ともにぃ様よりnadarチニングモニター投稿
先日に引き続き、淀川です。
平日の淀川はアングラーがあまりいないので、釣りやすさは格段に違います。
特にこの日は小潮で潮廻りが良くない為、ほぼ貸し切り状態でした。
前回の課題として、チヌジグのトレーラーフックにセッティングするワームの選択に悩まされていましたので、今回は新たにワームを調達してきました。
左から2番目のバークレイインチホッグと3番目のメジャークラフトファイティングクロー、左から4番目のジャッカルベビードラゴンです。ベビードラゴンはちょうどストックが切れていたので購入しました。
現在、ブリームゲームに使用しているワームですが、この中でも良く釣れるのが、右から3番目NOIKEyabbyとベビードラゴンです。
ヤビーに関しては、高比重ワームなので、今回のトレーラーに向かないかもしれませんが、ベビードラゴンに関しては、本命で使えると思いますので、こちらをメインにゲームをしたいと思います。
チニング開始 ワームをローテーションしながらチヌ・キビレを狙う
開始21時30分にエントリーしました。
8gのチヌジグに中央のバグアンツ、インチホッグ、ファイティングクローの三種類をローテーション。10投毎にワームチェンジをしていきますが、アタリがありません。
この日は、集中力を欠いていたのか、根掛かりが連発。
一度はラインブレイク覚悟で、強引に引っ張ったらスコっと岩間から抜けたのか、チヌジグが無事生還してきました。
この日も3度も無事に帰って来たので、本当にロストリスクは低いですね。
しかし、エアーノットが出来ていることに気付かず、根掛かりの際にロッドをあおってしまいラインブレイク。
8gをロストしてしまいました。
結論、淀川のような根が荒くシャローの河川の場合、チヌジグ8gだと比重が高すぎて、ボトムコンタクトし過ぎるようです。
気を取り直して、本当にキビレがいるのか確かめる為に、本命のベビードラゴンをテキサスリグにセッティングして試してみることにしました。
すでに23時です。2時間釣果もアタリも無し・・・。
シンカーが2gしかなかったので少々軽すぎますが、とりあえずキャストします。
数投投げた後、たまたまミスキャストで岸と並行に際に投げてしまい、早めに回収しているとそのままヒット!
ラインブレイクから再開して15分程したタイミングでのヒット!
サイズは小さいけど、まあ何とかボウズは免れました。
チヌジグ6g+ベビードラゴンで今季初マチヌ
ベビードラゴンには反応することは分かったので、ちょうど満潮前で潮廻りはベストだと思い、チヌジグ6gにベビードラゴンをセッティング。
結局ショートバイト対策として、少しちぎって着けるか、そのままか迷いましたが、ワームサイズを落とさずにそのままのサイズでやりました。
開始早々、ヒットです。
以外にも表層付近でのヒット。
ちょっと浮いてきているみたいですね。
掛かりが浅かったのか、フックアウト。
バイトがあることが確認できたので、続けてキャスト。
ボトム付近でステイしていると、バイトがありました。
少し引くと、ついてきている感じがあります。
フッキングできないまま、もう一度同じコースを通してみると、ボトムで再度ついばむようなアタリがあり、合わせるとヒットしました。
サイズが大きいのは間違いないですが、キビレとは違う印象だったので、上がってきて納得です。
今季初マチヌでした。
41cmなのでまあまあのサイズでした。
唇の皮一枚でランディングしたので、ラインテンションを掛け過ぎていると外れていますね。危ないところでした。
ショートバイト対策にワームのおしりを1cmほどちぎると即ヒット
続けてキャストしますが、ショートバイトが連発するので、ワームのおしりを1cmほどちぎって使ってみました。
すると、一投目で効果が出ました。
引き味から間違いなくキビレです。
サイズは30cmなので小さいですが、かなり元気。
なお、この個体も唇一枚でした。
その後もアタリは少しありますが、乗り切らずに納竿としました。
この日の釣果はマチヌ1枚、キビレ2枚の合計3枚でした。
チニングにおけるショートバイトとは?
アタリをモノにするために
ショートバイト対策として、今までワームを小さくすることを意識したことはありました。
その為、単純にワームサイズを落とせばバイトが乗ると思っていましたが実際の所、そんな単純なことではなさそうです。
あくまで仮説ですが、
ワームのサイズを落とすことで、アピール力やフォルムが崩れます。
その為、ワームサイズを落とすことで、アタリが無くなるケースがあります。
また、フッキングの精度については、キビレやマチヌがワームに喰らい付いている時間とワーム喰らい付く箇所に影響されると思っています。
水の中を見ている訳ではないので確証はありませんが、
『ショートバイトというのは喰いが単純に浅い。』
のではなくて、
『バイト時間が短い、つまり喰いついている時間が短い。』
と考えるほうがしっくりきます。
今回、無事あげることが出来たマチヌのキビレの唇に、フックが浅くかかっていることが、バイトしている時間が短かったということを物語っています。
要するに、喰らい付いている時間が短いため、合わせる間がほとんどない状態。
チニングでバイトするワームの場所とは?
・・・で、
バイトするワームの場所についてですが、
先ほどの写真の左端に、カッティングベイトという細長いワームを載せていますが、通常テキサスリグでだいたい上部の3割~5割の間のところにオフセットフックが貫通してフックが出てきます。
このセッティングでキビレがよく釣れるので、キビレのバイトはワームの中心付近にしてきていることが想像できます。特に大きい個体であればあるほど、真ん中を喰ってきていると思います。時には丸飲みになっているので。
つまり、チヌジグとワームの全体のフォルムを見た際に、フックポイントが真ん中付近に位置しているのであれば、フッキングするためのベストポジションとなっているのではないかという推測です。
今回は発見がたくさんあったので、中々考えがまとまりませんが、少なくともチヌジグのおかげで今季の初マチヌが釣れました。
モニターを受ける際に、内心『テキサスリグにはかなわないかな』と思っていたのですが、今回の結果を通して、よく考えられたジグヘッドだと感じましたね。
次回以降もぜひ使っていこうと思います。