開進丸
５月２日令和最初の釣り
元号が平成から令和になって、最初の釣り。
平成最後の釣りも、ブリとニベで締めることが出来た。
令和最初の釣りも、ブリとニベで開くことが出来た。
「こんな嬉しいことはない」
本日、頑張って頂いたＢさん、石川さん、桑原さんに感謝の気持ちで一杯だ。
釣り初めて、最初のアタリは石川さんに来た。
良型のウッカリカサゴ。
「兎に角、一枚上がれば気持ちが落ち着く」
そんなゆっくりした気持ちで、釣りを開始した。
魚探で船が流れる方向を確認した後に、直ぐにポイントを移動する。
すると、魚探に凄いベイト反応が映し出された。
「何か来ました」
Ｂさんの声がした。
竿が、綺麗な弧を描いている。
上がってきたのは、８８センチのブリ。
「よっしゃ、良い釣果が出てきたぞ」
気持ちが高ぶってきた。
桑原さんにも、アタリが来た。
上がってきたのは、シーラだった。
「取り敢えずは、これで全員安打になりましたね」
後は、本命を狙って頑張るのみだ。
石川さんに、強いアタリが来た。
「ブリかな」
挽きの強さから、魚を想像する。
上がってきたのは、６７センチの真鯛だ。
「来ましたね。良い型の真鯛が嬉しいですね」
ここから、ブリやニベが連発する。
魚探には、良い感じのベイト反応が出ている。
ベイトの正体は、鯖子だった。
このベイトが、海底から浮き上がったり、蛇行したり、柱になったり、ボール状になったりと何かから逃げ回っている感じがする。
Ｂさんにアタリが来た。
９０センチの、丸々としたブリが上がってきた。
重々しいブリとのやり取りは、スリリングで楽しそうだ。
石川さんに、ブリと思われるアタリが来た。
９４センチのブリが、上がってきた。
アタリは、順調に出てくる。
Ｂさん、石川さん、桑原さんにトリプルヒットが来た。
令和最初のトリプルヒットだ。
ニベは１～３キロ、ブリは８８センチの良型だ。
Ｂさんにはブリがコンスタントにヒットしてくる。
９４センチの、太ったブリだ。
「力が強すぎる。腕が痛くなってきた」と、竿を持つ左でをさすっている。
石川さんに、大当たりが来た。
９０メートルの水深から、なかなか浮き上がってこない。
「ゆっくりで良いですよ」
鯛ラバの細い仕掛けにヒットしているだけに、やり取りはスリリングだ。
２０分を経過した頃「浮いてきました」
大きなブリが見える。
１０３センチの、大きなブリだ。
桑原さんにも、アタリが来た。
「ブリじゃないみたい」
上がってきたのは、３キロ超のニベだった。
この頃には、クーラーは満タンになっていた。
本日の締めも、Ｂさんにヒットしたブリだった。
９８センチの、見事なブリだ。
桑原さんは、根魚のウッカリカサゴで、締めになった。
今日は、途中上り潮が入ってきた。
その時に、最もアタリが集中したようだ。
最終的には、８８センチから１０３センチまで、ブリは８本を数えた。
帰りの船中は、楽しい笑顔が溢れていた。
