イカナゴをメインベイトとしている魚とは??【高田玲欧氏連載記事No.12】 | カンパリプラス

掲載日: 2013/03/12

イカナゴをメインベイトとしている魚とは??【高田玲欧氏連載記事No.12】

3月です!

待ちに待った春が来ましたね!

ポカポカ陽気に誘われて、釣りに出かける日も増えていくハズです!

冬眠していた皆様!そろそろですよ~

そして花粉症の時期が来ましたね!

俺は、ほぼ毎日のように海にいるので辛い日々です!

風の強い日は完全に死んでます!(笑)

今年も花粉の飛散量が多いらしいですね!

って、毎年言うてるやないかい!最近増えるだけやないかい!普通はないんかい!

って、ツッこんでいるのは俺だけでしょうか?

どうでもいい話ですみませんでした!(笑)

さてさて…

春になると神明エリアは漁船で賑わいます。

毎年この賑わいが春を呼んで来てくれます。

垂水で育った人間としては、春の風物詩って感じですね。

その春の風物詩の画です!

イカナゴ漁♪

神明エリアの海はイカナゴ漁の漁船だらけになります。

そして、あのクギ煮の甘い香りが垂水の海に漂います。

で、このイカナゴ漁の漁獲量は、これからのシーズンで重要なカギとなります。

ということで、イカナゴについて少し勉強しましょう!

この時期になると、関西エリアや瀬戸内エリアではイカナゴが回遊しますよね。

これってどこからともなく回遊して来る魚ではないんです。

イカナゴはそこにずっと居るんです!

夏場は砂地で砂に潜って夏眠していて、冬から夏にかけて回遊する珍しい習性を持っている魚なんです。

そして、水温が15度以上になると夏眠するらしいです。

昔、関東地方在住の友人がこんなことを言ってました。

「関西に居るイカナゴってどんな魚なん?」

おいおい!知っとけよ!って思いましたが、これは当然の話なんです。

回遊してくる訳でもなく、その場所に居るので居ない場所には居ないのです。

関西ローカルベイトのイカナゴ!

そして、今からの時期はこのイカナゴをメインベイトとしている魚を狙いましょう!

その魚とは、皆様ご存知の…

メバル♪

この時期のメバルはイカナゴの回遊で釣果が左右します!

メバルはこのイカナゴが大好物なんです!

このイカナゴを発見すると、好釣果に結びつくことが多いです。

しかしながら、イカナゴの動きを把握することはかなり難しいです。

が!イカナゴの1日の動きを見ると…

日中は回遊し、夜は…   夜は寝てるんです!

夜は布団に入って寝てるんです!(笑)

この布団が重要なんです!

布団とは、砂!

浅場の砂に潜って就寝するんです!

ということは、夜は砂地絡みの場所がアツいということです。

メバルはイカナゴの寝込みを襲う可能性が高いんです!(笑)

日中でも普通に泳いでることがありますので、そういう場所はとりあえずチェック!

ということで、春はイカナゴ!

間違いないです!

フィッシングショー2021