6月12日ロックフィッシュ

船の船首に立って、岩場に潜む根魚を狙う。

ロックフィッシュを楽しむ上で、釣りの約束事になっているのが、根掛かり。

大胆に攻めて、繊細に誘う。

この強弱のある攻めの釣りが、ロックフィッシュだと思う。

ダイレクトに、竿先にアタリが出る。

釣りの心躍る瞬間だろう。

ロックフィッシュのポイントを攻めようと、船を走らせる。

「あれ…ウネリがあるし、風が有る」

船を出している仲間に連絡すると「北風が強くなってきた」との事。

安全第一と考える。

沖に面したポイントを諦め、北風が少しでも避けられるポイントへと向かう。

水深10メートル以下の、浅い岩場に船を流す。

時に、船上から海底が、丸見えになってくる。

かめや釣り具宮崎(神宮)店の池之上さん、眞田さんがロックフィッシュを狙う。

釣り開始して、直ぐに池之上さんにアタリが来た。

狙いのアカハタだ。

眞田さんにも、アタリが来た。

アラカブが上がってきた。

強い北風に押され、船は浅場に入っていく。

所々に隠れている、海底の根に気を付ける。

水深が3メートルになったら、船を戻す。

岩場に潜む根魚をターゲットにしているだけに、根ずれ対策の一つとしてリーダーを太めのモノを使う。

それと、もう一つ大切なこと。

35センチ以下の根魚は、丁寧に針を外して放流する。

「将来に楽しみを継続するために」

池之上さん、眞田さんも35センチ以下は放流している。

アタリが出る岩場、なかなかアタリが出ない岩場を丁寧に探っていく。

池之上さんに、カンモンハタにアカハタが、連発してくる。

眞田さんに、アラカブと良型のアカハタがヒット。

ハタやアラカブがヒットしてくる中に、アタリと同時にリーダーを切っていく”大物”も居る。

池之上さん、眞田さんのリーダーが徐々に太くなっていく。

眞田さんに、本日最大のアカハタがヒットしてきた。

「キロありますね」

眞田さんの笑顔が輝く。

他のポイントを探るために、移動する。

池之上さんに、ブダイの仲間と思われる魚がヒット。

「ブダイの仲間ですけど、名前が出てきません」

魚図鑑で調べたが、ブダイのページが少なかった。

岩場の波が激しい中で、池之上さんが確実にアタリを捉える。

アカハタがヒットして来た。

眞田さんにカンモンハタ、池之上さんに大きなアラカブがヒット。

午前8時過ぎに釣り開始して、納竿まで色々なアタリが楽しめた。

ロックフィッシュのダイレクトのアタリ。

今回は北風の強風で、沖合の浅場を攻めることは、出来なかった。

ポイント寄っては、キロオーバーの根魚が、元気良くヒットしてくる。

ライトなタックルで、楽しめる釣りだ。

次の機会には、沖合の浅場を攻めてみたい。

楽しい根魚とのやり取りが、待っている気がする。

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