低活性時お助けルアー“メタルバイブ”【ふじ氏連載記事No.06】 | カンパリプラス

掲載日: 2015/11/03

低活性時お助けルアー“メタルバイブ”【ふじ氏連載記事No.06】

みなさんイカがお過ごしでしょうか?

とは言え、イカもそろそろDEEPに落ちちゃった感じですし・・・

めっきり涼しくなり・・・   ってか、寒くなってしまいました。(^^)

さて、ボクのホームでもある山陰海岸ジオパーク但馬の日本海は、これからの季節、北西の風が吹き荒れて凪ぐような日はマレで、なかなかボートで沖へ漕ぎ出せる日もほとんど無くなる悲しい現実です。

2馬力スモールボートなので無理も出来ないのですが、冬場の凪は希少なので、逃さず浮かびたいですね。

なぜなら、やっぱり水温の低下とともに脂の乗ってくる魚達を、美味しく頂きたい!

滅多に出られない海で思う存分鬱憤を晴らしたい!

と、なると・・・

何でもエエからボウズだけは避けたい!(笑)

コレが本音。

とにかく大きなジグなんかを振り回して強気な釣りを押し通すのもエエけど、まさかの魚っ気無い、低活性な時に【お助けマン的】なルアーを忍ばせておいて、何とか手ぶらで帰らないようにしましょう!(笑)

そのお助けマンルアーは・・・

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ベラも釣れちゃう【メタルバイブ】なんです!(^^)

とにかくご存知のあの振動が、猛烈にリアクションバイトを誘います。

基本的には何でも釣れちゃうので、潮の効いてるGOODなコンディションでは使わない方がいいかも知れませんね。(笑)

なので、海況良く、魚っ気ある時は別の強気な釣りで攻めてみて、潮効かず、リグが真下に落ちちゃうようなタフな時にお助けマンルアーとして、メタルバイブを投入してみましょう。

タックルはライトなセレクトで、ボクは、メタルスッテ用や、ティップラン用の繊細なティップのロッドにPE0.6、リーダーも2.0号程度で、ボトムまで落としてバイブレーションを感じる最低速度で一定に巻くだけ!

細い仕掛けでヤルのは、感度をなるべくあげたい為。水中の雑音を出来るだけ排除して、魚がまとわりつく感じや、ルアーの近くの水流の変化なんかを感じながら、『あっ!なんか変だぞ?』
とか、
『ん?バイブレーションが乱れたぞ?』だとかの、釣れるまでの時間を楽しみたいですからね~。

釣り方の、イメージとしては、タイラバの、ハードルアーバージョンだと思って頂けるとわかりやすいでしょうか?(笑)

水深50メートルくらいまでなら1oz(28g)ほどのウエイトでなんとかなりますが、潮が効くと底取り不能になるので使えないかも知れませんね。(笑)

なので、ボトムが取れる様な状況を判断して投入を考えた方が良さそうですね。(^^)

トリプルフックが剥き出しなので、ほぼほぼバイト=フックアップなので、ゴゴゴっ!と感じてティップに重みを充分感じてからしっかりとアワセを入れてやりましょう。

水深50メートル付近のアイドル

レンコダイなんかも、良く遊んでくれます。

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はたまた、冬枯れのアコウや・・・

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枯れ落ちのマハタや・・・

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巨大なくせに、重くて引かないアオハタとかも・・・

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落として巻くだけで釣れちゃうんです。(^^)v

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ね、デカイっしょ?(笑)

・・・と思ったら、チャリコまで(^^)

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チャリコも釣れるんで・・・
夏の釣果ですが、そこそこサイズの真鯛も・・・

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ね。(笑)

と、まあ、何でも釣れちゃうと言っても過言じゃ無い釣れっぷり。

特に冬場は、ポッテリと肥えたパワーのある青モンなんかも掛かっちゃう事も想定して、太軸のトレブルフックに交換しておくのもいいですね。

さてさて、木枯し吹く辛い季節ですが、防寒対策と海況判断しっかりして貴重な凪ぎの海で安全第一で楽しみましょう!

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見た目は相~当~怪しいですが楽しんでます。(^^)

海の上は、マジ寒いですから風邪など召されませんように・・・

(笑)

フィッシングショー2021