ななしさん

キスがまだ釣れているとの情報を得たので午後2時半から5時半頃まで水軒でキス釣りの釣行。釣り場に到着したときには晴れ間があったのですが、どんよりした雲が漂い、小雨も降る場面もありました。風はそこそこ強く吹いている場面が多かったです。釣り人は少なめで、サビキ釣りをされていました。

先ずはブラクリ仕掛けで足下を探りますが、反応無し。早々に見切りを付け、ちょい投げ仕掛けを準備。風が強かったので、天秤は7号を使用します。取り敢えず最初はあまり遠投せずに、ゆっくりとさびいて魚の活性がいかほどかを確認していきます。すると一投目から当たりがあり、不意をつかれ即合わせをしてしまい、ばらしました。もう一度同じポイントを引いてくると、またも当たりが!今度はしっかり待ち、合わせ。見事ヒットし上がってきたのは小さなキスでした。

12月にピンギスが釣れてくるとは!その後も、活性が高いらしく、2連で釣れてくることもありました。潮止まりのはずなのに…。この季節に数釣りが出来るとは、まだ秋の荒食いシーズンが終わってないのかも知れません。とは言え、10月のように力強い引ったくる当たりを出してくるわけではなく、さびいたときにピピピと反応があった後、待っても引き込まないのでこちらから引いてやるとヒットした…、というパターンが多かったです。さびくペースをゆっくりして、引く速度もゆっくりする、仕掛けはハリス0.8号に袖針5号と、繊細な仕掛けで丁寧な釣りを心掛けなくては当たりは極端に減りましたね。

暫くしてキスの反応が落ち着いた頃、引くともやりとした魚信。しっかり待って合わせるとずっしりした手応え。明らかにキスではない反応で、丁寧にやりとりしつつ何が掛かったのか推理します。最初はずっしりした反応からカレイではないかと期待、いや、だったらいいなという願望があったのですが、寄ってくるにつれて首を振るように。これはタイ系だなと思っていると案の定ヘダイでした。14センチ程がダブル、そりゃ重いわけだ。

その後、糸がフグや根掛かりのために切れたりし、ハリス0.8号のストックが切れてしまい、1号を使うことを余儀なくされました。そのためもあってか、当たりが遠退いてしまいます。潮が動いている時間帯のはずなのに…。しかもこの日は何故かフグが多く、さびくペースをゆっくりにしなければならなかったこともあり苦戦しました。沖目を狙うのを諦め、堤防際を丁寧に探っていくと、プルルと小さな当たり。しっかり待って引き上げると、タケノコメバルとハゼがダブルで付いていました。人生初のタケノコメバルは8.8センチとかなり小型でした。その後も堤防際でハゼを追加し、日がくれたため納竿しました。

12月にキス、いけるんですね。一発大物狙いの越冬キスは知っていましたが、この季節に数釣りが出来るとは!