寒い時こそエギングへ!アオリイカの付場を絞って狙い撃ち★【ジャイアン氏連載記事No.18】
エギングin四国西南部 梶原氏のアオリイカレポート連載No.18
みなさん、お世話になっております。高知の梶原です!
寒い中釣りされていますか?
エギングの最新釣果はカンパリでチェック!
さて、南国高知ですが2月に入り、最強寒波の影響で雪!雪!雪!!で大荒れの状況が続いており、なかなか思ったような釣行が出来ない日々が続いております。
荒天時でのエギング釣行のメリット=アオリイカの付場が絞りやすい♪
先日なんかは、防波堤に立っていると吹き飛ばされそうなほどの爆風の中、気合い入れてエギングしてました(笑)。
まぁ、こんな日は家でコタツに入りながら、甘いみかんでも食べていた方がマシなのかもしれませんが、ポジティブに考えると釣り場は貸切状態!
どこでもキャストできる状態です(笑)。
って、そんな冗談は差し置いて!貸切状態なのは事実なのですが、本当はもう1つポジティブ要因があるんです!
実は荒れている時の方が、アオリイカの付場が逆に絞りやすいといったメリットもあるんです!
みなさんも荒れた日にベイトが湾内に溜まっているところを見たことありませんか?
そうなんです!
アオリイカも同じで、荒れている時には沖の深場の安定しているところで静かに身を寄せ合っているか、湾内のウネリの影響を受けず、且つ、船を係留しているアンカーなどのストラクチャー回りで、身を寄せ合っていることも多いのです。また、安定しているところの方が捕食も容易ですしね。
風がある日の湾内エギング、水深があり安定しているミオ筋を狙う!
先日も雪が降り大荒れとなっている日に、普段仕事でお世話になっているドクターとエギングに行ってきました。
潮は中潮で引きのタイミングにフィールドへ到着。
立ち位置などは今までの連載でも書かせてもらったと思いますが、風を真正面に受けるか背中から受けるかのどちらかを選択することが基本。
それが実行できるポイントを選び、風を背から受けストレスなく釣りができる湾内からスタート!
しかし、ここでワンポイントアドバイス!
ただただ湾内に投げればいいという訳でもなく、その中でも1番安定しているポイントってみなさんどこでしょう?
そうです!船が通るミオ筋ですよね!
湾内でも水深が深い場所であり、何らかの変化があるため安定しているんです。
(初めてのポイントなんかでは、船がどこを通っているのかを観察すると分かりやすいですよ)
故に、ここへしっかりとエギを送り込めるように、風の向きと潮の流れをつかむことも大切となってきます。
そして、しっかりとエギを送り込むことが出来れば、結果は必ずついてきます!
この日も、エギをしっかりと送り込み、ショートピッチでクイックにエギを動かせ、ラインを張らず緩めずカーブフォールで誘ってやると、ラインが吹けるアタリが出て600gのアオリイカをキャッチ!
ここで、ドクターにも、「湾内の船と船の間にキャストし、中層付近でエギを長い時間みせてあげてください」なんてアドバイスをし釣ってもらっていると、「梶原さん、来ましたぁ~!」って、声がしたので振り返ってみると、満面の笑顔でこっちをむいている先生のロッドが弧を描いておりました。
先生も、本当に釣れるとは思っていなかったようで、めっちゃ嬉しかったみたいです♪
そんなこんなで、釣りがやりやすい湾内のみに狙いを定め、ランガンしながら活性の高い個体を拾いながら先生と合計6パイを釣ることに成功し大満足行く釣行となりました。
ただただ闇雲に投げるのではなく、狙い所をしっかりと絞り釣りすることができると、どれだけ荒れていてもきっと素敵な出会いが待っているはずですので、みなさん是非フィールドへ出かけてみましょう。
しかし、安全第一なので無理な釣行はせず、必ずライフジャケットは装着して釣行してください!
無事に帰ることが大切ですからね。
それでは、私もみなさんに負けないように釣りへ出かけてきます。
これからは、Bigサイズも出現してくると思いますので、また四国西南部のHOTな情報をお伝えしますね!
実釣で使用したエギングタックル
【 Tackle Data 】
●エギングロッド:エバーグリーン スキッドロウ インペリアル スラックマスター86L
●リール:DAIWA `17セオリー2508PE-DH
●エギ:ユニチカ エギエスツーβ 3.0号N&3.5号N
●PE:ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢ WH 0.5号
●リーダー:ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号