メバルプラッキングはプラグをオールレンジ所有してスタート!【nadarメバルプラッキングモニター投稿】
メバルプラッキング、おーじ様よりnadarライトゲームプラグモニター投稿
この度、カンパリさんよりnadarさんのライトゲームのプラグモニターに選んで頂きました。おーじと申します。不慣れながらレポート書かせて頂きますので、皆様の参考になればと思います。よろしくお願いします!
釣行日は平成30年2月16日、18時から日が23時30分頃まで。
風速だいたい3~4メートル前後で、この時期としては比較的穏やかかなと思いますが、風裏のポイントに入り、大潮新月、満潮前から下げの時間に的を絞り、スタート致しました。
まずポイント選びからお話していきたいのですが、今回このモニターのお話を頂いた時から決めていたのは、できるだけ阪神間で釣果を出そうと言うコトには拘りました。
カンパリさんが関西発であると言うコト、nadarさんトコの荒牧さんが阪神間でテストをしたりしているコト、その為阪神間でもワーム主体のメバリングをされる方がまだ多い中、阪神間でも人気のあるハードルアーであるコト、僕のメインフィールドであるというコト。
メバリングは近くで楽しめるのが売りの1つでもあると思うので、メバルがわりと活発な地域に遠征して数出すよりは、メバルのストック数が比較的少ないと思われる阪神間で一本ずつ出すというコトこそが読んで頂ける皆様にも有益に、参考になり得るんじゃないかなと考えておりました。そんな大風呂敷を広げながらも、シーズンとしてはかなり厳しい釣りになることは言うまでもないですが、がんばっていきたいと思います!笑
メバルをプラグで釣るコトを皆様はどう思ってるでしょう?
僕の釣り仲間なんかに今回のモニターの話をすると「この時期に、しかもプラグで!ワームならまだしも!」と言う人もいました。
時期に関しては僕も少々不安はありましたが、僕のメバリングの8割くらいはプラグです。
メバリングでワームを使うシーンもほぼほぼボトムワインドなどの縦の速い釣り、ターゲットに対して仕掛ける釣りとでも言いましょうか、そういう使い方が多く、時間を経るごとにアンダー1gでスローにワームをみせるといった釣りは特定の条件下以外どんどんやらなくなっていってます。
メバルプラッキング実釣 パイロットにnadarテリア → ボトムに的を絞りnadarハスキー
前置きが長くなりましたが、実釣に関して書いていきながら僕なりの考察を挟んでいきたいと思います。
まず夕マヅメには間に合わない感じだったので、潮で時間の目星をつけて、着いてすぐは「まあ釣れないだろうな」と思いながら、パイロットにはnadarテリアを選択しました。
活性の上がる時間にポイントに入れる場合はファットビーグルSFを選択したと思います。
大潮とは言え潮止まり時間にポイントに着きましたので、オールレンジを幅広く探れるテリアを最初に投入しました。
んー、やはりシブいしサブいw前年比でも今年の2月は水温が低いので普段潮止まりから潮がうごくまではボトムまで沈めて、カサゴや、タケノコメバル(ベッコウゾイ)などと遊んでもらうのですが、そのコ達も食ってこない。ルアーローテーションをかけまくり、もちろん表層中層でもアタリもなく、あたりをつけた時間になるまでボトムに的を絞り、新製品nadar初の大型犬、ハスキーでワインドダート。
ハスキーはテリアより中層~ボトムを釣れるプラグだと思うのですが、そういったプラグとしてはフォールが遅い印象です。ボトムでキビキビダートさせてゆっくりフォール。縦に早く動かしつつもネチネチ探れる。簡単に言えば重いジグヘッドと軽いジグヘッドのいいトコを取ったようなwこれが効くシーンは必ずありそう。ですが、今回はチカラ不足かやはり魚の元気がないのか出せませんでした(;o;)
メバルプラッキングはレンジローテが重要! プラグは「縦に揃える」のが理想的
切り替えてまたプラグローテをかけながら、あたりをつけた時間を待ちます。
その時間が訪れて、またテリアで探って20分くらいした頃、1キャスト中に豆アジよりずーっと小さいアタリが3度ほど。やはりこの時間かと、ニンマリしながら、ここで僕はもうテリアは投げませんw
アタリがあるのに何故テリアを投げないのか?というコトなんですが、まずバイトと言うには小さすぎると言うコト。コレはこの時期、低水温で体温が下がってしまってあまり活発に動けない魚がいわゆる「アミパターン」と呼ばれる流れてくるモノしか口に入れない時の特徴的なアタリだと思います。この場合、かるーいジグヘッドでワームを流してやって釣るのは僕的にはものすごく非効率に感じます。
それは何故か?それ自体を僕は間違った選択だとは思いませんが、コレは低活性の魚の条件に合わせにいってるから、結局軽いジグヘッドでも掛けられる確率自体がものすごく上がる訳ではないと思っています。
そしたらアタリのあったテリアでとなるわけですが、この日のこの時間の状況ではテリアにフッと触るようなアタリだったので、口を開けて食べにきていないんだと思います。コレはレンジがズレてると言うコトだと思います。
メバルのプラグを購入する際、nadarさんのプラグで例を挙げれば「前回ビーグルのSFで釣れたから、ほかのカラーを」と言うよりも「縦に揃える」と言うのが僕は理想的かなと思います。
「メバルは凪を釣れ」と言う言葉がありますが、コレは僕としては人間側の釣りのしやすさに起因した言葉では無いかと思っていて、意識するべきはレンジだと思います。
僕なりの阪神間の印象は上述したとおり、メバルのストックが少ない。その為か、特に冬の釣りは時合いが非常に短い気がします。ですからピンのレンジを見つけるコトはとても重要で、個人的にはカラーローテよりもレンジローテが重要だと思います。上から下までのレンジごとに今回ローテーションで活躍してくれたnadarさんのプラグを並べた写真をあげてますので、参考にして頂ければと思います。
メバルプラッキング実釣 nadarファットビーグルSS → nadarビーグルSS
実釣の話に戻りますが、ここからまずnadarファットビーグルSSでテリアを投げた辺りに大きくキャスト、ゆっくり遠くから引いてきてる途中、目の前すぐの場所に魚のシルエットが見え、遠投してたので、少しライトで照らしてやると、グレか何かが浮いていました。
コレを見た瞬間なにかピンときて、nadarビーグルSSにすぐ結び替え、流れの上から流速ででるスラッグを巻き取るイメージで流してくると、ゴゴンと1発!
ようやくでましたー^ – ^
サイズ自体は20前後のヤツでしたが、やる気のある個体がアタックしてきてくれて、ばら撒いた点が線で繋がった瞬間でとても気持ちよかったです!先程申し上げたアミパターンで全体的にシブい展開に合わせていくよりも、その中のやる気のあるヤツに照準を合わせ、確実に獲ると言うのが僕の冬のプラッキングでの釣り方です。冒頭あたりにお話したワームとかプラグとかのお話ですが、この時期だからこそより一層プラグだと言うのが僕なりの考えです。
やはりライトゲームは活性の高い時期に数釣るのが楽しい釣りだと僕は思います。しかしショアからのメバリングでは真夏の次のオフシーズンとも言える2月に1尾ずつ出すには自分なりのロジックに当てはめながら釣りをするコトになるので、とても嬉しい釣りになりますね。ロジックとか調子乗ったコト言ってますが、ただの想像でもイイと思うんですよwそうなった時の気持ち良さ、楽しさが、ハイシーズンには逆に味わえない感覚かなと思います^ ^
やはり時合いが短く、3尾ほど、同じレンジで食ってきてパタッと嘘みたいにアタリは止みました。切ないですが、冬の阪神メバリングとしては個人的にすごく満足できました^o^
メバルプラッキングのプラグはオールレンジ所有してからがスタートライン
うだうだと長い文章になってしまって申し訳ないですm(._.)m
最後に、今回魚を獲れたルアーは全てビーグルSSでした。だからと言ってnadarさんのルアーでビーグルSSだけが優秀であると言うコトでは無いです。
レンジ上からビーグルSF(ファット含む)、ビーグルSS(同じく)、全層スローに探れるテリア、中層からボトムでチカラを発揮する新製品ハスキー、全てをローテした上でビーグルSSが今回の釣りで独壇場となったというコトだと僕は思います。なので、全てのルアーによって今回の釣果が導き出されたというコトだと思います。
なので全てのルアーが活躍するシーンは確実に存在しますし、全てのルアーに僕はありがとうと言いたいです!ありがとうw
結局やたら長い文章でなにが言いたかったか一言にまとめますと、
「プラグはオールレンジ所有してからがスタートライン。やってやろーぜオイ??」ってコトですw
長文、駄文失礼致しました。皆様の釣りに少しでも役立つお話ができていたらと願うばかりです!
もういくつ寝るとハイシーズン^ ^そうなったらこっちのモノですw
厳しい真冬の時期に釣らない・釣れない前提でもデイゲームなどで各ルアーの動きや深度なんかを研究する時間に当ててもイイかもですね^ ^
そんな折にまさかのドンっ!てコトもあり得るのが釣りのロマンでもありますよね^o^
みんなでロマンを引き摺り出しましょう??
御精読ありがとうございましたm(__)m おーじ