ななしさん

 5/31、近江今津の浜へコアユ釣りに行ってきました。今年はコアユの成長が遅れており、湖南エリア・湖東エリアともに型が異様に小さいのですが近江今津のゴロタ浜は型が良いです。午前5時からの約5時間で132尾、腹出し後の重量1154gで平均8.7gもあります。体長にすると平均10cmクラスで1割ほど塩焼きにできる13cmクラスが混じります。おそらく現状琵琶湖で一番大きいレベルでしょう。

 ただし、今津のアユは少々気難しいです。写真のように沖まで石底なのでアユは苔を食んでおり、ごらんの通り全身金色になっています。こういうアユは捕食スイッチが入るハリ=アタリ針がその日、その時間で変わりますので、それを見つけないと全然釣れません。

 この日は無風で湖面は鏡のよう、無数のコアユの波紋が見え時折ライズしていました。仕掛けを打ち込むとマキエラセンの周囲に無数のアユが群がるのは見えるのですが、定番のホワイトパールには食ってきませんでした。この日のアタリ針はオランダとオーロラ、仕掛けでハッキリ釣果が変わるので、色んな仕掛けを持っていって試す必要があります。仕掛け上げたら付いてたようなチビにウンザリしている、腕に覚えのある方は是非金のコアユに挑戦してみてください。