エギングでランガン&深場中心のゲーム展開〜四国西南部エギング【ジャイアン氏連載記事No.08】
みなさん、こんにちは~。高知の梶原です♪
3月に入り、三寒四温を繰り返して少しずつですが、春の雰囲気も漂わせる時期になりましたね。
ただ、この3月中旬から4月の上旬にかけての四国西南部は、超~低活性な時期でもあります。
エギングで水温が不安定なこの時期は速いペースのランガン&深場中心のゲーム展開を
その理由は多々あるのでしょうが、私が思う1番の原因は水温の安定が全くしないこと!
水温変化に敏感なアオリイカたちですから、この三寒四温の時期がどうしてもデイでは釣り辛いのです・・・・・。
では、どのようにすればこの極寒期のシーズンでも釣果を出すことが出来るのか?
それは、潮がよく動いているDEEPゾーンを狙い、ランガンして効率よく活性の高い個体を釣っていくしかありません!
故に、私はこの時期は1箇所で粘らず、かなり早いペースでランガンして、深場を中心にゲーム展開をしていきます。
また、エギも大きく動かすことはせず、ボトム付近を中心にネチネチ動かす感じで、スローな釣りを心がけて実釣しております。
デカくなった個体は、生まれたての頃とは違い動きもスローになりますしね。だって人間も同じ状態ですもんね!
ってな感じで、極寒期の四国西南部ですが、フィールドに行かないと釣れるものも釣れませんので、エギングには休みの度行っておりました(笑)。
エギングで張らず緩めずのラインコントロールで小さな当たりを確実に取る!
この日も、なかなかアタリがない状態でしたが、ボトム付近に狙いを定めエギをスローに動かすことを意識して実釣開始。
エギは、愛用しているユニチカのエギエスツーβ 3.5号Nです。
スラックジャークでエギを跳ね上げては、張らず緩めずのフリーフォールでエギを落としていると、ラインに違和感が!
この時期のアタリは特に、モゾゥ~としたアタリが多いため、見逃している方も多くいると思います。
その様な方のためにポイントをお教えします!
このラインを張らず緩めずにするのがコツでして、張りすぎると移動距離が大きくなるし、緩めすぎると小さなアタリが取りにくくなりますので、ラインでアタリを取るのではなくて、アタリを作ることを意識してラインコントロールをして頂ければと思います。
簡単に言うと、アタリを分かり易くするために、自分なりにラインでC字などの形を作ること!
後は、その形を変えないように、ゆっくりとロッドを送ってやればOKですよ。
ぜひ試してみて下さい♪
結果、900gのアオリイカをGETすることにも成功しました。
エギングタックルで四国西南部はこの時期からでもライトロックゲームも楽しめます!
そして、この時期の釣行でのもう一つの楽しみですが、それはライトロックゲーム!
バックの中に、10~14g程度のジグヘッドと3~4inのシャッドテール系のワームを入れておけば、アオリイカが釣れない時に根魚で遊ぶことができます。
ハイシーズンは7~8月ではありますが、四国西南部は水温が他地域よりは高いので、この時期よりショアから十分に狙えます。
実際に、ここ最近の釣行でもタックルはエギングタックルそのままで、エギをジグヘッドに付け替えてロックゲームを楽しんでおりますよ。
では、どうやって狙うのか?
先ずはしっかりとボトムを取ります。
着底したと同時に、軽くショートピッチジャークをかけて、ジグをボトムから2~3㍍程跳ね上げてスローリトリーブ。
3~4㍍程巻いたところで、また着底をさせるといった感じを繰り返し誘っていきます。
すると、ガツンと喰ってきますので、ロッドを横に寝かせた状態でフッキングすると高確率でフッキングできます。
縦に合わせてしまうと、スッポ抜けることもありますのでご注意を。
このスローリトリーブパターンで、オオモンハタやガッシーを釣ることができます。
実釣で使用したエギングタックル
エギングロッド:エバーグリーン スキッドロウ インペリアル スラックマスター86L
リール:DAIWA `17セオリー2508PE-DH
エギ:ユニチカ エギエスツーβ 3.0号N&3.5号N
PE:ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢ WH 0.5号
リーダー:ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号
ジグヘッド:カルティバ 静ヘッド 10g~14g
ワーム:エコギア グラスミノー(L)各色