7月30日朝間詰めと夕間詰め

朝間詰めに上る朝日は、いつも綺麗だ。

「朝は鯖が入れ食いになるかも」

「鯖の群に、大物が潜んでいるかも」

最近の海は、鯖の大群に占拠されているみたいだ。

早朝の一投目、湯淺さんにアタリが来る。

鯖が来なければ、真鰺がヒットしてくる。

河野さんにも、アタリが来た。

大きなカマスが上がってきた。

ここから、鯖が入れ食いになってくる。

早永さん、湯淺さん、河野さん、手嶋さんにダブル、トリプル掛けで鯖がヒットしてくる。

血抜き作業で、写真が撮れない。

ジグサビキの数ほど、鯖が掛かってくる。

暫くは、鯖のアタリを楽しんだが「もう良いかな」と、切り上げた…つもりだった。

ポイントを、深場に移動する。

この時点では、風も殆ど無く、潮も上り潮がゆっくりと流れていた。

手嶋さんにアタリが来る。

小さいタチウオが、掛かってくる。

直ぐに海に帰す。

手嶋さんに、強いアタリが来た。

「底で来ましたから、ニベかも知れません」

手嶋さんの予想がピシャリと当たる。

4キロ弱のニベが上がってきた。

このニベを追い掛けて、何かが水面まで上がってきたが…波紋が湧いただけで正体が見えなかった。

手嶋さんに、アタリが続く。

指3本クラスのタチウオ、レンコダイがヒットしてきた。

写真は撮っていないが、深場に来ても鯖のアタリは続く。

型が段々と良くなって、片手では掴みきれない鯖もいる。

鯖以外の釣果を求めて、ポイントを移動する。

湯淺さんにアタリが来た。

赤甘鯛がヒットしてきた。

湯淺さんにアタリが来た直後、手嶋さんに強烈なアタリが来た。

アタリと同時に、強烈な走り。

河野さん、早永さん、湯淺さんも竿を上げて、船で追い掛ける。

「どうですか」

「少しずつ上がってきます」

私たちの希望は「アラなら嬉しい」のだが…。

上がってきたのは、大きな尾長鮫だった。

尾鰭に掛かっていた針を外して、海に帰す。

「残念……」

気持ちを切り替えて、釣り再開。

早永さんにアタリが来た。

真鰺が上がってきた。

海上では、少しずつ南東の風が、吹き始めて来た。

午前の釣りは、ここで納竿となり、港に帰る。

午後からは、三木さん、坂口さんと交代して、夕間詰めに的を絞る。

早永さん、湯淺さん、手嶋さん、河野さんたちと交代して、三木さん達を乗せて船を出す。

港を出る頃には、南西の風が白波を立てていた。

風を正面から受けながら、ポイントを目指す。

大島の東側に出ると、風が強く波も立っている。

そんな中、竿を出すと直ぐに、鯖がヒットしてくる。

今日が釣りデビューの坂口さんにアタリが来た。

初釣りの最初の釣果は、鯖だった。

ここから、夕間詰めに向けて釣り開始。

三木さんにも、坂口さんにも鯖が連発。

直ぐに、二桁に乗った。

途中からは、釣れた鯖は海に帰した。

午後4時を回ると、釣果に変化が出始める。

「鯖とは違うアタリです」

三木さんが、強い引きを見せる獲物を掛けた。

42センチの良型の真鰺だ。

ポツポツだが、良型の真鰺が、ジグにヒットし始めた。

隣では、坂口さんに鯖が一投毎にヒットしている。

「鯖はいらない」

鯖の引きは、強くて楽しい。

終始笑顔で、鯖の引きを楽しんでいる。

三木さんに、強いアタリ。

ガンゾウヒラメが、上がってきた。

「こいつも良い引きしますよね」と、笑顔で話が弾む。

午後6時に納竿としたが、鯖と真鰺が楽しい夕間詰めだった。

#九州 #宮崎 #サバ #マダイ #ジギング