10月26日父と娘と
今日も朝間詰めは、北西の風が吹いている。

潟からの白波が、沖に向かっている。

「手前で、風が止むまで待つかな」

そう考えて、浅場で船を止めた。

すると、魚探に大きなベイトボールが、映し出された。

「ここには、ベイト反応があります」

久家さんに、その事を伝える。

「ここで、竿を出してみましょう」と、なった。

娘さんの実桜菜さんも、竿だしの準備をする。

お父さんが、可愛い娘さんに鯛ラバの手解きをしている時、アタリが来た。

柔らかい竿が、大きく弧を描く。

竿を出して、一投目にアタリが来た。

「頑張って」と、久家さんがサポートする。

「カンパチです。ネリゴクラスですね」

嬉しい初釣果になった。

朝日の中に、笑顔が輝く。

次のアタリも、直ぐに来た。

ここでも、可愛い娘さんを、お父さんがサポート。

竿先を叩くようなアタリ。

上がってきたのは、ヘダイだった。

「これは、海に帰しましょう」と、久家さん。

今度は、久家さんにアタリが来た。

テンヤ仕掛けで、実桜菜さんに負けじと竿を操る。

上がって来たのは、キビレチヌだった。

これも、直ぐに海に返した。

朝間詰めは、浅場で次々とアタリが来る。

ベイト反応も形を変えながら、同じ様な場所に留まっている。

実桜菜さんに、今日一番の強いアタリが来た。

ドラッグ音がなって、ラインが引き出される。

「リールが巻けない」

小学生の力に余る、大物のようだ。

海中に、獲物の姿が見えてきた。

「オオモンハタですね」

2.2キロの大物、オオモンハタを釣り上げた。

その姿に実桜菜さんも、チョットビックリした模様。

「何か、怖いね」と、お父さんに手伝ってもらって、オオモンハタを掲げる

実桜菜さんの好調は、続く。

「何か来た」

竿期を叩く、真鯛のアタリ。

「真鯛だと良いね」

お父さんも、実桜菜さんのサポートに忙しい。

上がってきたのは、キロクラスの綺麗な真鯛。

「青い点々が綺麗だね」

実桜菜さんも、真鯛の体色の青い斑点が気になっている様子。

次々とアタリが来て、あっと言う間に時間が過ぎる。

干潮の潮止まりから、潮の動き出しをみて、ポイントを移動する。

「鯵を釣りましょうか」

ここでも最初のアタリは、実桜菜さんに来た。

良型の真鯵が、続けてヒットしてきた。

「私も鯵が釣りたいです」

久家さん、鯵狙いに切り替える。

直ぐに、真鯵のアタリが来た。

「型が良いですね」と、久家さんに笑顔が輝く。

暫くは、良型の真鯵が連発してきた。

鯵が大きくて、竿の曲がりも楽しそうだ。

針が外れて、逃げられる場面もある。

久家さんに、真鯵の強いアタリが続けてきている。

「これは、良いかもですよ」

鯵の強い引きを楽しみながら、巻き上げていく。

「ダブルですね」

お父さんの良型真鯵のダブルヒットに、実桜菜さんも嬉しそうだった。

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