今回が初投稿となります「流離のアジンガー」です。
住んでいる所が太平洋、日本海どちらに対してもかなりの距離がありますので、明確なホームエリアを持たず、日本全国いろいろなところでアジングを中心とするソルトルアーゲームをしております。
それでも近場である富山湾、新潟上越にはよく足を運びます。(皆様からしたら遠征の距離だと思いますが)

アジング釣行・兵庫日本海エリア 4月7日、8日

デカアジシーズンが開幕したと聞き、兵庫県日本海側まで遠征にしましたが結果は散々なものでした。
6カ所ほどランガンしましたが、どこも空振りでした。
みぞれが降るなど4月上旬にしては気温、水温共に低かったことが影響してアジの群れは岸によらなかったようです。

アジング釣行・富山湾、能登半島外側エリア 4月13日、14日

富山湾ではアジっ気がなく、常夜灯はメバル、潮通しが良い場所はウグイがついていました。
アジを求めて、能登半島外側へと移動しました。
いつものポイントでしたので、いつもの通りジグヘッド1gからスタートしました。
表層からスタートして、カウント3くらいからアタリがあり、フォールを少し長めに取ると乗りますが、ほとんどが豆メバルでした。
中には20㎝前後のメバルもいました。

能登半島外側アジングでメバル

リグを変え、レンジを変え2時間ほど粘りましたが、アジは釣れず、納竿間際に表層早巻きでメバルとは違うアタリと引きで上がってきたのは23cmのアジでした。
能登半島外側アジングで23cmのアジ

その後、同じ釣り方で連発するもサイズは変わりませでした。

アジング釣行・新潟糸魚川エリア 4月20日

いつもの漁港最奥の常夜灯に23時にエントリー。
先行者もおらず、あまり期待していませんでしたが、1gを目いっぱい投げて、ボトムを取って、かなりスローに誘っていたら、モワッとしたアタリがあり、合わせると強烈な引き。
上がってきたのは27㎝のアジでした。
その後、同じ誘い方で続けるも連発はせず。
回収早巻き中、岸際で29cmが釣れたのみでいまいちパターンを掴むことができませんでした。
港内に入っていた群れの数が少ないと思われ、当たりも釣り上げたもの以外ありませんでした。

新潟糸魚川エリア漁港でのアジングでアジ27cmと29cm

アジング釣行・新潟糸魚川、上越エリア 4月30日

0時くらいに前回のポイントからスタートしましたが、あたりもなく、釣果もなく2時間ほど粘りましたがメバル1尾で、仮眠を取りました。
朝まずめはショアジギングをする予定でしたが、見事に寝過ごし、起きた頃にはポイントに釣座はありませんでした。昨夜の貧果と寝坊でかなりモチベーションが下がっていましたが、7時ころから移動してショアジギングを開始しました。
特にアタリもなく、時間が過ぎましたが、タックルをアジングに変更して、一投目フォール中にヒット。
強烈な引きで上がってきた尺を超えるアジでした。
その後も釣れ続け、アベレージで尺越え、生涯で一番の釣果となりました。

新潟糸魚川、上越エリアでのアジング尺越えアジが連発

パターンとしては、ジグヘッド1.5gで目いっぱい投げられる所から5mくらいまでの間にアジの群れがいるようで、そこに届かないとアジは釣れませんでした。
ほぼ無風だったので、そこをピンポイントで攻めることができ、釣果につながったと思います。
ワームは基本どんなものでも釣れました。
新潟糸魚川、上越エリアでのアジング尺越えアジが連発

アジング・日本海側のデカアジシーズンまとめ

その後も幾度か新潟へと通いましたが、満足いく釣果にはなりませんでした。
原因としては、思い通りのポイントに入れなかったことが挙げられます。
今年は4月末から5月初めの最盛期でしたが、その時期はアジが回遊するポイントで釣りができれば、時間帯ほぼ関係なく尺越えのアジが狙えることがわかりました。
最盛期前後はポイントと同じくらいまずめなど時間帯を気にする必要がありそうです。今年はアジのアタリ年ということもあり、良い釣果に恵まれました。青物はさっぱりでしたので、秋シーズンで盛り返します。

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