悪条件でこそメタルジャッカーSJ! LUMICAスロージギング モニター投稿 | カンパリプラス

掲載日: 2018/07/13

悪条件でこそメタルジャッカーSJ! LUMICAスロージギング モニター投稿

ずん様 LUMICAスロージギング モニター投稿

悪条件でこそメタルジャッカーSJ! LUMICAスロージギング モニター投稿

荒天続きでまともに釣りが出来ない日が多かった長崎県北の梅雨。立つことすらままならない暴風や大雨による濁り…

今回紹介するメタルジャッカーSJは、そんな悪条件下での試投を行なった。正直、こんな状況で釣果などあるはずもないと、半ば投げやりな気持ちでの釣行だった。しかし、この悪条件がメタルジャッカーSJの強みを際立たせる最高の機会となった。

メタルジャッカーSJはショアスロー専用モデルというだけあって、小粒で面の多いフォルム。
低活性の魚でも獲る、そこがショアスローの強みだが、そのコンセプトに合わせた最近主流のフォルムだ。

強風下でのショアスローは、普段からベイトリールに太糸の組み合わせで釣りをする私にはかなり厳しい。しかしSJはコンパクトなフォルムが飛距離を生み、小さいながらしっかりとジグが水を噛む感触が手元に伝わり、強風下でも操作感を失いにくい。一般的なタックルなら、かなり扱いやすいだろう。

沈下スピードは意外だが、前作のメタルジャッカーとあまり変わらない。というのも前作がブランコ状に激しく揺れながらフォールするのでフォール自体は早くないが、魚にとってシルエットを捉えづらい。対してヒラッヒラッと地味に真下に落ちてゆくSJは、捉えやすさ考慮しての設計だろう。
ちなみに前作はリアのトレブルフックがついた状態で最適なフォールバランスになるが、SJにはリアフックがない。単純な話だが、根掛かる確率が下がるのは強気の攻めに繋がり、釣果を生みやすい。これも立派なメリットだ。

小さく動かしても水を噛むフォルムと、おとなしいフォール、アピール力に特化した前作とは真逆の、低活性攻略に重点を置いた設計に、ラトルが組み合わせをどう活かすかが釣果のキモになりそうだ。

風裏のない悪条件の中のスロージギング

諸事情でなかなか釣りに行けず気がつけば6月も下旬。最初に書いた通り、荒天の中の釣行になった。

どれだけ探しても風裏など存在しない状況下、それでもなんとか釣りをしなければと、ランガンの末にたどり着いた岸壁。
強風は変わらないが一定の追い風でなんとかジグを操作できる。濁りが強いものの、潮もきいておりベイトも多数。このポイントに賭けるしかないとまずは地形を探るために適当なジグを投げる。釣れそうな地形変化はそこそこあるものの、1時間ほど投げ続けて全くかすりもしない。
移動を決意したが

「一応投げとくか…。」

という軽い気持ちでメタルジャッカーSJを投入、ここからが凄かった。

初投で、フォール中にゴンッ!と強烈なバイト!散々投げ倒したポイントで着底前に掛かったのは40cm強のマゴチ。

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曇天激濁りの夕まずめ、ジグの存在感など消えてしまいそうな条件下で、着底前にバイトしたのはラトル音によるアピールが効いたからではないだろうか?

偶然を疑いながらの2投目。次は着底
後、短めのジャークを入れフォールさせるとまたバイト!60cm弱のマゴチにサイズアップ、やはり偶然ではない。

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前作もそうだが、散々投げ倒したポイントでも喰ってくるということは、やはりラトルの効果は絶大なのだろう。ここまで明確に差が出るとは思いもしなかった。

アングラーのテクニックが活きるメタルジャッカーSJ

その後もシャロー狙いに切り替えるとショートバイトが連発。なかなか乗らないのでバイト後に早巻きにスイッチするとヒット!正体はシーバスだった。

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早巻きへのスイッチはショートバイト連発のときにかなり有効だが、実はこのテクニック、ジグの相性が悪いと全く釣れない。早巻きでジグが暴れすぎるとかえって捉えづらくなり逆効果なのだ。その点メタルジャッカーSJは早巻きでも暴れにくく捉えやすい。今回はラトルとの相乗効果もあってバイトに至ったのではないだろうか。全く同じパターンでもう1本シーバスを追加したところで納竿時間となった。
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海の状況を考えるとメタルジャッカーSJの実力を体感するには十分な釣果は得られたが、本当に試したかったことができていない。低活性攻略だ。

低活性に合わせたボトムを舐めるような短いジャークとフォールでは、どうしてもアピール力が落ちてしまうショアスロー。ここにラトル音が加われば、アピール力不足を解消できるのではないだろうか。

今回は荒天のために繊細な釣りはできなかったが、メタルジャッカーSJはむしろ低活性の厳しい状況にこそ、その強みを最大限に発揮してくれるのではと期待している。