広島・下蒲刈島アジング&メバリング釣果報告とパターン分析【カズ・ハシモト氏連載 vol.1】 | カンパリプラス

掲載日: 2018/07/17

広島・下蒲刈島アジング&メバリング釣果報告とパターン分析【カズ・ハシモト氏連載 vol.1】

バサーからロックフィッシャーに転向カズ・ハシモト氏より下蒲刈島アジングレポート

2018年6月末、広島の釣り場としては有名な呉市の下蒲刈島にアジングをメインにメバリングを兼ねて行ってきたのでその釣果報告とパターン分析です!

この度、カンパリプラスで連載をさせていただくことになりました、カズ・ハシモトと申します。簡単に自己紹介させてください!

学生の頃は兵庫の野池でブラックバスを求め年間釣行300日を超えるクレイジーバサーでした。7年程前、ひょんなことからメバリングをはじめ、今ではその魅力にすっかり憑りつかれ、バサーからロックフィッシャーに転向。今は仕事の関係で広島在住。広島・呉・山口のライトゲームの釣果報告や釣れるパターン分析を記事にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いしまーすm(__)m

この日は大潮で23時満潮。下げ始めてすぐ位からの釣行になりました。この日、チェックしたポイントは合計6か所。

下蒲刈島アジング&メバリングポイント図

下蒲刈島アジング&メバリング釣行〜見戸代港

下蒲刈島アジング&メバリング常夜灯の明暗を狙う

最初に行ったポイントは見戸代港。ベイトを追いかけて表層に浮いているキープサイズのメバルやアジの回遊チェックの為、1gのジグヘッドで素早くチェックするも、釣れるのは15cm以下のメバルばかり。
下蒲刈島アジング&メバリングでメバル15cm

ただ、本当に1投に1バイトあるのでこの島のロックフィッシュのキャパは感じさせてくれます。常夜灯の明暗。波止の先の潮ヨレと基本ポイントに魚は付いてはいるもののサイズアップならずで移動。

下蒲刈島アジング&メバリング釣行〜丸谷港

次に来たのは丸谷港。ネットでも色々と解説がされている有名ポイント。こちらも同じく子メバルちゃんたちの猛攻(笑)キープサイズ混じるかと思いきや混じらず。湾奥の小さな堤防の足元で水深を測るためにジグ単を底に落とした時にカサゴをゲットしたり…でもサイズアップならずで早々に移動。

下蒲刈島アジング&メバリングでメバル15cm

下蒲刈島アジング&メバリングでメバル15cm

下蒲刈島アジング&メバリング釣行〜三之瀬港

丸谷港のすぐ南にあるのが三之瀬港。島と島の水道が狭くなる激流ポイント。
丁度、大潮満潮の下げ三分位で潮がヨレるヨレる!
激流の為、ジグ単を1gから1.5gに変更し、潮ヨレに溜まったベイトを狙うアジをサーチしていくも、やはり釣れるのはメバル(笑)!
しかも20cm前後のキープサイズでよく引く!
さすがに激流に揉まれてるだけある。

下蒲刈島アジング&メバリングでメバル15cm

ここは常夜灯の付いた2つの波止が湾を形成しており、その堤防の先端の潮の変化している周辺で当りが連発。
潮の状態も良くメバリング的に言うと一投一匹の時合に入ってました。
楽しいけれど肝心のアジのアタリが無い。明暗から暗がりの方へとキャストを刻んでいると…

ゴツゴツジィィィー!ドラグが!
・・・26cmのカサゴゲット!これはこれで嬉しい(笑)

下蒲刈島アジング&メバリングでメバル15cm

波止の足元の敷石から食事に出てきてたみたいです。
潮当たりの良い波止+敷石。
これはロックフィッシュの基本ポイントですね。
アジはいないと気持ちを切り替えまた移動です。

下蒲刈島アジング&メバリング釣行〜梶ヶ浜海水浴場

暫らく南へ車を走らせ梶ヶ浜海水浴場へ。ここに小さなテトラ帯が2つあります。
1つは先行者さんがいるようなので長い方へ。
常夜灯は無いもののアジの回遊か居付きのアジがいればと思い1.5gのジグ単でちょい沖の沈み根周りをチェック。でもやっぱり・・・メバル祭り(笑)今日はよう釣れるなぁ。

下蒲刈島アジング&メバリングでメバル15cm

下蒲刈島アジング&メバリング釣行〜大地蔵漁港

アジの回遊を求めて私も回遊。トンネルを抜けてすぐ西側の大地蔵漁港へ。
ここも大きな波止がいくつかあり、アジが入っていないかチェック。
でも目ぼしいところにはいなさそう。そして餌師の人たちもメバルを釣っている様子。
そして一つ気が付いたことが。
ここ大地蔵漁港は下げ潮ではあんまり潮が動かないということ。
上げ潮の時の方が良いみたい。
メバルの小さいのが数匹釣れたくらいで、漁港の西端の波止に移動しました。

下蒲刈島アジング&メバリング

時刻は既に4時。4:57干潮だったのでかなり干上がっていました。
波止の先端から沈み根を探してキャスト。
何やらモソモソとした乗らない小さなアタリが。
居付きのアジか?と思いして丁寧に探っていくと、最後の最後に今日一サイズのブルーバックを捕獲!

「アジちゃうんかい!」
「干潮やのにこんなとこに回遊して来たんかい!」

と、ツッコミを入れつつ納竿しました。まぁロックフィッシャーとしてはこれが一番嬉しかったですが(笑)。

下蒲刈島アジング&メバリング

今回の釣行の結論としては、結果的に漁港のランガンがアジの回遊とマッチングせず釣果に結びつかなかったということです。
次回は事前に釣果情報をチェックして回遊のあるところで待つ釣りをしてみたいと思います。


メバルに関しては本当に広島の離島は聖地です。
ストック量がハンパなく、きちっと基本を押さえた釣りをすればこの時期は釣果は固いでしょう。

いやはやメバリストとして播磨灘のパターンを徹底的に研究してきましたが、まだまだアジングは初心者レベルです。
ここ広島にいる間に、多くのパターンを分析して皆さんに報告出来ればと思っています!

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