はじめまして!
今回よりソルトボートジャパンに連載させて頂く事になりました、【ふじ】です。
よろしくお願いします。
ん?
・・・誰だあ?
と、思った方も多いと思います。
そりゃ当然です。(笑)
知る人ぞ知る、知らん人ぞ知らんズブのシロートなので、先ずは、自己紹介からさせて頂きますね。m(_ _)m
兵庫県北部の名湯 城崎温泉で暮らし温泉街の真ん中で【炭火串焼 ふじ】と言う、串焼屋を経営してます。
本名は、【藤田 透(ふじたとおる)】と申します。
山陰海岸日本海に近い事から、物心ついた頃から釣りはもちろん、サーフィンや素潜りなどなど、潮漬けの人生も、早いもので、次の誕生日で50年を迎えようとしています。
釣りは、5歳の頃に釣り堀で釣ったニジマスの命懸けの抵抗をレンタルの延べ竿を通して指先に感じてから釣りが病み付きになり、それからサビキ、投げ釣り、エビ撒き、そして渓流、ヘラブナ、ルアーでのニジマス、そしてブラックバスからソルトルアー、ショアからのエギング、ロックフィッシュ、メバル、アジなどいろんな釣りを経て、現在に至ります。
ざっと45年ほど?(笑)
で、近年はソルトウォータールアーばっかり。
10年ほど前から、スモールボートでの釣りにドップリとハマり、【2馬力免許不要艇】の可能性を追求すべく、自営業の自由さをフル活用!
寝る間も惜しんで早朝から午前中は、釣りばっかりしています。
お、言ってもシルバー世代の朝のウォーキング感覚なので、ガツガツしないユル〜い感じで釣りしてますけどね。(笑)
おっと!勘違いは困りますよ。
午後から深夜までは、串焼屋の大将として、仕込み、調理、接客の仕事に追われる毎日です。
平均睡眠時間4時間ほどと寝る時間を割いて釣りに行ってるだけですのでお間違い無く。(^^)
念を押しますけど・・・
仕事はちゃんとしています。(笑)
釣行記などを綴った
アメブロはこちらから
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こんな感じのおっさんですがよろしくお願いしますm(_ _)m
前置きが長くなり過ぎましたが、
今回、ご縁がありまして連載記事を書かせて頂く事になりました。
連載第1回目は、流行りの、【スロージギング】の魅力と基本パターンについて書きます。
ボクの場合は、スモールボート。
スモールボートの中でも、2馬力免許不要艇で、主に水深60メートルよりも浅い所をメインに狙う釣りをしています。
免許不要艇の詳しい説明は、今更ここではしませんが、興味のある方は、ググッとググって下さいね。m(_ _)m
ボクは、1年を通して基本的にオフシーズンはありません。
当然ながら、真冬の日本海は荒れて荒れてスモールボートで釣りに出れる様な日は、ほとんどありませんが、そこは海の近くの自営業の強み!チャンス逃さず、季節に応じて季節の魚や烏賊類を狙います。(笑)
で、ようやく春めいて穏やかな今の季節にタイムリーな対象魚としては、青モンと呼ばれるハマチやマルゴ(メジロ)やブリやヒラマサや、乗っ込みの真鯛 (桜鯛) はたまた根魚の類も狙えます。
春に接岸するアオリイカなんかも面白いですね。(笑)
中でも、春の青モン。
この時期、水温が上昇してくると一気に活性も上がりルアーへの反応も良くなってかなり楽しませてくれるんです。
ボイルやナブラもそこら中で起き出すのも今の季節からですね。
ブログを読んで頂けたらわかりますが、ボクは、スロージギングをメインにやってます。スロージギングをはじめてから約200釣行ほど?になりますが、その威力と操作感の楽しさの魅力にドップリです。まだまだ新しい発見もありますが、ボクなりの攻め方?狙い方?が参考になれば・・・(^^)
と、今回の連載ではボク的スロジギを少し紹介しますね。(^^)
先ずは、ロッド。
最近は各メーカーさんからスロージギングに特化した専用ロッドが販売されてます。
好みはそれぞれですがスモールボートで使う場合、魚とのファイトが座ったままでのやり取りになります。
ジグを飛ばすために反発力を極限まで突き詰めてパツンパツンの、魚を掛けてから曲げられないロッドもあるのでご注意を!
スモボ(スモールボート)でのファイトは座ったままなのでロッドを水面に差し込むように構えて綱引きのようにリールで引っ張りあげて来るような動作はキケン・・・てか、不可能ですので、ロッド選びの際は曲げてファイト出来るモノを選ぶ事をお勧めします。(笑)
リールは何でもいいですが、出来るならハンドル一回で1メートルほど巻けるハイギヤのパワーのあるモノがお勧めですね。ワンピッチ(ハンドル一回転)で1メートル・・・底から10メートルなら10回!と計算もしやすいのでストレスフリーで釣りに集中出来ます。(笑)
次に、
ジグの選択ですが、水深m x2gを基準にして潮や流れの影響をプラスマイナスします。
例えば、水深40メートルなら80gからスタート。
潮が効いていたり風の影響で速く流れる時には100gにしたり120gにしたりします。
逆に、潮効かず、風も無くジグが真下に入って行くような状況の時はどんどん軽くすればイイでしょう。
真下のジグを真上に上げても釣れませんからね。(笑)
軽くする事によってシルエットも波動も小さくなるので、潮の効かない状態でも比較的いろんな魚が遊んでくれるようになります。
PEラインは対象魚にもよりますけど出来るだけ細い方が楽しいです。
潮流の変化、ジグの潮噛み、水流の乱れ、フックがジグにアタル感じ、魚の気配からのバイト、フッキングからファイトに至るまではもちろん、細いラインを使う事で、水中で起こっている事が、手に取るように解るようになります。つまり【釣れるまでの時間】が、恐ろしく楽しくなりますよ。(笑)
釣れない時間がほとんどを占めるこの遊び。細いラインを使って釣れるまでの時間を楽しみましょう。
【細いラインだと大物掛けたら切れちゃうやん!】
と、ご心配のアナタ!
ドラグを駆使して楽しみましょう。(^^)
大丈夫です!
実際にメーターオーバーのブリでも時間掛けたら余裕〜で獲れますよ。(笑)
画像のブリで、約15分間のファイト!
細いPEゆえの、緩めのドラグ設定なので、一気に40メートル出され焦ったり・・・(笑)
ライン出されては寄せ、寄せてはまた出され・・・
この時間がたまらんのです。(^^)v
ボクは、釣行回数が多いので、ラインの傷みが激しいので8本撚りの1.5号を使ってます。
本当は1.2号を使いたい所ですけど、財布に厳しくて・・・(^^)
リーダーは歯モノの魚が多い時はフロロカーボンの25lb約7号を、歯モノの少ない時には20lb約5号を使ってます。
フックは前後なるべく同じサイズの物を2本づつ合計4本。理由はセンターバランスのジグのバランスを壊したくないから。
ヒラヒラする滞空時間を【喰わせの間】として長く取りたいからです。(^^)
ボートが少し流れて、ポイントが自動的に移動してくれるような状況が、広く探れて楽でイイですね〜。
どんどん流されてラインが斜めになり過ぎると根掛かりが極端に増加するのでジグの重さで調節する感じですね。(^^)
そして、次に底まで落とします。
が!
スロージグの場合、ゆっくりヒラヒラフォールする形状の物がほとんどで横移動しながらフォールしてはヒラヒラ・・・逆向きに横移動しながらフォールしてはヒラヒラを繰り返して沈んで行きます。
だんだんとラインが馴染んで速くなってそのうち真っ直ぐ沈んで行きますが、最初のうちは、まるで樹木から落ちる枯れ葉の如くボトムタッチまで時間がかかりますね。(汗)
この時もバイトがあるんで集中しとかないと、ラインが止まったり、フケたり、引ったくられて慌てるのでご注意を。(笑)
そして、ようやくボトムタッチしたら、誘いますが・・・
誘い方は・・・
自由です!((爆))
自由ですが・・・
慣れるまではリールのハンドルを1回転(ワンピッチ)してロッドを立ててジグを弾き飛ばすイメージで、すかさずロッドを水平に戻す。
リールのハンドルを1回転してロッドを立ててすかさずロッドを水平に戻す。
を繰り返して水深の3分の1くらいまで誘い上げます。
水深が深くなればなるほど、ラインが水や潮の影響を受けるので、ジグを弾いて横を向けるのが大変になりますので、その辺を、意識してジグ操作するとエエと思います。
目安としては、滞空時間。
ロッドをシャクるたびに忙しくストーンストーンとジグの重みを感じるならジグは縦のままで上下動してるだけなんで、なかなか魚は反応しにくいですね。
ロッドとリールの操作のイメージでは・・・
1.リール巻く
(ぐりっ)
2.ロッドのティップが入って、戻る時に
少しシャクリあげて、ロッドの反発で(ぽーん) これでジグが横を向くと・・・
3.ヒラヒラとフォール
4.ジグの重みがティップにかかる
5.そのリズムに合わせてリールを(ぐりっ)
2.〜5.の繰り返し。
と、こんな感じですね。
あくまでボク的の基本パターンですけどね。
ほとんどの場合、弾き飛ばした後の一瞬のステイかフォールで喰って来ます。
引ったくったり食い上げたり咥えたままじっと動かなかったりと、アタリの出方は様々。違和感があったらしっかりとフッキングしてやりましょう!
・・・と、ボク的スロージギングはこんな感じです。
興味のある方は、とりあえず試してみて下さい。
これからの季節、いろんな魚たちが遊んでくれる事でしょう。(笑)