12月3日大きなウネリ
沖波止の赤灯台を回ったところで、ウネリを見て船を止めた。

「ここで、目線を越えるか…」

そんなウネリが、寄せてくる。

横山さん、蓑原さん、萬徳さんも、ウネリの高さに驚いている。

「沖は諦めます。内場に向かいますね」

北寄りの風が吹き寄せてくる中、船首を大島内場へと向けた。

内場に入ると、小さなベイトボールがポツポツと出てくる。

「この反応は、何だろう」

チョットした期待感を持って、竿を出してみることにした。

一流し毎にコースを替えて、探っていく。

流すコースをずらして行く度に、ベイト反応が出てくる。

最初にアタリを捕らえたのは、横山さん。

ガンゾウヒラメが、ヒットしてきた。

スロージギングで、海底付近を探っていく。

ガンゾウヒラメが、続けてヒットしてきた。

蓑原さんにも、アタリが来た。

竿先を叩いて上がってきたのは、イトヨリダイ。

内場の定番的魚の、ガンゾウヒラメもヒットしてきた。

萬徳さんに来たアタリは重量感があり、アワセの時点でラインが切れた。

「何で、ラインが切れるか…」

青物か、根魚か…と、色々な想像をする。

その後も、コースを替えながら流していく。

「ガンゾウ祭りになった」

横山さんの言葉に、笑いが起きる。

ポイントを変えようと水島に向かうが、ウネリの大きさに移動を諦める。

3瀬も波を被っている。

「ロックフィッシュをやってみますか」

蓑原さん、横山さん、萬徳さんが仕掛けを変更。

沖から回り込んで来るウネリに気を付けて、浅い岩場を攻めていく。

萬徳さんに、アタリが来た。

まずまずのアカハタが、ヒットしてきた。

ロックフィッシュに変わり、萬徳さんの調子が上がってきた。

良型のアカハタが、連発してきた。

釣り初めはアタリが来ても、アワセのタイミングが合わなかった。

しかし、一度タイミングが合い出すと、アタリが繋がり始めた。

このアカハタは、1キロを超していた。

キロを超すアカハタは、久し振りの釣果。

「ロックフィッシュは、楽しいです」

萬徳さんの笑顔が輝く。

横山さんも、足下狙いでアタリを捕らえている。

「アカハタ狙いは、面白いですね」

午前中の曇り空が晴れて、アカハタのアタリに笑顔が広がる。

ウネリが取れずに、沖に出るのは諦めた。

しかし、内場でのアタリが楽しめた。

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